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お葬式と手続き…詳しくなりたくない話

昔から、先に生まれたものが先に逝く事が世の摂理。

早くに亡くなった母などは、祖母より先立ったため、親不孝なんて言われてしまいました。病気なんだから仕様がないのに。

殆どのケースが親よりは祖父母が早くに旅立たれると思われます。

そこで起こるのがまたお金。

まず、亡くなると連絡するのが近所の方々と葬儀屋。

因みにその土地でやり方は異なると思いますので、この場合は私の実家のやり方です。ご参考までに。

まずは病院で、死亡届を頂きます。後日病院への支払いも忘れずに。

死亡届に限らないですが、こういった書類は必ずコピーをとっておくと保険の申請なども楽だったりします。

銀行は死亡がわかった時点で故人の口座が凍結されます。その辺は次の話に。

役場へ死亡届を提出し、火葬場の使用許可をもらいます。

ついでに健康保険から幾らかお金が貰えますので、申請書類ももらっておいて損はないです。忘れずに貰ってください。

そして火葬代や火葬を待つ時間の飲食、部屋の使用代などもかかります。人数や使用する部屋の大きさなどで値段は変わります。

葬儀屋でしてくれる場合と、自分でしなければならない場合があります。

土葬は違法になりますので、罰金と前科が増えます。

そして通夜と葬式の折衷です。御棺のグレードが上がると一気にお値段のグレードも上がりますね。基本的に桐の御棺ですが、グレードが上がると装飾が凝っていたりします。焼いてしまうと違いがわかりませんが。そこから、通夜振る舞いの食事の内容から祭壇のグレードから何から何まで決めます。拘ると総額が跳ね上がりますので、余裕のある方はそれもありだと思いますが、我が家のような経済底辺は泣く泣く諦めました。その代わりさくさく決まりましたが。

知人だけでなく檀家になっているお寺にも連絡して、葬式の日時などをお願いします。その時にお布施の総額(こちらでは初七日も一緒です)を聞いて、封筒に用意しておきます。

そうそう、お坊様の読経後にお布施をお渡ししますが、お坊様の分のお食事も用意しておきます。お食事をいらない時は五千円くらいをお食事代として別に渡します。

お布施は戒名代、位牌代と拝み代その他、グレードとそのお寺によってかなり異なります。檀家になる時に気をつけてください。

近所の方々(隣組)も御香典をくださるのですが、お通夜、お葬式のお手伝いなどもしてくださったりします。そのため、通夜振る舞いの時も席を作ったりします。

ここまで家族と少しの知人規模の葬儀でも三桁万円くらいですね。

有難い事に沢山弔問の方が来ていただいて、お返しを急遽追加で用意したりしましたので、我が家はもっとかかりましたが。

ウチは数年内に祖父母もなので三回出しました。葬式貧乏ですよ。その後も四十九日、納骨、初彼岸、新盆、一回忌、三回忌、七回忌...と出費が続く訳ですね。身上が傾くどころか、自己破産でもいいくらいです。

その都度お寺やら親戚に連絡を取り、食事の手配をし、お布施を渡し…。

あ、仏壇代や墓代、刻銘代とかは別ですよ。

五十回忌まであるそうですが、墓参りで終わりにしちゃダメですかね?

一通り終わるまで、しみじみ悲しんでいる時間がなく、忙し過ぎて記憶も途切れ途切れです。

親戚が余計なトラブルばかり起こしてくれた所為もありますが。

葬式貯金とか、終活とかありますので、なるべくトラブルやお金の心配がないようにしたいですね。

三回したら、やっと喪主側の要領が掴めて来ました。とても掴みたくないです。

私の時は焼いたら裏の畑で蒔いて、ポチが来たら吠えてもらいたいです。大判小判はないですが。

でも、灰を蒔くだけでもお金を取られる上に、埋葬許可証ないと捕まります。

そこも金取るのか!

死ぬに死ねないなあ。

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