デート代…一番安くて楽しいのは二次元嫁との妄想デートな話。
友達の男性で、学生時代キチンと三次元の女性に告白されてOKをしてお付き合いをしているのに、一回もデートもせずに手も握らずに一ヶ月で女性から振られた人が居ます。
余りに徹底して二人で会ったりしなかったので尋ねてみたら、彼女が学校の周りにバレるのを嫌がって(恥ずかしかったみたいです)、学校内では会話は最低限の挨拶のみ、街中で会っているのも学校の人に見られたらまずいので一切一緒に外出せず、電話は家族にバレるので無し。
彼からしたら彼女を慮っての状況らしいのですが、普通の友達以下ですよ、それ。
クラスメイトよりも遠い存在の彼氏って、それは幾らなんでも頑張って告白までした彼女が可哀想だろうと言ったら、彼女の希望を叶えているのに、何故振られるのか解らないと彼は言っておりました。
そうか、解らないか…。
お互いがお互いの為にお金や時間を可能な限り使える、また使いたいと思う関係の一つが彼氏彼女ではないかと思うのは、私だけでしょうか。
この『可能な限り』と言うのが難しい所ですが。
この価値観が近い人同士なら上手く行くんですよ。趣味が同じとかだと、この時間とお金を使うバランスなどの価値観が似易いのだと思われます。
だから趣味が会う人とは長く続いたりし易いですよね。
ところが、自分にお金より時間をたくさん使って欲しい人と、時間よりお金を貢いで欲しい人ではなかなか上手くいきません。
冒頭の友達は両方とも使っていませんので論外です。
私も両方とも使わないタイプなので、彼の事を非難できませんが。
そんな貴方には二次元嫁、若しくは脳内嫁と旅行番組を見ながらの妄想デートをオススメします。全くお金も手間もかからない上に、イベントごとも参加した気分になれる優れものです。
立体になると途端に面倒くさい事が多くなりますからね。
お互いに三次元だと、イビキも寝っ屁もオヤジくしゃみも足の臭さも飛び出す鼻毛もなかなか気を使います。
彼女に「鼻毛、出てるよ。」とか、付き合いの浅い内なんて言えますか!?いや、言えません(反語)。
さて、それでも我々は三次元の生物です。この世界でカレカノなんて存在が出来る事も、奇跡の体験談としてできるかもしれません。
そして、デート。
私がマグレでおつきあいしていた時に、一年間で二人で会ったりした時にかかった費用などの話でもしてみます。
ただし、繰り返しますが、この話題はかなり人により価値観が事なりますので、あくまでも一つの例として見てください。
まず、一番最初のデート。映画でした。レイトショーとその前のご飯、イタリアンのパスタ×2も含め、全額男性持ちでした。
女性側も出すとは言ってお金をだしたんですが。
そこでスマートな男性は、
「じゃあ、次に奢ってよ」と言って次の約束を取り付ける様です。女性に出させる時は、やや金額を低めに出させるのがコツだとか。
その次に、「じゃあ次はまた僕が…」と少し高めで奢ってを繰り返すと親密度が上がり易いと、知合いは言っておりました。
レベル高ぇ。真似出来ん。
どんだけコミュニケーション能力高いんだ。
合コンも向こうから避けて通る私には、次に会う約束をしただけで面倒くささで胃が痛くなるようです。
次の約束は医者の待合室だな。内科?胃腸科?いや、整形外科(ぎっくり腰)で。
医者と言えば、歯医者で胸を顔にくっつけてくれる歯科助手のお姉さんは伝説のみかと諦めていたら、友達が行った歯医者であったらしいです。
鼻の下が3mくらいに伸びながら話してくれました。うらやまけしからん。
次に行ったら、助手さんが男の人になっていて、胸を押し付けられてすごく切なかったそうです。ざまあみろ。
すみません、話が逸れました。
デート代ですね。
頻度は一週間に1〜2回の食事、1〜2週間に一回のデートです。
食事は大体が1人千円以下。ドリンクバーがあれば利用しますが、水で済むなら余分には頼みません。お互いに好きなので、ラーメン屋などの麺類が多かったです。
たまに焼肉ですが、クッパなどを頼んだ他に肉類を数種類なので、2人でいっても三千円くらいですかね。
基本は回数が多いので割り勘でした。奢ったり奢られたりもありますが。
共に感性が男性な二人でしたので、細かくは気にしないでクーポン使いまくり、お互いの頼んだ品を半分ずつ食べたり、以前書いたようにスーパーの売れ残り半額弁当を買って車の中で食べたり。
高級そうなお店は、前を通ってもスルーです。駅前の美容院のチラシ配り並に見事なスルーです。
東京に一泊二日で遊びに行って、そのうち三食以上ラーメンの時もありました。美味しかったです。
申し訳ないです。参考にならなくて。
東京に遊びに行っても、ト◯タやらホ◯ダやらのショールーム行って無料で見学して来たり、消防署の災害体験などにタダで参加してみたり、工場見学に格安で潜入してみたり。
いろいろお金をかけずに行ける場所がありますよ。都内は一日JRの乗り放題切符も売っていますから、やや遠くても格安の駐車場に車を停めて、電車で移動の方が安上がりだったりします。
ホテルも、ラブホテルで激戦区の所は2人で泊まっても一万円しなかったりするので、便利な様です。
女同士で行った友達もいたなあ。
日焼けマシーンがある所で、一緒に連れていかれたらしいです。日サロに行くより安いからって。
二時間立って、こんがり焼けた友達が全身を包むカプセル状の機械から出て来た時はちょっと怖かったと話していました。
はい、話を戻します。度々すみません。
えーと、あとは各記念日やプレゼントですが、余り気にした事がなくて、参考にならないかもです。申し訳ない。
記念日的なのは、誕生日くらいですね。
これもご飯を奢って、遊びに行って、ちょうど良いものや欲しいものがあればプレゼントし、特になければ欲しいものが見つかった時にと言う事になっていました。
クリスマスもかな。
プレゼントの中身は、車のレーダー、エアクリーナー、燃費計、パソコン、時計、携帯など。平均数万円ですかね。
なんか車関係多いです。
普段から一緒に買い物に行って、お互いの欲しいものがあれば、(ほとんどカップラーメンやお菓子などですが)買ったりはあります。お金を出すのはその時によってです。
その他、バレンタインはアルフォートのお得用パックを幾つか、ホワイトデーは特になし。
特に不満はないですから、価値観は合っているのだと思います。
しかし、貧乏性な私達でさえ、この内容でも月に平均3〜4万くらいが無くなります。
移動は田舎なので車ですから、その燃費なども入れると、月に5万ぐらい、年間60万円ほどがお付き合いにかかるわけです。
相手方も合わせて120万円ですね。
自分の年収が……はい。考えるのを止めましょう。
まだ金額としてはかなり安い方だと思いますが。
まあ、それよりも一緒に居て楽しいとか、癒されるとかの付加価値はプライスレスです。
カード持っていないですけど。
買えるものは現金で。
現金もないけど。