理由
拓弥と他の六人にはいろいろなものが配られた。
ヘイリーはB5サイズの紙を最初に配った。
「この紙をよく読んで!」
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《新たなエクソシスト 君星拓弥 様》
こんにちは。私たちエクソシストは、極秘任務として、魔のモンスターを倒して
います。しかし近年、魔のモンスターの中で最も強いモンスターが現れたとの情
報が入りました。今のエクソシストは、自分にあった武器が、その魔のモンスタ
ーに戦える武器ではないのです。では、最新の武器は?と考えるでしょう。いい
え。それは無理です。新しく、強い武器を使うには、エクソシストのレベルを上
げないといけません。レベルをあげるには、3つの方法があります。
1、厳しい訓練に耐える。
2、とても強いモンスターと戦う。
3、体を改造する。
この3つです。どれもぞっとしますよね。レベルを上げるには相当時間と体力が
必要です。そこで、人類史上最強のメモス族の血を引くエクソシストに、魔のモ
ンスターを封印してもらいたいのです。メモス族は、体力・魔力・復活力がどれ
も抜群にあり、そして、エクソシストを次々と出してきた部族なんです。・・・
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