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子供達と神々の神楽 ~月の章~  作者: 東 蒼汰
月幕終演 夢幻の天叢雲 埜依丸
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鏡の臣器

  ドガシャン


 たい耀ようめいれいで、ホウオウマルりがリュウジャマルおそうが、リュウジャマルりをそのままめた。


「やっぱり、ホウオウマルじゃパワーがりないか」


 ほくと、そうつぶやいたたい耀ようとにかって、ようつうしんのうしにう。


「おまえおれリュウジャマルなめんな!」


 そうったようが、ロウオウマルこんかたなごとばそうとしたので、ほくこんかたなしょうめつさせ、たい耀ようホウオウマルをそのから退たいさせる。

 ホウオウマルリュウジャマルじょうくうから退たいわるとどうに、いままでだまっていたちょうが、マルリュウジャマルじょうどうさせ、マルめいれいする。


マルホウオウマルのさっきのこうげきをマネて。フォールダウンキック!」


  ドガシャン


「うわっ!」


 ほくたい耀ようしきしゅうちゅうしていたようは、かぜおとって、つうしんのうからながれるちょうようこえをキチンとかくにんしておらず、さきほどちょうこえちょうこうどうき、いそいでマル姿すがたかくにんしようとするようだか、そのまえりをけてリュウジャマルはよろめき、こうげきしょうげきけたようめいげた。


 ようようつうしんようかがみかくにんしたちょうは、あんになってつうしんようかがみしに、ようもうわけなさそうにあやまる。


「ゴメン、だいじょう?」

れんしゅうなんだからにすんな」


 ようつうしんようかがみしにそうってくると、こんたい耀ようつうしんようかがみしに、ちょうもんう。


「おいちょうひとわざをマネするんじゃない!」


 すこげんそうなたい耀ように、マルホウオウマルちかくにどうさせたあとちょうつうしんようかがみしにたい耀ようにもあやまる。


「ゴメンたい耀ようくん今日きょうはじめて臣器おみき使つかったから、ほうほうおもかなくって……」

ちょうちゃん。もしかして、臣器おみき使つかったのこれがはじめて?」


 ほくつうしんようかがみしに、すこおどろいてちょうにそうくと、ちょうくびよこへんかえす。


あさ、みんなにったあとれんしゅうはしたよ」

「おい、なおしのムダばなしはわりだ。くぞおまえたち!」


 つうしんのうしにようはそうって、リュウジャマルホウオウマルマルちかいてた。

 しかしリュウジャマルホウオウマルマルあいだに、ロウオウマルつくったきょだいきんぞくかべとつぜんあらわれる。

 ようリュウジャマルどうそくをゆっくりにして、りんてんかぜ尻尾しっぽのへあつめ、かぜやいばつくるとそのやいばで、まえきんぞくかべまことよこぐ。


  ブオン

   ッカシャン


 するとリュウジャマルにより、じょうけられたきんぞくかべじょうが、おとてずりはじめた。


  スーゥ


 何処どこからか、ずりちるおととはべつきんぞくおんがする。


  ガコン

   ガコン

    ガコン


 それとどうに、ようからえるリュウジャマルかいすこくらり、それにいたようじょうかくにんすると、ロウオウマルリュウジャマルかってていた。


(!)


 おどろいたようは、しきリュウジャマルをそのからすうメートル退かせ、くうちゅううごきのれないロウオウマルかぜやいばたたけた。


  ブオン

   ガシャン


「うわっぁぁぁぁ!」


 ほくめいともに、ロウオウマルはそのまま、ずりちているきんぞくかべめんちるのとほぼどうに、めんたたけられる。


  ドガシャン


「あっぶねぇ…… おいほくだいじょうか!」


 ようほくしんぱいし、つうしんのうしにほくにそううと、ほくすこしのちんもくのちへんかえす。


「……なんとかだいじょう


 そのことあとりゅうじゃまるたちようていたスセリが、ほくねんう。


(「ほくしっかくね。しかったけど、貴方あなたにしたらおもったせんぽうったわね」)

(「……のせいだよ」)


 ねんでそうへんをしたほくは、ちょうにそのことらせることふくめ、つうしんようかがみしに、ちをこえにしてす。


「ボクはしっかくだって。もうすこしだったのに、ざんねんだなぁ……」

ほくはもうすこはなれてろ。これでのこりはくぞ!」


 つうしんのうしにそうって、ロウオウマルリュウジャマルからとおざかるのをかくにんしたようは、りんてんかぜやいばからぼうへきへともどした。


ぼくも、あんなことたらいいんだけど……」


 ちょうがそうつぶやくと、ときねんこたえる。


(「るわよ、ぶんたモノにかぎるけど」)

(「ほんとう?」)

(「ほら、リュウジャマルるわよ!」)


 ときとのねんしきいていたちょうは、リュウジャマルせっきんかず、はじばされそうになりさけぶ。


「うわ!」

ちょうなにボーッとしてるんだ!」


 たい耀ようつうしんようかがみしにおこられ、ちょうすこうつむいてあやまる。


「ゴメン……」


(「あら、おこられちゃったわね」)


 からかうようにそうねんったときに、ちょうすこおこってねんかえす。


(「なんだよ!」)

(「わたしたらない。ほら、かがみちからおしえてあげるから、じょうりなさい」)


 ときねんでそうわれ、ちょうマルリュウジャマルからとおざけ、じょうろす。


「おいちょうなにかするか?」


 たい耀ようかくかがみしにそうくが、ちょうからのへんい。


( 「ちょう、まずはロウオウマルってみましょうか。ロウオウマルほうきなさい」)


 ときねんとおり、ちょうマルかいロウオウマルほうけると、ときねんつづける。


(「これからわたしったことつづけていなさい。きょうえいロウオウマル」)


 しかしたい耀ようことで、ちょうしきれた。


ちょうようがそっちにかったぞ!」


 たい耀ようつうしんようかがみおしえたとおり、ちょうかいそとからマルに、リュウジャマルせまっている。

 ちょうリュウジャマルけるためマルかいようとするが……


(「らしちゃ。さぁはやじゅもんを」)


 ときからのねんで、ちょうさいロウオウマルめ、じゅもんとなえる。


きょうえいロウオウマル!」


 ちょうがそうわると、マルはくぎんいろわり、ひかかがやきながら姿すがたえてく。

 とつぜんことに、ようリュウジャマルマルからとおけ、たい耀ようおどろいてようまもっている。

 はっこうえたマル姿すがたは、オッドアイがぎゃくロウオウマルわり、さらちょうしょが、ロウオウマルかくしょおなよそおいにわった。


「ワオーン!」


 マルとおえをえると、ときちょうねんう。


(「貴女あなたからえていないけど、マル姿すがたロウオウマルわったわ。コレでたぶんきんぞくせいせいるはずよ」)

(「たぶんって、ときちゃん……」)

(「わたしはじめてつくったから、よくかんないのよね、ためしにかべでもつくってみてよ」)


 ときねんでそうったので、ちょうおもう。


(そんなかっな……)


 こまっているちょうちをけるかのように、マル姿すがたわったことおどろいたたい耀ようほくようどうちょうに、つうしんようかがみしにく。


ちょう、コレはどうことだ?」

ちょう、コレどうこと?」

ちょう、コレどうなってんだよ?」


 しかしちょうこたえられるはずがい。


(そんなことわれても、ぼくかるはずいじゃん……)


 そうおもったちょうは、ときねんけてみるが……


(「ときちゃん、いてる?」)


 しかしときからのはんのうい。

 あんから、むねたかっているちょうかんがえる。


(どうしよう…… ちがう、そうじゃなくて……)


 うつむいてかんがえながらちんもくしているちょうに、たい耀ようつうしんようかがみしにつよめにく。


「おいちょう、どうなってるのかいてるだろう!」


 たい耀ようことかくめたちょうは、いちしんきゅうをしてから、るだけおおごえかえす。

 すこ鹿にしたリアクションをりながら。


りたいならつかまえてごらんよ。こんぼくようくんわりをやってあげるから」


 そうかくかがみしにかえされたかけるは、すこおこってかえす。


なにバカなこといってるんだちょうにやらないと、もうれんしゅうってやらないぞ!」


 おこたい耀ように、ちょうさら鹿にしたようたいかえす。


「あれれぇおにいちゃん、とししたおんなしんいの?」


 それをいてたい耀ようはムッとした。

 そしてちからづよく、かくかがみかってう。


「いいだろう、そのケンカってやる! ほくわかつらいからうごくなよ、あのバカにぼくちからせてやる。ホウオウマルマルじょうくうげて、うごきをめるぞ!」


 たい耀ようがそうわると、ホウオウマルすごいスピードでマルちかいてた。


「うゎ、こっちた! マル、とにかくげて。げるほうほうきみまかせるから」


 そうったちょうめいれいに、マルえてこたえる。


「ワオーン!」


 そしてマルは、ちかいてホウオウマルからした。


  ガコン

   ガコン

    ガコン


「アイツなにやってんだ?」


 ようがそうつぶやくと、それをつうしんようかがみていたほくが、つうしんようかがみしにようく。


「たしかに。でもたい耀ようくんようくんがいと、あぁことするのめずらしいよね?」

「そううんじゃなくてさぁ……」 


 つうしんのうしにそんなかいをしているたりに、スセリがあわてた調ちょうねんよこす。


(「さんにんとも、いったい如何どうなっているの?」)


 いっぽうたい耀ようはスセリのねんし、ホウオウマルマルっている。


  ガコン

   ガコン

    ガコン


ちょう!」

てとわれて、つバカなんていないよ?」


 たい耀ようにそうかえしたちょうに、ときからねんる。


(「なにやってるの貴女あなた。スセリにおこられるまえほんとうげるわよ、さよならのあいさつでもする?」)

(「それじゃあ、ちから使つかってみるから40びょうって!」)


 ねんときにそうかえしたちょうは、うつむいてマルちいさなこえす。


げられたら5びょうに……」


  ガコン

   ガコン ガガゴン


 そのめいれいき、マルげるのをめると、わざとひるがえすきつくった。

 たい耀ようはそのこうどうわせ、ホウオウマルめいれいをする。


いまだ、つかまえろホウオウマル!」

「クゥワッー」


  ドガシャン


 めいれいホウオウマルきながらきゅうこう

 マル尻尾しっぽつかむと、そのままごういんそらげた。


「どうだ、これでげられないだろ!」


 そうったたい耀ようことして、 ちょうごえでカウントをっている。


「3、2、1…… いまマル!」


  ガガゴン


 ちょうことともに、マルせいせいていしていたほんきんぞくちゅうが、タイムラグでめんからホウオウマルつばさを打ち、そのしょうげきホウオウマルマル尻尾しっぽはなしてしまう。


「うっあ!」


 ダメージのれにたい耀ようさけびがわるころ……


  ガシャゴン


 めんちたマルからも、ちょうめいこえる。


「ぅわっあ!」

(……そろそろ40びょうぐらいかな?)


 そうかんがえたちょうは、マルう。


マルがって」


 虚蝶こちょうことマルがると、ちょうほくたちほうマルけ、ことつづける。


れんしゅうってくれてありがとうみんな。それじゃまたあし……じゃあね」


 わったちょう姿すがたは、埜依丸ヌエマル姿すがたとも(ども)河川かせんしきからえた。

 そしてスセリやとはかんけいく、しずめまもりけっかいくずってく。




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