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子供達と神々の神楽 ~月の章~  作者: 東 蒼汰
月幕終演 夢幻の天叢雲 埜依丸
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夢幻の天叢雲 埜依丸 Cパート

やく10ふん くろさわ


 くろさわもどったスセリに、オモイカネははなしかける。


かんがえはまとまったか、スセリ?」


 スセリは1人でかんがえたいとゆう姿すがたかくし、くろさわはなれてアラハバキたちしていた。

 オモイカネのことに、スセリはなっとくいかないかおをしてかえす。


からない…… そうえばようたちは?」


 わたなかにわ臣器おみき姿すがたるが、ようほくたい耀ようかおる姿すがたたらない。

 そのことおもっているスセリに、こたえる。


ようくんたちは、おひるべにかえったわよ」

わたしたちは、わたしまえもってパンってきましたから……」


 さらがそうつづけ、はそこまでうとかって、すこわるそうにもんう。


「それにしてもさん。かおるくんけいとはえ、よくわたしパンっててなんてたのめましたね。ほぼにんですよ?」

「それは…… ごめんなさい」


 もうわけなさそうにそうあやまると、スセリはクスクスわらく。


もんりに、キチンとっててはくれたのね。かおることわようえたはずなのに?」

「ソレはですね……」


 はそうってスセリにするはんろんかんがえるが、おもかずくちつぐみ、スセリはかってう。


「どうせも、はなけがしかったんでしょう?」


 ずかしがるたりながら、スセリはおもう。


ほんとうだれたのかしらね……)


 クスクスわらうスセリに、オモイカネがねんく。


(「スセリ、こんなにかんくていのか?」)

(「何時いつものことでしょう。それにしょうたい如何どうあれ、虚蝶《あの子》にこちらへのてきかんじないから……」)



 ★★★★



【1はんぎ くろさわ


「ごめんくぅださぁい!」


 くろさわげんかんさきから、ちょうこえひびいた。


  ガラガラガラ


「いらっしゃい、ちょうちゃん」


 しばらくしてとびらけてむかえると、ちょうかるくおをしいえなかはいってく。


  ガラガラガラ


「おじゃします」


 そうってめ、ぽっくり下駄げたぎながらちょうおもう。


あらためてると、やっぱりすごいなぁちゃんのいえ


 するとはいから、おぼえのおとここえこえる。


「おいちょういっぽうてきやくそくしてかえるのはしつれいだぞ」


 ちょうかえると、そこにはたい耀よううでんでってた。


「ちょっと、たい耀ようくん……」


 ほくたい耀よううしろから、たい耀ようかってそううが、たい耀ようはそれをしてちょうことつづける。


「いくらちいさくても、こうことはキチンとしてないとろく大人おとなにならない」

「……ごめんなさい」


 ちょうすこき、うつむいてあやまると、ようちょうちかいてう。


わるい。コイツおせっかいでさ、わるいんだ」


 するとちょうくび左右さゆうったあとことかえす。


「うんん、いえてくれてありがとう」

「ねぇ、わたしなんよう?」


 ちょうにそうくと、ちょうすこだまったあとう。


「えぇぇっと、臣器おみきれんしゅうってしいんだ……」


 もうわけさそうにそうったちょうことに、かくれてまもっていたスセリはおどろかんがえる。


如何どうこと? いや、これはこうか……)


「ボクたち臣器おみきれんしゅうって、なにする?」


 ほくちょうにそうくと、とつじょにんまえにスセリがあらわれ、どもたちう。


ちょういわ。わたしかんがえがるんだけど?」


 スセリのとつぜんていあんに、おなじく姿すがたかくれてよううかがっていたオモイカネは、おどろいてスセリにねんく。


(「スセリ、なにかんがえている?」)

(「いていたでしょう、かんがえがるのよ」)


 オモイカネにねんでそうかえしたスセリは、オモイカネとのねんってあいえ、かぜまるたちねんげる。


(「いてさんにんとも! これからなぞ臣器おみきあらわれるけど、してちょうだい」)



 ★★★★



【145ふんごろ だいりゅうじんけんった河川敷かせんしき


(「ごとはなしのちゅうめんなさい、おり」)


 おりしずめまもりけっかいそとからようながめながら、そうスセリからねんった。


(「スセリ、()()如何どうことだい?」)


 そうねんたずねるおりに、スセリはねんかえす。


(「はなしはあとでするわ。ともかくいまは、わたしたちことにしないでくれるかしら?」)


 おりとなりでは、大和やまとぼくけんちくこうぎょうやくしょと、きょうぐんけいさつしょけいおどろきながら、けっかいなかようながめている。

 やくしょがこのたのは、じゅもんだいりゅうじんは5じゅうもどったのだが、じゅうにはしゃめいそうしてったためけいさつからりにようかいしゃれんらくったのだ。

 いっぽうおり大和やまとぼくけんちくこうぎょうようったことるが、ぶんじゅうとうなんげんいんいったんでもためやくしょことっていにていた。

 そんなたりけいかんまじえてはなしをしていると、いきなりようたちあやつ臣器おみきたちあらわれたうえけっかいられいまいたる。


おりかいちょう。ウチのかいしゃはらいしたほういんでしょうか?」


 あんそうにおりにそうやくしょに、おりなんとのえないかおかえす。


ぎゃくかんがえるんだよ。アレだけのことってかいしゃうんえいにはもんだいいんだ、うんいてるんだよ」

「そうでしょうか……」


 いっぽうけっかいうちでは、スセリがマルなかちょうしつもんをしていた。


ちょう貴女あなたマル如何どうやってうごかしているの?」

こえうごき」


 ちょうがそうこたえると、ようつぶやく。


「じゃ、おれリュウジャマルようなもんか?」


 ようつぶやきがわると、スセリはつづけてちょうたずねる。


「ねぇ。いま貴女あなたる、かくしょはどんなところ

「えっと……」


 スセリのしつもんこたようとしたちょうに、けっかい姿すがたかくよううかがっていたときが、ねんめる。


(「それにこたえてはダメよ、みお」)

(「ときちゃん?」)

(「そのこたえは、わたしことがバレるのうせいるの」)

(「かった……」)


 ときとのねんあとちょうはスセリにう。


「ヒミツ……」


 そうわれスセリはおもう。


流石さすがに、かんたんには尻尾しっぽさないか。かくしょふうけいわかれば、どんなちからているのかかるんだけど……)


「ねぇスセリ、あのじゅうけっかいそとしたほういんじゃないの?」


 ほくにそううながされ、スセリはしずめまもりけっかいきながらことかえす。


たしかにそうね。あぶないし、しょゆうしゃまえこわしてしまってもわるいわ」

「あのじゅうどうないの?」


 ちょうそうにスセリにそういたので、スセリはちょうたずねる。


どうないって、如何どうことかしら?」

「ほら、さっきのひとたちをワープさせたみたいに?」

「あぁ、てんそうてんないかってこと? わたしちからはたらくのは、たましいるモノだけよ」

「へぇぇぇえ、そうなんだ」

 

 そうってちょうはスセリのことなっとくし、そんなちょうたい耀ようう。


「ほらちょうぼくで2ずつはこぶぞ。ロウオウマルはこううのいてさそうだし」


 たい耀ようにそうわれ、マルじゅううえんでく。

 そして……


「ねぇ、これどうやってはこぶの?」


 そういてちょうに、たい耀ようかえす。


「それぐらい、ぶんかんがえたらどうだ?」


 するとちょうすこかんがえ、たい耀ようさらかえす。


こわしちゃわるいし。おにいちゃんなら、かんがえがるんじゃないかとおもったんだけど……」

「……かった。いか、てろよ」


 たい耀ようちょうにそうってから、ホウオウマルめいれいす。


ホウオウマル、ここにるブルドーザを河川かせんしきからすぞ。まどガラスをらないようけて、ゆっくりげろ」


 するとホウオウマルたい耀ようとおり、ブルドーザのしゃたいつめつかみ、ゆっくりとしょうした。


「よしホウオウマルこんどおにゆっくりろせ」


  ドッコン


 ブルドーザをろしたホウオウマルはそのたい耀ようめいれいマルまえんでく。


「こんなかんじでやればい。あとにいちゃんはめてくれ、なんかムズかゆい」


 たい耀ようがそうわると、マルちかいてて、スセリがちょうう。


「それならちょうこえがキチンとれるはんひとあいどもたちまえばないでくれる?」

「……かみさままえも?」


 ちょうがスセリにそうくと、スセリはくびよこかえす。


「このたちしょうたいがバレなければ、いわ」


 スセリにそうわれ、ちょうこころなかたい耀ようたちかくにんする。


(……てことは、たい耀ようくんたち臣器おみきまえちゃんはスセリってべばいってことかな?)

かった。それとおほんありがとうホウオウマル


 そうちょうたい耀ようかっておれいうと、したほうから、ほくちょうかっておおきなこえう。


「ねぇ、もしかったら。ロウオウマルちからで、つうしんようかがみつくってあげようか?」




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