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子供達と神々の神楽 ~月の章~  作者: 東 蒼汰
月幕終演 夢幻の天叢雲 埜依丸
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夢幻の天叢雲 埜依丸 Aパート

(まさか、どもたちあつまってくれるなんて、このチャンスをがすはないわね)


 10ごろくろさわなかにわ

 そのじょうくうには、けっかい姿すがたかくしたとき姿すがたった。


(……さて、あのにはすこしスパルタになるけどだいじょうかしら?)


 ほほみをたたえ、そうかんがえながらときがワープしたさきは、ぶんんでいるアパートのいっしつ

 そのいっしつにははいはされているが、せいかつかんるのかいのかわからない。


「ただいまちょう


 ときがそううと、リビングから姿すがたわったみおかおう。


「おかえときちゃん」

「キチンとこうのうりょくれんしゅうはしてたでしょうね?」


 みおのも1つの姿すがたまえけたときは、みおぶんんでるアパートのいっしつで、こうのうりょくれんしゅうをさせていた。

 そとれんしゅうさせないのは、しょうがいぶつったほうれんしゅうにはいとおもったこともあるが、みおしつないほうおもしろそうとこたえたからでる。

 ちなみにアパートは、しずしょうがっこうやまちょうじょうへいてられており、このまどやましゃめんがわためひとしつないのぞかれることい。


「ほら、て」


 みおはそううとちゅうき、ちゅうがえりをしてせる。

 その姿すがたわんぱくあかるいおんなそのもの。

 何時いつものみおからはそうぞうない、いやたぶん此方こちらほうが、みおほんしつそのものなのだろうとときおもいながら、みおすこおこった調ちょうう。


「あまり調ちょうらないの!」


 そうわれたみおうつむいた。


いえにみんなあつまってるわ。だからこれから、しょうかいきましょう」


 ときにそうわれ、みおおどろいてはんろんしようとする……


「そんなの、まってるじゃ……――」

だいじょうよ、キチンとしゃべれるようったんだしもんだいないわ。いま貴女あなたならる」


 しかしときに、あたまでられながらそうかえされ、みおしぶ(しぶ)れながらへんかえす。


かった……」

しんぱいしないで、あのたちたたかためくんじゃないし」


 そうときわれ、みおそうにかえす。


「どうことときちゃん?」


 するとときがおこたえる。


「フフフ、コレはゆめかくれてててあげるから、ぶんかんがえてしょうかいしなさい」

「だから、そううのは……」


 そこまでって、みおみずからの姿すがたかくにんしておもう。


ちがう。これはぼくであってぼくじゃない……)

かった、でもわらわないでよ……」


 ちょうずかしそうに、ときにそうった。



 ★★★★



くろさわ 1045ふんごろ】 


「へぇ、あらためてるとすごいですね臣器《この子》たちぶんかいしてみたいちがいてきます」


 がそううと、がたけいたい臣器おみきたちは、じょうだんようたちうしろにかくれた。


じょうだんですから、こわがらないでください!」


 そのようあわててそううと、スセリがクスクスわらってう。


貴女あなたほうが、からかわれているのよ。だいたい、かいではいからぶんかいなんてないわよ?」


 スセリにそうわれ、すこしムッとしてかえす。


「それぐらいかってますよ?」


 そのあとほういてことつづける。


「それにしても、さんがくろさわにんげんだとはりませんでしたよ」

さんは、さんのいえことっていたんですか?」


 かおるそうににそうくと、かおるうなずいてう。


「はい。ほんかたつながりがあるようで、いえちゅうげんせいとどきます」

「なるほど」


 かおるがそういながらうなずくと、ようかおるたずねる。


なんだ、おまえらなかったのか?」

とうにんあいだではかいけつしていますが、うちにはマンガやドラマみたいなもんだいりまして」


 そうかえしたかおるに、ようさらかえそうとするが……


なんだよ、それっててて!」


 たい耀ようちかいてて、ようひだりみみう。


「そうことくのはマナーはんだ、よう

「だからって、いてぇじゃねぇか!」


 ようたい耀ようほどき、すこつよめにそうはんろんした。


たりともいてください、わたしにしてませんから」


 ケンカをはじめそうなようたい耀ようを、かおるがそうたしなめると、がスセリにていあんをする。


「ねぇ、スセリ、さんにキチンとこれまでのことはなしておいたほういんじゃない?」


 そうていあんされたスセリはうなずき、かってはなす。


わるいんだけどすこわたしはなしをいてくれるかしら。これじょうくびるならなおさら


 すこしんけんおもちでそうったスセリに、かおへんをする。


「はい、ねがいします」

「へぇぇぇえ。ぼくもそのはなっきたいなぁ?」


 すると何所どこからか、どもこえこえてた。

 こえおどろき、スセリはかんがえる。


なにいまこえけっかいなかにこのたちがいどもなんて……)


 ようたちこえではいし、かぜまるこえともちがう。


はじめましてかみさまたち、それとおにいちゃんおねえちゃんたち


 そうって、けっかいないくうちゅうあらわれたちょうは、りょう左右さゆうひろがおつくよこいっかいてんし、はなしをつづける。


ぼくまえちょう今日きょうみんなあいさつたんだけど……」


 けっかいうちちょうがいどもかみ(がみ)は、そうわれキョトンとしていた。

 しかし、はじめにわれかえったオモイカネがちょうう。


きみなにものだ?」

ちょうってったじゃん、オジサン」


 ちょうにそうかえされたオモイカネは、ぶんけにもんった。

 げんじょうこんなことるのは、アラハバキのいっしかいないのだからてきまっている。

 だが、このどもはアラハバキのいっではいと、かくしんしてしまっていたぶんだったのだ。

 いっぽうで、スセリはこんらんしてことまっていた。

 なら、ちょうそんざいかんぜんにイレギュラーだからでる。

 しかもかぜまるたちやククリ、ツクヨミとねんれんらくれない。


「おまえは、アラハバキのなかか?」


 ようちょうにそうくと、ちょうじょうりてて、くびよこりスセリにけてう。


「どうだろうね? ねぇ、スセリ


(!)


 そうわれたスセリは、おどろいてはんしゃてき臣器おみきたちめいれいする。



臣器おみきたち、あのとらえなさい!」

「キュゥゥー」

「ガルルル」

「クゥワッー」


 めいれいされた臣器おみきたちは、われたとおちょうおそかろうとするが……


まれホウオウマル!」

めろリュウジャマル!」

まってロウオウマル!」


 たい耀ようたちめられ、うごきをめた。


(……こわかった)


 おどろいたポーズをってうしろに退いたちょうは、たいせいもともどすと、しんぞうどうかんじながらそうおもい、ようたちにおれいう。


「ありがとう、おにいちゃんたち

「スセリ、いくらなんでもちいさいらんぼうよ」


 にそうおこられ、スセリはくびよこかるあやまる。


「……たしかにそうね、ごめんなさい。でもわたしちもかって、あのあきらかにつうじゃないもの」


 そういながらスセリはかんがえる。


(このなにっているの、ひとはずだけど……)


だいじょうぼくてきじゃないから……ぶん?」


 ちょうがそううと、たい耀ようちょうく。


「おまえ何処どこかでったことないか?」


 しかしちょうくびかしげてかえす。


「……しょたいめんのはずだけど?」


 そうこたえたちょうに、ときからねんる。


(「みおいてる?」)

(「ときちゃん、なに?」)

(「臣器おみきしょうかいもしてくれるかしら」)

(「かった」)


 ちょうときにそうねんかえしたあとようたちかってう。


「そうだ、ぼくのおともだちしょうかいするよ。おいでマル


 ちょうは、そでれてるキーホルダーにさわりながらそううと、何処どこからともなくマルあらわれそんざいしめようく。


「ヒョー」


「キュゥゥー」

「ガルルル」

「クゥワッー」


 するととつぜんあられたマルに、ほか臣器おみきたちかくはじめる。


「あれは如何どうことだ、スセリ!」


 オモイカネはマルおどろきスセリにそうくが、スセリにかるはずもなく……


わたしにもからない……」


 スセリはそうほんしんこたなやむ。


臣器おみきほんしつはアラハバキのちから。アラハバキのわるふざけか、もしくは……)


 そんなスセリのかたわらで、オモイカネはう。


まさまえとおり、よくからんとことか……」

こわいから、そろそろかえりたいなぁ……」


 ふんが、あまくないことかんじているちょうがそうつぶやくと、ときからねんる。


(「かった。それじゃおひるぎに、もういちことつたえて」)

(「えっ! もしかしてぼくこえこえるの?」)

(「ヒ、ミ、ツ、いちかえったら臣器おみきれんしゅうよ。おひるべたら、あのたちれんしゅうつだってもらいましょう」)


「えぇぇぇぇぇ!」


 ときことに、ちょうことしてとつぜんおどろく。

 そんなちょうに、ようたちおどろいた。


「おい、りどうした?」


 ようちょうにそうたずねると、ちょうくび左右さゆうずかしそうにう。


「……なんでもない。それじゃおひるべたらまたるね」


 わったちょうかえり、ときねんおくってみる。


(「こえてるときちゃん。これでい?」)

(「OKよ、それじゃかえるわよ」)


 ときちょうねんでそうかえしているときどうようあわててちょうに言う。


「おい、ちょっとて! ひるべたらっておまえ!」


 ようがそうわるころちょう姿すがたちょうまぼろしともった。




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