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子供達と神々の神楽 ~月の章~  作者: 東 蒼汰
第陸幕 月と蝶
34/44

胡蝶の夢の始まり Bパート

 ぞらには、ほしつきかざけるようかがやいている。

 はだざむい4がつしん


 みおはキーホルダーをって、かよっているしょうがっこうおくしょうた。

 めたみおは、あらわれたときにキーホルダーをってようわれたあと、キーホルダーをてこのしょまでワープでれてられたのだ。


みお、キーホルダーをてんかざして」


 ときわれみおかざしたキーホルダーのひびは、みおましかくにんしたときにはすでなおっていた。


つきかがみよ、せいめいひかり……ごうかがやきをうつみずからをおみたるうつわえとえよ」


 そうったときことと、つきほしひかりでキーホルダーのかたちはくどうきょうから、はりい、えんけいばんへとへんする。


「さぁみお貴方あなた臣器おみき姿すがたまえかんがえなさい」


 ときがそううと、われたみおときかおかえす。


「……それはときちゃんがかんがえて」

かんがえてって、アンタねぇ。それぐらいぶんかんがえ……――」


 あきれたかおでそうかえときに、みおくびよこり、ときことさえぎる。


ちがう。いまおもかないのもるけど、そううんじゃなくて…… ときちゃんがかんがえてしいんだ」


 きちんといたいことつたわっているかあんみおに、ときあきれたかおことかえす。


「……かったわ、それじゃかたちだけはめてちょうだい

とりい……」


 こんそくとうしたみおに、ときみぎしてう。


「それじゃ、そのキーホルダーして」

「はい」


 みおからキーホルダーをわたされたときすこかんがえる。


とりか…… さて、まえたのまれたが……)


 ときみおおもく。


「おマル


 そうばれたみおおみが、くらやみなかから姿すがたあらわす。


「ヒョー」


 みおちかくと、そういたとらつぐみしたそのロボットは、ぜんしんおうかつしょくぜんちょう1メートルほど


「よろしくね、マル


 マルみおがそうあいさつすると、ときみおう。


いろ(いろ)れんしゅう明日あしたからね。1はんぐらいにかえに……――」


 そこまでときうと、みおときことさえぎる。


ようはスイミングとソロバンがるから

「それじゃにちようね。9はんごろむかえにっていかしら?」

てつ……アニメたいんだけど?」

「アンタねぇ…… まぁいいわ、それはわたしうちなさい。それじゃあさいに、貴方あなたのもう1つの姿すがた如何どうする?」


 ときのこのことみおがキョトンとしたので、ときせつめいをする。


ったはずよ、きな貴方あなたえてあげるって。まぁしょうたいかくいもるから、かおえるかかくさないとだけど」

「どんなのでもいの?」


 そうかえしたみおに、ときしんまん(まん)かえす。


「ええ。それとふくそうは、かんがえがいならこちらでめさせてもらう。あと、こうのうりょくく。さぁかんがえなさい、ぶんしんてるだけのいつわりのぶんを」


ぼくは……)


 ときことみおかんがえ、そしてそのかんがえをときう。


「もうすこものおぼえをくしたい。それとぼくともだちときちんとはなしたい、せめてんだりまったりしないぐらいには」


 そのげんいんぶんると、みおかいをしながら……


「あら、おもったよりよくうすいわね。なら姿すがた如何どうするの?」


 そうたずねるときに、みおかおことかえす。


かんがえてる。ふくそうまかせる」

「ならくわよ。ゆめまもげっこうよ、みお姿すがたのぞみの姿すがたえよ」


 ときことみおひかりにつつまれ、姿すがたわってく。

 ひかりがえると、みおはその姿すがたときまえあらわした。

 そう、あらわしたのだが……


なにその姿すがた?」


 おどろいているときに、みおたずねる。


「ねぇ、ぶん姿すがたてみたいんだけど?」


 するとみおまえに、つきあかりにらされたぜんしんきょうしゅつげんした。


 かがみうつったみお姿すがたは、たとえるならふうのアンテークドール。

 もしくはかんむりい、さをおさえたしょういおさんてきなもの。

 ふくそううすみずいろひとえくくりはかまうえに、はんとうめいくろすいかん姿すがたで、すいかんにはちょうしたしゅう

 あしもとは、足袋たびうるしりのぽっくり下駄げた

 からだそのものはとうと、しんちょうそのものはわらないが、かみながり、かたあたりでっているすいはつはくぎんいろこしまでり、みぎあおひだりあかい。

 さらかおたいも、もと(もと)たいかくったすこわいらしいおとこかおから、おんなわいらしいかんじのかおわり、みおとはからない。


「あれ、いろちがう?」


 かがみぶんかおかくにんし、がってそうった、みおまえかがみえるとときう。


「それはわたしちからえいきょうよ……って、何所どこさわってんのよ!」


 げんそうなかおときがそうおこったゆうは、みおふくうえからあるものそんざいかくにんしていたため


「ごめん、でもほんとうおんなわったのかかくにんしたくて」


 せいべつわったことかくにんしたみおは、そううとりょうひろげクルっといっかいてんしたあとかるねてからさらう。


たしかにぼくだ。ときちゃん、もともどるにはどうするの?」


 するとときみおにキーホルダーをわたす。


「ぅわっと。くらいんだからめてよ」


 みおはキーホルダーを如何どうにかキャッチすると、そうもんった。


「じゃあなんで、つきあかりだけでかがみうつった姿すがたえたのかしら?」


 ときことに、みおもんく。


たしかに、どうして……)


「ふふふ。ほら、キーホルダーのうらかがみになってるはずだから、それにかってこれからじゅもんとなえて。その姿すがたになるときもよ」


 そうせつめいするときに、みおかえす。


じゅもん?」

「トゥ、エゴゥ、インヴァラスウス、ルクス」


 ときからじゅもんいたみおは、キーホルダーのうらかがみながらじゅもんおうとしたが……


「トゥ、エゴゥ、インヴァスス…… トゥ、エゴゥ、インヴァウラ……」


 まったく上手うまえない。


(ふふ、きちんとはなせるのはほんだけのようね。にしてもまさかおんなるなんて、たからかめぐみえいきょうか? あこがれるのがたい耀ようおんな姿すがたえるなんて、おもしろこうしてるわねこの


 そんなことかんがえていたときに、みおたすけをもとめる。


じゅもんなんだっけ?」


 そんなみおに、ときほほんでかえす。


きなさい。わたしがゆっくりうからつづけて、トゥ、エゴゥ……」



 ★★★★



「おはよときみおくん


 のぼり、こくは820ふん

 がっこういためぐみは、きょうしつときみおさがし、あさ挨拶あいさつをした。


「おはよめぐみ。どうしたの、貴女あなたほうからはなしかけてなんめずらしい?」


 ときはそうへんかえしたが、みおねむそうにフラフラしている。


「それより みおくん、どうしたの?」


 おどろいためぐみときにそうくと、ときう。


上手うまねむれなかったらしいのよ」

「……おはよめぐみちゃん」


 そうめぐみったみおは、かなりフラフラしていてていてとてもあぶない。


たしかにあんなこときたらねむれないわよね、あのたちへいだったからほうっといたけど……)


 ようたち姿すがたおもかべ、みおようかくにんしながらときはそうかんがえていた。

 そしておもう。


(……かたない、あとおぼれられてもこまるし)

「ほらみお、そんなことじゃスイミングでおぼれるわよ。けんしつてなさい」


 ときみおにそううと、フラフラしながらみおかえす。


「でも、いは…… やっぱりなんか、わるい……」


 わるそうなみおに、ときしんぱいそうにう。


「ほら、はしない。アンタもと(もと)けつあつひくそうだし」

ほんとうだいじょうじょうせんせいんでましょうか?」


 さらしんぱいそうにめぐみがそううと、ときめぐみにおねがいをする。


「いやわたしんでくるからめぐみみおことてて、それとくみれてってくれる。たおてるとあぶないし」


 わると、ときけんしつけてく。


だいじょうみおくん


 のこされためぐみはそうい、みおごんうなずふたねんくみどうした。

 みおあまりにフラフラしているので、めぐみいて。

 めぐみみおねんくみもどると、やすしょうねんふたはやてる。


あさからなかいなごりょうにん。ヒュウ、ヒュウ」

「そんなんじゃ……」


 ちいさなこえめぐみはんろんしようとする。

 たい耀ようはそれにたすようとするが、めぐみことをいったんめ、すこかんがえてからすここえって、さいかえす。


みおくんいがわるいの、からかわないで!」


 そのことクラスどもたちすこおどろき、めぐみほうける。


だいじょうか、みお


 たい耀ようやすかるくチョークスリーパーをけながらそううと、みおおお欠伸あくびをしたあとう。


「……だいじょうねむい……だけ……だから」

なんだ、かししただけか…… たい調ちょうかんないなんて、まるでようえんいくえんみたいだな」


 あきれたようにそうったたい耀ようだが、あきらかにフラフラしているみおかくにんしてつづける。


「このままじゃじゅぎょうけてもダメだろう、けんしつにでもってたらどうだ?」

「もうときが、じょうせんせいびにってるわ。このじょうたいだとかいだんからちそうだし、わたなべせんせいにもせつめいしないと」


 めぐみわると、たい耀ようやすへのチョークスリーパーをはずしてからみおく。


「だいたいおまえなんでそんなじょうきょうがっこうたんだ」


 するとみおは、フラフラしながらたい耀ようしつもんこたえる。


「……昨日きのう、……やくそくしたから……」


 しかしそのこえちいさく、だれにもとどかない。

 そこまでってみおは、そのすわんでしまった。



 ★★★★



よくじつ にちようぜん10ごろ くろさわ


 ようほくたい耀ようかおるくろさわあつまっていた。

 ゆうは、かおるけいみんなあやまりたいとったことと、くろさわがいだとほかぞくに、はなしをかれるのうせいったため


「……わたし貴方あなたたちたすけたかったのもありますが、ぶんことかくにんしたかったんです。お祖父じいさまわたしけんからとおけているとかされ、つだえばぶんかくにんると…… そしてかおるくん貴方あなたたちはなしをいたときわたしかんがえたのです。いままでのこと貴方あなたたち所為せいなら、ちがったわたしこうどうも、ほんしんかくしていればゆるされると…… でも、もしバレたらともかんがえていました……」


 うつむげんでそうせつめいすると、とつぜんオモイカネがそのあらわれてう。


ほど、そのこころてんまる使つかってだいりゅうじんうごかしていたのか。だまされためいわくけたにはりたくないと……」

ほんとうにごめんなさい!」


 はそうってあたまげると、ようかえす。


なんだ、そんなことにしてたのかよ。だいたい、たすけたいってちもったんならいじゃねぇか」


 ようがそううとあたまげ、何所どこからかあらわれたスセリがはなしをつづける。


「それに貴女あなたかおるたちかんがえたんでしょう。貴女あなたこうどうめられたモノではいけれど、あたまげるモノでもないはずよ」

「ありがとういます。それにしてもわたし臣器あのこたちえなかったのは、けっきょくなんだったのでしょう?」


 おれいったのちそうにそうったので、スセリはすこほんとうことおしえることにした。


「それはぶんまどかわたしっているかみさま何処どこかで……、もしかしたらかいたのんだからかもれないわね」


 スセリがそううと、ほくがスセリにたずねる。


「そんなかみさまるんだ?」


 するとスセリはクスクスわらい、ようほくかってう。


えにしの……、うんめいあかいとかみさまったほうかりやすいかしら。ようほくにはひつようかしらね?」


 そうわれたようほくは、いちにこっそりけたあとすこれた。


「まぁみずからがこうどうしないとけないし、わったかみさまだからそうかんたんちからしてはくれないけど」


 スセリがそうわると、もうわけさそうにようたちく。


「……すみませんが、臣器おみきたち何処どこに?」

「アイツならていさつちゅうだけど?」


 たい耀ようがそうこたえると、う。


「もしよろしければ、わたししょうかいしていただけませんか?」


 そうったことに、スセリはほほんでつづける。


「あら、それならすこもどしましょうか。なかにわそとからえないようけっかいってあげるから」


 こうしてどもたちなかにわどうすることとなり、どもたちげんかんけいなかにわどうした。


 かおるは、かがやかせている。




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