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子供達と神々の神楽 ~月の章~  作者: 東 蒼汰
第肆幕 私は会いたい!
22/44

夢の答えは?

 いちねんせいぐらいのしんちょうおとこ――あまいけ みおと、しんちょうたかいおかみおんな――春日かすが めぐみくうかんた。

 たりたがいにぶんいえているはずだったが、たりいまるのは、かよっているしずしょうがっこうねんくみきょうしつ


 いやせいかくにはねんくみきょうしつでもい。

 ならたりは、いまぶんねむっているはずなのだから。


してごめんなさい、たりとも


 きょうしつあかかみしょうじょ――ふし ときこえがしたとおもったら、きょうだんうえときあしんですわってた。


「ねぇ、わたしはだぁぁぁぁれだ!」


 からかうようときがそううと、とき姿すがたわってく……


 その姿すがたみおにはにんものたい耀ように、めぐみにはしんちたぶんしんえた。

 ときう。


わたし貴方あなたたちのなってみたいぶん、そしてぜったいだとおもってるぶん姿すがた


 姿すがたわったときみおめぐみいっ退くが、とききょうだんからふたいっちかき、はなしをつづける。


こわがらないで、わたし貴方あなたたちかたよ……とってもでしょうね」


 そうわって、ときゆびらす。


  パッチン


 するとみおめぐみまえにそれぞれ、はくどうきょうのキーホルダーがあらわれた。


「そのキーホルダーはちょうゆめそのもの、わたしきょうりょくしてくれるならゆめげんじつにしてあげる。もしこわいのなら、キーホルダーをらずにきょうしつからけばい」


 ときのそのことしばらちんもくし、かんがえたみおめぐみはキーホルダーをゆめからめた。

 たりは、ぶんまし、ゆめわったものだとおもった……

 しかしにしたはくどうきょうのキーホルダーにくと、たりはあのゆめわっていないとかいする。



 ★★★★



げつよう しずしょうがっこう さんねんいちくみ ひるやすみ】


「やいババア、やしかったらなにってろよ!」


 ろうおなクラスおとこが、おなクラスおんなあおっているめんそうぐうする。

 おんなほうきそうだ。


  ごつん


 ものすごげんをし、あおっているおとこあたまをゲンコツでいたろうは、そのおとこう。


おんなかしてんじゃねぇよ、バカ」

「いってぇな、なにするんだよ!」


 そうかえおとこして、ろうきそうなおんなちかくとはなける。


「おまえも、はんろんぐらいしろよ」


 しかしはんろんしてたのは、されたおとこほう


なんだよ、まえとしりくさいってっただけだろう。かっこうけんなよ!」


 するとろうおとこほうき、やれやれのポーズをりながらう。


になるんなら、かたるだろう?」


 そうわれおとこは、かおあかくしながら台詞ぜりふいてげてく。


ちがぁう!」

「……ありがとうろうくん


 おんながそうってたので、ろうおんなふだかくにんする。


もり 富女とめか……)

富女とめちゃん。そうおもうんならぶんでどうにかしないとダメだろ」


 そうったろうに、富女とめうつむきながらう。


「ごめんなさい……」

「……ほら、こうでみんなはなそう」


 ろうはそういながら、富女とめかたした。

 富女とめはそのり、あるす。


 かいをしているおんなのグループにかいながら、小小ろうかんがえる。


(……ついでに、じょうほうしゅうしゅうでもしてみるか)



 ★★★★



どうこく ろくねんせいはいぜんしつ


「さて、きみたちなにをやっているのかせつめいしてもらえるかな?」


 ようたい耀ようは、リュウジャマルちゅうしょくようしているめんを、こうちょうつぐかってしまい、どうやってこのすかなやんでた。

 しかしそんなかんがえがおもはずもなく、1ぷん、2ふん……そして5ふんほどったころつぐはスセリにねんおくる。


(「スセリさま、そろそろ……」)


 そうねんおくったつぐは、ようたい耀ようう。


だまっていてもからん。いくらおりさんやろうともだちっても、ゆうわなければりょうしんれんらくしなければいけない」


 それをいたたい耀ようものすごあせるが、ことかんでない。

 するとはいぜんしつそとほうから、どもたちこえこえてる。


なんなんだ!」

「うわっ、しろりゅうだ!」

「コイツ、このまえへびたたかったやつじゃ!」


 そしてしばらくすると、はいぜんしつリュウジャマルはいってた。

 おどろようたい耀ようあたまに、スセリからのねんこえる。


(「ふたともいて、わたしかんがえがるの」)


 ねんでスセリがようたい耀よう、そしてつぐにそううと、おどろいたりをしているつぐまえ姿すがたあらわしてう。


わたしまえはスセリ。とこあるじ、オオクニヌシのほんさいです」


 するとつぐは、おどろいたりをつづけながらかえす。


「オオクニヌシとえばたしか、本因いなうさぎゆうめいむかしかみ。そのようかみさまおくがたが、うちのがっこうに?」

わたしだけではありません……」


 そうったスセリは、オモイカネにねんおくる。


(「いてオモイカネ。かんがえがるの、此方こちらてくれない?」)

(「如何どうじょうたいだ?」)


 おもい、オモイカネはねんでそうかえし、スセリはねんいましょう。


(「ろくねんせいはいぜんしつよ」)

(「とことはこのさわぎ、よもや貴女あなたわざか?」)

(「きんきゅうたいなの、はやく!」)


 ねんつよくそうったスセリのはくりょくされ、かおるともこうがくねんようしょしつたオモイカネがつぐまえあらわれる。

 つぐはオモイカネをて、さいおどろいたりをした。

 さわぎをいてろくねんせいどもたちはいぜんしつまわりに、だいあつまってていることかくにんしたスセリは、ようたい耀よう、オモイカネにねんう。


(「おねがい。オモイカネもようたい耀ようも、わたしはなしをわせて」)


 そうさんめいねんたのんだあと、スセリはつぐにオモイカネとリュウジャマルしょうかいをするりをはじめる。


此方こちらてんしんのオモイカネさまたいようしんアマテラスさまたるかみさまです。どもたちまえことがあるがいるとおもうけど…… このりゅうじゃした姿すがたとおリュウジャマルいます。このていてきそとからものせっしゅしないとちからせないためわたしがこのどもたちにこっそりたのんだのです。このたちおこらないでげてください」


 スセリのはなしがわると、つぐすここまったりをしてスセリにかえす。


「……はなしはかりましたが、いったい如何どうなっているのです。しんこうめいふたかた?」

しょうがっこうるのはリュウジャマルけんぐうぜんですが、さいきんさわぎをこしているやから所為せいで、此方こちらほうすこたいへんことっているのです。そこでそうだんなのですが、みなさんにわたしたちきょうりょくねがませんか?」


 そのこといたオモイカネは、おどろいてスセリにねんたずねる。


(「なにかんがえているスセリ?」)

(「かんがえがわったの、それにこのままじゃどもたちうごきがれなくなるのうせいる。だいじょうよ、わたしまかせてちょうだい」)


 スセリはそうオモイカネにねんかえしたあとつぐう。


じゅうぶんしょうしています。ですがリュウジャマルいちてきとは此処ここれば、そのぶんどもたちあんしんるかもれませんよ」


 そうわれたつぐは、すこかんがえたりをしスセリのことなんしょくしめりをする。


「すみませんが、流石さすがわたしいちぞんでは。ないようないようです、すここうちょうしつわたしはなしを……」

かりました。オモイカネさまねんためリュウジャマルともすこ此処ここください。それとこの……たしきゅうしょくとかものあまり、リュウジャマルもらっていかしら?」


 スセリたちがそんなはなしをしてる、はいぜんしつまえ

 ねんいちくみきょうしつでは、さわぎをいてみおときもとたずねていた。


「……ねぇ、なにってる?」


 ときそでってそういたみおに、ときすこおこったようう。


ふくんないで、まえびなさいよ!」

「……ぶんよりおおきいに、そううのにが


 うつむいてごえでそうかえったみおに、ときはまたすこおこる。


「もっとハッキリしゃべれないの?」


 するとみおすこいてはなす。


「ごめん、しゃべるのにがで…… それになんんでいのかかんない。てるしんいし、ぶんよりおおきいにちゃんけでんでいいもしないし……」


 やすいとはえないこえだが、 みおがそうったのでときあきれたかおをしてみおう。


「それじゃまえびなさい。いわね、ばないとおこるわよ!」

「からかってないよね?」


 みおあんそうにそうかえしたので、ときかえす。


なんでそんなことしなきゃいけないのよ」

「ごめん。……とき……ちゃん」


 そうったみおながら、ときかんがえる。


(このしんるのかいのかからん……いや、ぶんつうちがうとかいしていて、つうおとことしてのしんいのか? ほんとうしんかったら、あんなゆめあとわたしたずねてたり、きんようみたいなくちゲンカをたい耀ようとするはずい。めぐみほうたずねてないところると、ゆういのかわたしこわがって……と、それもいな。あのキーホルダーをぶんにしたのだから。まぁ2、3にちようてみるか)



 ★★★★



もくよう しずしょうがっこう ひるやすみ】


 みおめぐみは、だれないこうしつはなしをしていた……


 いやせいかくには、みおいっぽうてきはなしをいている。

 ゆうすいようまった、しんにゅうせいかんげいかいようたちでやることになったげき


 もと(もと)きんようしんにゅうせいかんげいかいをやるていではった。

 しかしげつようリュウジャマルけんや、しずしょうがっこうリュウジャマルのごはんようすることまると、ひるやすみにどもたちリュウジャマルあつまることり、それをつぐリュウジャマルたちことげきにして、どもたちにもっとってもらおうとようたちたのんだのだ。


 ようたちえらばれたのは、そのろうたのんだから。

 さらあとからときなかれてしいとことり、すいようほうてんでは、みおめぐみかんけいことのはずだった……


 ……のだが、ここでもんだいきる。

 めぐみみおとはちがい、あのゆめあといちときみずかせっしょくはかようく、ときしんようげきぶんでやることなくなったので、よううかがことふくめ、ときごういんぶんからめぐみげきだいやくたのみにった。


 そしてめぐみは、ぶんだいやくけた。

 そう……ぶんけたのだ。


 めぐみゆうとして、ゆめけんってもときしんきょうことく、あこがれのおもいがつよこと

 そしてみおようときはなしているのをことゆうげた。

  ちなみにときけていたゆうは、ぶんえられるしんてなかったことゆう

 しかしぶんよりうちみおでもこうどうこせたのだからと、めぐみこうどうこすことめた……


 しかしいちにちつとゆうよりあんし、しんめぐみあん如何どうしようもくなっていた。


 どんなにがんろうとおもっても、たいするきょうこわさはわらない。


 げきたいは、てんまるふんしててんまるまえり、ホウオウマルふんしたたい耀よう退たいされるりをすればいだけであるが、しんにゅうせいかんげいかいせいせんせいぜんいんさん

 つまりしずしょうがっこうあいどもだけでやく35にんふたクラス×6でやく420にん

 そのせいすうまえげきをするとことあとき、めぐみぶんがんろうとめたまえときだいやくへんじょうえず、どもけることない。

 みおときからげきだいやくはなしをき、しんぱいってゆうってめぐみはなしかけ、いまげんじょうっていた。


 あんちをみおはなしているめぐみは、みおたすけてくれるとはおもってはいない。

 もと(もと)みおぶんよりそうことにがなのはかいしているし、これはぶんでどうにかしないといけないともおもっている。

 ただ、おなみつきょうゆうしているみおはなけてくれたこと、そしてはなしをいてくれることすこしではるがうれしく、あんすこしはやわらいでいた。


 いっぽうみおは『それならぼくわってあげる』とえないぶんなさけなくおもい、なやんでいる。

 ぶんひといちばい、そうことにがだとかいしているからなおさら

 そしてみおことおもく。


 はなしはわり……

 では、このことこりであるげきだいやくときめぐみたのんだかとうと……




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