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子供達と神々の神楽 ~月の章~  作者: 東 蒼汰
第弐幕 赤雷の艮毘獣 狼王丸
10/44

恵理花の家にて

「さて、そろそろじゅんでもするか……」


 ホウオウマルてんまるたたかったなか、23すこぎたころ

 そうったおにまるは、かぜまるてんまるともしょうてんがいはずれにある、まえた。


「ここが、おり殿どのもうしていたいえか?」


 てんまるがそううと、かぜまるつづける。


気付きづかれるなよおにまる

かっている……」


 そうこたえたおにまるには、いつのにかづちにぎられていた。


「テーラ、メタル、アグア、アルボール、イグニス……」


 そういながらおにまるうでひだりうえみぎしたうごかしたあとづちうえほうげる。


「トニトゥルース」


 そらづちこんじきかがやき、らっしてくる小槌こづちつかんだおにまるは、ごえさけびながらづちたたく。


「ウィータ」


 するとは、ひかりともとこへとわった。

 とこにはいばらはつてんかんばんいている。


なか(なか)だな」


 おにまるこしててそういうが、てんまるもんかえす。


てくれはくても、なか如何どうかな?」

あまるな。げんだいとこや、みんないそうかくにんみだ。ごとどうせいかつようひんおりばあさんちだがな」


 しんまん(まん)に、おにまるはそうてんまるこたえた。



 ★★★★



【4がつすいようほう くろさわきゃく


「そうえばこうちょうせんせいわるみたいだね。わたなべせんせいしょくいんしつってたよ」


 ほくがそうすとかおるつづける。


こしなおらないみたいですね」


 かおるがそうると、たい耀ようう。


こうちょうせんせいしんぱいだけど、昨日きのうはアイツなくてかったとほんおもう。アラハバキがかるまでとはえ、流石さすがたたかいがれんじつつづくのは、かんべんしてしい」


 そうたい耀ように、ようおもしたようく。


「そうやぁいまさらだけど、マンガやアニメみたいなこうてんしゅしゃってネーミングなんだよ?」


 鹿にしたようように、たい耀ようはんろんする。


鹿だなぁ、キャッチコピーはモノをおぼえてもらうのにいんだぞ。おまえみせでもやってるだろう、てないのか?」


 たい耀よう鹿にしかえされたようは、すこしムッとしてかえす。


おれってんのはセンスのほうだよ」

ようあたまおぼえられたんなら、あのキャッチコピーはせいかいだな」


 しんまん(まん)にそうかえしたたい耀ように、ようる。


「てめぇ、おれ鹿にしてんのか!」

「まぁまぁ、たりとも……」


 ケンカをはじめそうなようたい耀ようにそう言ったほくは、ようかってつづう。


「それじゃぁようくんが、センスのいキャッチコピーをつくってせればいじゃない」

「それは、えぇっと……」


 ようほくことかえせないでこまっていると、いままでよううかがっていたオモイカネがたすぶねす。


こまっているなら、わたししきしてやろうか?」

「それなら、ボクのほうつだってよ」


 オモイカネのことほくほうがそうかえし、オモイカネはへんをする。


かろう。そうえば如何どうしたのだ、さきほどから姿すがたえないが?」


 そうったオモイカネにかおるう。


ぶんゆうしょくようだとおもいます」

おりばあちゃん、いのひとしてるから、あいさつっていんだって」


 ほくがそうつづけると、オモイカネはそうにかえす。


「このるとは、ものきもいるものだ」

まえからまってたみたいだからしょうがないよ…… ボクちょっとちゃんのようてくるね」


 なにおもいたようにそうったほくがり、それをほくがりながらう。 


おれも……」


 しかしそんなようを、たい耀ようめる。


よう、おまえってもじゃになるだけだろう。それともいにきたいのか?」

「ぅんなわけあるかよ!」


 たい耀ようにからかわれ、ようすこかおあかくしそうかえすと、さいすわる。

 ほくはそのようかくにんしたあとだいどころむかった。


(まぁ、ぼくかたってくれたれいは、これぐらいか……)


 ほくおくりながらそうおもったたい耀ようは、オモイカネにたずねる。


「オモイカネ。ほくのキャッチコピー、ぼくかんがえるからつだってくれ」


 いっぽうだいどころいたほくは、スセリといっしょけ、いったんこころかせてからはなしかける。


ちゃん、なにつだおうか?」

「ありがとうほくくん、でもだいじょう。それよりそろそろかえらなくてだいじょう? がっこうからそのままたし、もうぐ5だけど……」


 にそうわれ、ほくかべけいると、たしかにはりは455ふんぐらいをしている。


「ボクはだいじょうだけど、さんにんかえったほういかも。らせてるね」


 そうってほくきゃく退かえした。


ざんねんほく……」

なんこと、スセリ?」


 スセリのこともんけるが、スセリがこたえる気配はいい。

 ……がスセリはあることく。


(……()()は?)


 そんなスセリをに、きゃくもどってほくて、たい耀ようう。


はやかったな?」

「そんなことよりかえらなくていの、もうぐ5だよ?」


 ほくのそのこといたようあわてる。


「まじぃ、とうちゃんのつだいするやくそく!」


 ようはそうってがると、いそいでげんかんかう。


  ガラガラガラ


 くつき、げんかんけたようは、そのだいどころかってさけぶ。


おれいえつだるからかえるわ!」

けてね」


 ようあいさつに、だいどころからそうへんかえってた。


  ガラガラガラ


  ゴーン

   ゴーン

    ゴーン

     ゴーン

      ゴーン


 ようかえってしばらくすると、けいおとる。

 そのおとむと、たい耀ようほくかおるう。


ぼくたちもそろそろいとまするか、ほくはどうする?」


 たい耀ようにそうかれたほくは、すこなやんでからかえす。


「ボクはもうすこのこってるよ……」

「それじゃ、かえるぞかおる


 そうかおるったたい耀ようは、さらかおるにこっそりみみちをする。


「これぐらいかたよったおうえんをしてやらないと、ほくいからな」


 みみちされたほうかおるすこかんがえたあとことかいおもう。


(……そうことですか)

「そうですね、そろそろかえりましょうか」


 かおるがそうってたい耀ようかおるくと、オモイカネがまぎわほくじょげんをする。


ほくロウオウマルのキャッチコピーとやらは、スセリにでもくがい……」

(「これで、いえゆうただろうか?」)


 オモイカネはねんほくにそうつづけ、ほくねんでおれいう。


(「ありがとうオモイカネ」)


 ほくねんでそうかえしばらくして、げんかんからたい耀ようかおるだいどころあいさつい、へんかえす。


「「おじゃしました」」

「どういたしまして」


  ガラガラガラ

   ガラガラガラ


 げんかんおとんでから、ほくだいどころもとかう。


「ちょっとスセリ、きたいことがあって……」


 だいどころいたほくがスセリにそうくと、がそれをしてほくたずねる。


ほくくんかえってなかったの?」

「コレだけいたらかえるよ」


 さいだいどころほくがやっててそうったのをて、スセリはふたかまわずクスクスわらう。


「どうしたのスセリ?」

「スセリ?」


 わらっているスセリに、ほくそうにそうくと、スセリはわらうのをたりこたえる。


「ごめんなさいたりともほく貴方あなたがいにちゃっかりしてるわね。それで、わたしきたいことってなに?」

ロウオウマルのキャッチコピーのことなんだけど……」


 ほくのキャッチコピーのことに、スセリはあたまかしほくかえす。


なにそれ?」

たい耀ようくんった、こうてんしゅしゃみたいなやつ。みんなおみやすくなるらしいから、みんなかんがえようって」


 そうほくせつめいされ、スセリはなっとくしてかえす。


「あぁ、ふたあざなみたいなやつね」

「オモイカネが、スセリにいたらどうかって。それとあざなってなに?」

あい……あだみたいなモノかしら?」


 スセリはそうほくかえしながら、オモイカネにいておもう。


(オモイカネも、としもないおちゃをするわね……)


 そうおもわったスセリは、ほくそうだんされたとおロウオウマルのキャッチコピーをかんがえる。


「それじゃあ、しゃくらいこんじゅうとか如何どうかしら。こんやまこときんぞくやまちからわれ、だすけやととのえる。しゃくはあかことらいきんぞくつち……かなずちこと。ほら、かみなりっていか()()ってうでしょ。」


 ほくにそうせつめいするスセリに、ぶんもんく。


「でもロウオウマルってくろくない?」

「それは、そのうちかるとおもうわ」


 にそうかえしたスセリはすこなやむ。


(それもふくめて、ほくひとでどんなかんじかたしかめたいわね……)


 そんなことかんがえているスセリに、ねんおにまるこえとどく。


(「それならおれあいをしてやろう!」)

(「何時いつからおには、おんなこころのぞあくしゅたのかしら。……それより如何どうしたの?」)

(「ばあさんのお使つかいだ、おにおんなこころそのものだとうのになにっている。それよりあま此方こちら集中しゅうちゅうするな」)

(「そうね……」)


 おにまるうながされ、スセリはほくほうしきうつす。

 ほくはスセリのかんがえたキャッチコピーを、さいようするかどうかなやんでいた。


如何どうった? ちなみにあかいろせいめいりょくこうどうりょくしているわ、わたしたち出雲いずもかみとはあまあいしょうくないんだけど」


 スセリのそのこといたほくおもう。


こうどうちからかぁ……)


 ほくすこかんがえてからうなずく。


「ありがとうスセリ、このこと使つかってみるよ。でもこのことってかりやすいかなぁ?」


 そうったほくにスセリはこたえる。


かりつらくて、かえっておぼえてくれるんじゃないかしら?」

「まぁ、そうことにしておくよ。ちゃんも、ばんはんじゅんじゃしちゃってごめんね。それじゃあボクかえるから」


 にそうって、ほくだいどころあとにした。

 ほくいちてきおくりながら、スセリはおにまるねんう。


(「おにまる、さっきのはなし」)

(「かっている、すこっていろ……」)


 おにまるがそうねんかえしばらくすると……


  ジリリリリリリン

   ジリリリリリリン


 くろさわでんった。


「はい、くろさわです……――」


  ガラガラガラ

   ガラガラガラ


 くつきながら、でんことかくにんしたほくは、でんじゃにならないようだまっていえそとた。

 そのほくしばらいえあるいていると、うしろからめられる。


ってほくくん。お祖母ばあちゃんがつだってしいことがあるって!」




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