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第3話
当たり前の日々に退屈していますか?突然、当たり前ではない日常に放り込まれたら、貴方は何をしているでしょうか?
「わわぁあああ」
看板の先は穴だった様で何故か深く底が無く、ボクはひたすら落ちていく感覚に耐えられず気を失ってしまった。
「うぅぅ……
はっ!生きてる!生きてるっ!」
ボクは目を覚ますと地面に倒れてるまま自分の身体中を触って確認した。
「えっ、なんか落ちたよな……
痛いとこないな。」
その後ヒンヤリとした感覚を不思議に思い周りを見渡すと木漏れ日の差す森の中だった。
「どこだよ、ここぉーっ!!」
思わず倒れながら叫ぶと、森の中から鳥たちが驚いて飛び立って行ったのが見えた。
森がまた静けさを取り戻すと、ボクは倒れ込んでいた状態から立ち上がった。
すると森の木の高さがボクが手を伸ばした程度の高さしかなかった。
「木ぃ低っ。
寝てた時は森に見えたけど、植えてからそんなに経ってないとかか。
ちょっと怖さが薄れたから良かったけど。」
怪我がなかったボクはとりあえず森を出る事にした。
今日も1日無事過ごせて良かった。




