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第22話
当たり前の日々に退屈していますか?突然、当たり前ではない日常に放り込まれたら、貴方は何をしているでしょうか?
気品ある王子の佇まいにボクは王子に答える様に胸に片手を添えて、
「友と呼んで頂き光栄です。
でも、ボクの力では何もできなかった。
お礼は是非あの子達にお伝えください。」
ボクはゾウの群れを指差すと
「ありがたい事にゾウは我が国を気に入ってくれて様だからな。
丁重に扱うさ。」
笑いながら王子はゾウに近付き、慌てるダガルを尻目にゾウを撫でてボクとダガルの方を見た。
ゾウも王子の人柄がわかっているのか、猫の様な鳴き声で呼応しダガルをからかっている様だった。
「シンと出会ったのはこの川だったな。」
川を眺めて王子は話始めた。
「母はシンが採ってくれたミズクサのおかげで回復されてきてな、今では私の心配をされる程元気になったよ。
いつまでも子供扱いされては敵わないが、元気になるのであれば我慢せねばな。」
今日も1日無事過ごせて良かった。




