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第1話

当たり前の日々に退屈していますか?突然、当たり前ではない日常に放り込まれたら、貴方は何をしているでしょうか?

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


所詮、人は自分が実際に見て体験した事しかリアルに感じる事はできない。


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「……本日未明にテラス国がエスク国の首都タイプに侵攻し制圧した模様です。


民間人が攻撃に巻き込まれ、多数の被害がでた模様で死傷者は3,000人に及んでおります。


尚、和国人の被害者はいませんでした。


続いてのニュースです。」


ボクは寝ぼけ眼で朝メシを食べながら、親が見ているニュース番組を聞き流していた。


「テラス国酷いわねぇ……。


今どき戦争だなんて信じられないわ。」


母親はニュースを見ながらぽつりと呟いて、


「心!


いつまでダラダラ食べてんの!


学校遅れるわよ!」


とボクに向かって宣戦布告をしてきた。


「ごちそうさまー。」


ボクは早々と戦線離脱し、ご飯を残した事に対して引き続き怒っている母親を背に洗面所へと逃げ込んだ。

今日も1日無事過ごせて良かった。

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