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特務隊に入隊した奴が使えない新人だった  作者: リィズ・ブランディシュカ
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第5話 原因



 一週間後。

 完全回復した私達に、病に感染した原因が伝えられた。

 その医者は言う。


 私達の心が原因。

 心が弱かったから、だと。


 その病は、心の強弱に付け込んでうつる、「呪い」のようなものだったらしい。


 心が弱い?


 納得できなかった。


 私達は特務として、しっかり任務に励み、毎日責任をもって過ごしていたのだから。


 すると、医者は言う。


 本当にわからないのか、と。


 私達は自分達の顔を互いに見つめあうしかできなかった。


 その時は分からなかった事だ。


 けれど、しばらくしたら、それが分かった。


 私達は、ある意味強かったのだろう。


 けれど、一面に置いては、ものすごく心が弱かったのだ。


 人の弱さを受け入れる事が出来ないほど。



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