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史上初めてハーフオークになった男  作者: kage3
ハーフオークは街へ行く
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ハーフオークは物流センターへ

「目的地はここですか?」


俺の目の前には大きな倉庫がある。

国道の脇にあるホームセンターの物流倉庫だ。俺も車のバッテリーやお風呂の栓なんかを買いに来たことがあるここいらでは有名な店だ。

こんなところに物流倉庫があるのは知らなかったけど。

倉庫の入り口近くのパレットには腐葉土や鶏糞に石灰、化成肥料などが置いてある。

最近は家庭菜園が流行っているらしいから出荷の回数が多いから取りやすい場所を占領している。


しかし、隣に有名スーパーの物流倉庫があるのにこちらが目的地ということは彼女いる拠点は食料物資は十分にあるということだろうか?

俺としては自分で作るのが難しいお菓子なんかをいくつか虫の楽園のクリスタルに登録用に確保したいけど不信に思われるかもしれないから勝手な行動は控えるべきだろう。


「ええ、住民の避難場所には食料は十分に確保出来ています。今回は防衛に使えそうな物を回収したいんですよ。」


華煉さんの言う避難場所というのは山岡県庁だ。

自衛隊駐屯地が山岡県にはあるがここからかなり北東に行った場所なので移動するのは難しい。

現在モンスターの襲撃を防げているので危険を冒してまで移動する理由がない。


「防衛に必要な物となるとバリケードや防壁に利用できる物を探せが良いんですか?」


「ええ、木材とセメント、コンクリートブロックやレンガとかね。」


「釘やトタン板もですね。」


「ええ、そうね。」


「探検!探検!早く早く行こうよ!」


美香ちゃんがは薄暗く今まで見たことない機械や道具を見て興奮している。

俺も小さい頃は廃倉庫や廃工場なんかに入って探検をして遊んだこともあるので気持は分かる。

ただ危険があるので一人で探検なんてのはさせられない。

なので美香ちゃんはヨシオカーに搭乗しての移動でガマンしてもらおう。


「それじゃ、私が周囲の警戒をするので物資の回収と美香ちゃんの守りをお願いしますね。」


「はい、任せてください。力にはちょっと自信がありますから。」


力にはハーフオークになった上に怪力スキルがあるのでちょっとどころからかなり自信がある。

ただステータスが存在する世界になったから俺みないに力が強くなった人が大勢いるかもしれないのに自信満々で宣言してハードルを上げると実際に俺の力をみて華煉さんがガッカリするかもしれない。

それは避けたいのよ。

戦闘力では華煉さんのほうが上なので俺のほうが守られそうだけど力に関しては俺を頼ってもらいたい。

物資の回収を任されたのもそういうことだと思いたい、決して戦闘に参加されたら面倒だということではないハズだ。


先頭に華煉さん、続いて俺とヨシオカー(俺の登山リュック)に搭乗した美香ちゃんの順に

華煉さんが納刀した刀の柄に手を添えていつでも刀を振りぬける状態だ。

彼女は抜刀術も使えるみたい。カッコ良い。

メイスや拳を振り回すだけの俺とは大違いですよ。


「お兄ちゃん、あそこに木があるよ。」


美香ちゃんが指さす方向を見ると大量の角材が壁に立てかけてあった。

これって地震が起きたら絶対倒れるよ。

この倉庫の管理人は一体何を考えているんだか。


「ちょっと待ちなさい。あそこを見て。」


美香ちゃんの言葉につられて視線を向けている方向から外れていた位置に俺がいた。

違う。俺じゃなくて豚、おそらくオークが3匹もいた。

何をやっているのかは不明だがフゴフゴ言っている。

あれをどうにかしないと探検の続きはできそうにないな。

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