ウルフマン家について
とりあえず、現状の再確認だ。名前はレティシア・ウルフマン。ウルフマン家の長女。ここまではいい、様々なルートの中でレティシアは必ず出てくる。必ず敵として出てくる。いやらしい悪女の時もあれば、敵国の勇ましい軍団長だったり、時には魔道具によってラスボスのなることもあった。本当に自由度たかいなぁ...
なぜ、軍団長になったり、貴重な魔道具が使えるかというとこの家に理由がある。ここ、ベルン帝国の侯爵であるからだ。そのうえ、家は代々、武門の家系だ。父、ロッド・ウルフマンは国の軍務卿だ。祖父は元将軍だったりと勇ましい。もともと、ウルフマンという家名も初代がフェンリルを倒したことから始まる。というか乙女の悪役令嬢は普通、内務卿や財務卿、宰相だと、思うのだが...
話を戻そう、まさにそれ以来、武門の家系で、気合いが入っており、信念により生きている。また、敵には死に体になろうとも噛みつき、内に入れれば、最後まで守るという一族だ。そのため、何度か没落仕掛けているが這い上がってくることでも有名だ。回りからは「銀狼の一族」と呼ばれている。ちなみに、ウルフマン家は皆、銀髪だ。これも名前の由来になっている。また、魔力が高く、魔法も得意、令嬢だろうと簡単な武器の使い方を学ぶ。本当に武道派だ。
あまり、悪役令嬢になりそうにないが狙った獲物は逃さないが、心情のため、貴族としてのプライドや愛するものために戦ったりとかなり気合いが入っている。うん、本当に入りすぎだ...
頭を抱えて色々と、考えていると部屋の扉が勢いよく空いた。
ウルフマン家の人々について書きます