15 2/3 節分
作者の夢がメイン。少し、変えているが基本的には同じである。
私は、Fと名乗ることにしよう。文化会館で高名な先生の講演を聞いて、トイレに行こうとした。
トイレにいった。だが、男子トイレに男女問わず並んでいた。女子トイレに長蛇の列ができているなら話は分かる。でも、並んでいる様子もなかった。
私は、とても気味悪く思ったが、女子トイレに向かった。だって、皆に流されてはいけないと思ったから。
だが、女子トイレに入った途端、視界が真っ白になった。まるで、吹雪で視界が見えなくなっているような感じだ。私は、疲れ果て、尿意を忘れてしまった。気持ち悪くなってくる。頭が痛い。やっとの思いで外に出ると、さっきの長蛇の列は消えていた。私は謀られたのか。いや、あそこには数十分しかいなかったはずだ。もう一度女子トイレに入る。一面が白く目が悪くなりそうだ。肝心の便器も見つけられない。雪隠とはまさにこのことを指すのかと思った。雪に隠されているからな。汚すのも良くないと思って、恐る恐る男子トイレに行った。別に、男子のそれを見たくて行くんじゃない。行かざるを得ないのだ。
そうして、何とか用を済ませることができた。
一体、あれは何だったのであろう。