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第72話 お掃除

俺は恐る恐るその建物に入って中を見る。所々金で装飾されており、中心には泉がある。そして、その泉の中心には……女の子?


こんな所に人間の、ましてや女の子がいるはずがない。というか鳳凰はどこに行ったんだ?待ってると言っていたからこの周辺にいるはずだが……


俺が女の子を見ながら思考を巡らせていると、声が聞こえる。



「……恥…見…拒……」(恥ずかしいから見ないで……)



……?鳳凰の声?どこから?考えるとしたら目の前にいる女の子。



「……すまん!」



俺は取り敢えず鳳凰とは逆方向を見る。まさかとは思っていたが女だったとは……。あと鳳凰も人間の姿に成れるんだな……。



ぽむっ



変な音が鳳凰の方から鳴り、気になる。



「……私…見…良……」(もうこっち見ても良い……)



鳳凰は鳥の姿に戻っていた。



「す、すまん。」



「……良…気…無……」(良い、気にしていない)


「そ、そうか……」


「…………。」


「……。」



すごい気まずい。悪いのは俺だが気まずすぎる。ど、どうにか空気を変えなければ……。



「あ、あの……」



俺の言葉を遮って鳳凰が喋ってくる。



「……場…奥…貴…寝…所…使……」(ここの奥にある寝床を使って……)


「お、おう。それにしてもこの建物結構広いんだな……。鳳凰が作ったのか?」



どうにか会話を続けようと試みる。



「……私…来…前…神…住…居……」(私が来る前は神が住んでいた)



つまり、この建物は神が作ったということか……。この妖の世界での「神」という存在が何なのかいまいち分からない。



「そうか……。じゃあ俺は寝床に一旦行ってくる」


「……了……」(分かった)



泉がある大広間のさらに奥にある部屋の戸を開ける。



「これは……相当使われてないな。」



戸を開けただけで中から埃が舞ってきた。部屋の中はもっと酷い。床には鈍色の絨毯(じゅうたん)……ではなく埃が積もっていて底が見えない。布団の上も……。


これは骨が折れそうだ。


俺は鳳凰に雑巾等の掃除用具の場所を聞いて、掃除を始める。



「雑巾を使うのなんて神界に居た時ぶりだな……。」



俺は手始めに布団を含める全ての家具をそとに出し、全ての家具を雑巾で水拭きし、布団等の布類は棒で叩いて埃を落とし泉の水を入れた桶に入れて洗濯をする。


家具が終わったら部屋の掃除だ。


まずは窓を開けて換気し、天井に張っている蜘蛛の巣落としや壁の水拭き。床掃除をして、どうにか日没までにまともに住める状態にする事ができた。





         レベリオ


種族⋮天使


レベル⋮第2位階(智天使)


年齢⋮???


属性⋮聖


能力⋮反逆者(フォールン・ノーレッジ)


スキル⋮聖光・狙貫、連弾、裂爆(x)、飛行(x)、聖盾(x)、

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