第70話 霊
「……闇…滅…三…満…月…日……」("闇"を滅するのは3日後の満月の日)
「満月の日?」
「……満…月…日…闇…弱……」(満月の日は"闇"が弱くなる)
「……そうか。なら3日間の間、俺と仲間はどこに居ればいいんだ?」
俺もそうだが葛葉はまだ下で待ってくれている。待つにしても一度葛葉に伝えに行かなければならない。
「……貴…場…居…貴…友…迷…森…中…危…森…外…行……」(貴方は私と此処に居る、貴方の仲間は迷樹海の外にいないと危ない)
確かに"闇"と戦う際に葛葉が呑み込まれる可能性もあるのか……
「なら、一度仲間の元に行ってきていいか?」
「……了…早…戻……」(分かった、早く戻ってきて)
俺は山を一気に下り葛葉が待つ場所に向かった。
……また霧が発生している。どこに葛葉がいるのか全く分からない。
「おーい、葛葉~。いたら返事してくれー!」
取り敢えず叫んでみるが当然応答はない。さらに奥へ飛ぼうとすると……
ドカアァンッ
……葛葉か?丁度飛んでいる場所の下から爆発音が聞こえる。
急いで地上に降りて状況を確認する。
「葛葉……?」
そこには久しぶりに見る獣姿の葛葉がいた。
「む?連か……。」
「どうしたんだ?葛葉、獣の姿に戻って……」
しかも戦った痕跡がある。
「先ほどまでここで人間の少女みたいなのと戦っておったんじゃが……逃げられたようじゃな。」
「人間の少女?こんなところに?」
「む~?分からん。妖とは違う気がしたんじゃが……」
「でも、葛葉が獣姿に戻るってことはそんなに強かったのか?」
葛葉は獣姿からいつもの姿に戻る。
「そうじゃなー。わらわの攻撃がほとんど効いておらんかったからな……。」
葛葉の攻撃が効かない!?そんな奴もこの樹海にいるのか……。
俺は葛葉に鳳凰から言われたことや今後の事を話した。
「む~、つまりわらわは残り3日間外で待機ということで良いのじゃな?」
「ああ、そうだ。ところで葛葉、話に出てた"闇"って何か分かるか?」
葛葉は顎に手を当てて考える。
「この不死霊山に封印されておる者がいるのは知っておったが……"闇"というのは初めてじゃな」
葛葉も知らないか……。だが、何かが封印されているのは事実ということか。
「何が封印されているんだ?」
「確か……昔聞いた話じゃと人間の霊が封印されておったばずじゃ。」
人間の……霊?
レベリオ
種族⋮天使
レベル⋮第2位階(智天使)
年齢⋮???
属性⋮聖
能力⋮反逆者
スキル⋮聖光・狙貫、連弾、裂爆(x)、飛行(x)、聖盾(x)、




