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第45話 人間界

転生の神、再登場!

「やぁ、良く来たね!ミリシアちゃんに天使君!」



「お久しぶりです!ネオリス様。」



女とも子供ともつかない声。高くどこか幼さを感じる声。私とミリシア様が頭を下げるこの先には少女が立っている。銀髪のショートカット。白い布を一枚羽織っているだけの簡素な服装。年齢は十歳前後程の幼女の姿をしている。 



「今日は何の用かな?」



ネオリス様にそう聞かれミリシア様は答える。



「私は人間の世界に行きたいんです!」


「へぇ、そりゃまたどうして?」



ミリシア様は私に言ったことと同じことをネオリス様に伝える。



「う~ん、そっか~。別に良いけど。でもその姿じゃ行けないよ?」


「……?」


「神の姿、というか神の力を持った状態で下界に降りるのはタブーなんだよ。つまり、」


「……つまり?」


「つまり下界に降りることはできるけど、下界にいる間は君は神ではなく人間でなければいけないんだよ。これは神内での絶対守らなければならない掟。破ったらどうなるか僕にも分からない。」



そこで私が質問する。



「ネオリス様、人間界から神界に戻ってくれば神の力は戻るのでしょうか?」


「……うん。戻れればね、戻るためには一人の命を天に捧げなければならないからね。他の神にはできても心優しい女神様である君には出来ないんじゃないのかな?」


「それでも行きます!」



実は私はその話を知っていた。だからこの話を聞いたら流石にミリシア様も諦めると思っていた。



「そっか。なら今から送るね?」


「はい!」


「ミリシア様……」



私は思わず呟く。



「レベリオ、少しの間待っていてください。必ず帰ってきます!」


「……はい。いつまでもお待ちしております。」



そう言うしかなかった。



ミリシア様はそのまま消えていった。この事はたちまち神界中に伝わった。当然聞こえてきた噂はミリシア様を称える声だけではなかったが、私はなにも言わない。私が神の方々と口論などすればさらにミリシア様の立場が悪くなってしまう。


私は待てなかった。ネオリス様に天使はそのままの状態でも人間界に行けると聞きすぐに人間界に降り立った。


ミリシア様を見つけることができるか少し不安に思っていたが、杞憂だった。ミリシア様はとある国の王になっていた。その国を翼を仕舞い、私は訪れた。とても活気に溢れた国だった。国内でミリシア様の事を聞けば皆良く言った。


私は安心した。あの方はちゃんと人間達に"愛"を与えることができたのだと。それから私は少しミリシア様を見守ることにした。







         レベリオ


種族⋮天使


レベル⋮第2位階


年齢⋮???


属性⋮聖


能力⋮反逆者(フォールン・ノーレッジ)


スキル⋮聖光・狙貫、連弾(x)、飛行(x)、聖盾(x)、

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