第44話 刺客
「レベリオ、あとどのくらいかかりそうですか?」
現在、転生の神・ネオリス様の館へ天馬車で空を移動している途中だ。
「あと数分でございます。もう少しお待ち、」
ガシャンッ、
私が言い終わる前に馬車が何かとぶつかった音がした。
「何が起こっているんですか!?」
「分かりませんが……何かと激突したようです。私が外に見て参ります。ミリシア様は中でお待ちください。」
天馬車の扉を開けて外に出る。
「慈愛の神とその従者発見。排除する。」
突如頭上から聞こえたので私は聖盾を咄嗟に発動させる。
「チッ、天獣召喚・獅子鷲!」
聖獣召喚を使えるとは……相手は第3位階以上の実力者。さらにあの獅子鷲を出してくるとは本気のようだな。
「……しょうがない、聖光」
私は天使の通常聖魔法・聖光を獅子鷲に向けて放つ。
「フッ、聖光ごときで俺の獅子鷲を倒せると思っているのか?」
確かに私の聖光は獅子鷲を貫くどころか傷一つつけれなかった。
「どこの差し金ですか?」
「答える分けねぇだろw」
しょうがない。殺るしかないみたいだ。ミリシア様にあまり殺しはしないよう言われていましたが……仕掛けてきたのはあちらの方。しょうがない。
「しょうがない、聖光。」
「だから効かねぇって」
そんな同じ技を何度も使うわけがないだろうが。
「聖光・連弾。」
「あ?」
連続する聖光が獅子鷲の頭を遂に貫く。
「聖光を連続して放つだと!?」
「私オリジナルの技ですからね」
「くそッ撤退だ」
天使は羽を広げて逃げようとする。一度私に何よりもミリシア様に手を出したのだ。生きて帰れると思うなよ?
天使は凄まじい速度で逃亡を図る。
「聖光・狙貫」
収束した聖光が飛んでいく天使の頭を正確に貫く。天使が墜落していくのを見て私は天馬車に乗り込む。
「レベリオ、遅かったですが何があったんですか?」
「いえ、鳥とぶつかってしまったようです。」
「そうですか、その鳥には悪いことをしてしまいましたね……」
やはり優しい。この方に心配をかけさせてはならない。早々に敵を排除しなければ……
「そうですね、ですがそろそろネオリス様の屋敷です。」
「あら、もうそんな所まで来ていたんですか?服装を整えないと。」
レベリオ
種族⋮天使
レベル⋮第2位階
年齢⋮???
属性⋮聖
能力⋮反逆者
スキル⋮聖光・狙貫、連弾(x)、飛行(x)、聖盾(x)、




