第39話 天力
最初の一話からずいぶん変わりました
「私は……」
その瞬間私の体からまばゆい光が放たれる。その瞬間惨龍の技が消えた。
私は空へと浮き上がり、口を開く。
「私は……私は"連"だった者。今の名……いや、真の名は反逆の天使・レベリオ。」
「天使……なんだそりゃ?いきなり光始めたと思ったら白い翼が生えただけか?」
惨龍の煽りを無視して私はステータスを見る。今までこの世界で習得していたスキルや能力、ラーニングも消えてステータスが戻っていた。
(……戻れた)
「翼が生えただけじゃなにも変わらないぞ!」
惨龍は私の元まで急接近し先ほどの技ごと絶ちきる斬撃を放ってくる。今見るとこの斬撃は大分襲いように感じる。私は「聖盾」を発動する。
天使なら誰でも使える下級の神聖魔法。だが、人間の技を受け止めるだけならこれで十分だろう。
斬撃が盾に跳ね返された瞬間、惨龍の顔は驚きと若干の恐怖に包まれていた。最強と呼ばれていたような男だ。今まで技を防がれたことがないのだろう。
「くそッ、」
惨龍は再びあの破壊の術を放つつもりだろう。盾で防いで問題はないが……今はこの男に時間をかけている暇はない。手早く終わらせよう。私は右手から魔法陣を出現させ、技を発動させる。
「貫け、"聖光"」
……ビュンッ
惨龍の胸を光の光線が貫き、そのまま地面へと惨龍は落下していった。
私は地面に転がっている惨龍の元に降り立ち、翼をしまう。すると惨龍がこちらを見ながら口を開く。
「最後に聞きたいんだが……あんた、本当にこの世界の神か?」
(……この人間は他の世界があることに気付いているのか?)
「……いや、違う。」
「……そうか。」
惨龍は地面に倒れた状態で血が吹き出ている胸を押さえながら右手に持っている剣をこちらに向けてこう言った。
「……俺は強かったか?」
「……いや、」
正直にそう答えると惨龍は嬉しそうに笑い、剣を下ろしてこう言う。
「そうか、俺はまだ"最強"じゃなかったのか」
惨龍は自分の右手に持つ剣を自分の首の上へ持ち上げる。
「……何をするつもりだ?」
聞き終わった時には既に惨龍の首は離れていた。
(次は……転生の神)
レベリオ
種族⋮天使
レベル⋮???
年齢⋮???
属性⋮聖
能力⋮反逆者
スキル⋮聖光(x)、飛行(x)、聖盾(x)、




