第22話 役職
国…です!
「ええっと、これで全員か?」
「ウム」
「そうじゃな」
俺は瓦礫の山から集まった妖達を見下ろす。近くには人間の死体やら瓦礫やらが転がっている。
「ここに俺達の国、妖の国を作ろうと思う!」
「手伝ってくれるか?」
俺は妖達に問う。
「もちろんです!」
「主様の命令絶対」
「暇だから手伝ってやるよ」
森に住んでいた者達だから国とかそういう物は拒絶するかと思っていた。どうやら杞憂だったようだ。
「じゃあ、早速なんだが…ここの片付けだ」
「おぉー!」
「承知!」
「御意~」
いくら小さいとは言え元は国があった場所…百音と千夜が破壊した瓦礫などが至るところに散乱している。
(どうせ国作るんだったら、わざわざ建物を破壊させなくて良かったな…)
俺に家を作れるような知識は残念ながらない。妖達の中にできる者がいなければ、あの生け捕りにした三人達に聞くか…
八咫烏や飛倉達が瓦礫を一旦外に運び、水操魔達が洗浄、という風に自分達でしっかりできているので俺の指示はいらないな。
「葛葉、各種族の長と牙王を呼んできてくれ」
「?、呼んでくれば良いのじゃな?」
各部族の長と強者9人と葛葉、牙王、俺の計12人が一時的に片付けが終わっている国の中心地に集まる。
「今後の事について皆に話がある」
「まず、国を作るにあたって全員に役目を与えたいと思う。」
「役目、ですか?」
雫がそう問いてくる。
「ああ、」
「それぞれの得意な事に合わせて決めたい」
「諜報卿に飛倉の夜蔵、参謀に葛葉、国防に八咫烏の三人と大蜈蚣の姉妹の5人、農業に水操魔の雫と野槌の絡媛、今のところ出番はなさそうだが外務に土蜘蛛の綺玄にするつもりだ。」
「ン?我ハ?」
「なんか質問ある奴いるか?」
「オイ、我ハ?」
「我ニハナイノ?役職」
牙王には実は取って置きのを用意してある。なにせ牙王は重役に着けたら何をやらかすか分からない。
「牙王にもちゃんとあるぞ!」
「ナンダ、アルノナラ最初カラソウ言エ」
なんとなく嬉しそうだ。
「牙王の役職は…」
連
種族⋮神
レベル⋮270
年齢⋮?
属性⋮聖
能力⋮ラーニング、森ノ王(木々の怒り、森の宴、花々の祝福)、仙術(五行術、禁術)
スキル⋮神眼(IV)、飛行(II)、実態化⋅精神化(V)、水操作(VI)、液体化(VI)、水鉄砲(VII)、糸操術(V)、酸液(II)、暗視(VI)、鋭牙(V)、鋭爪(V)、斬撃(V)、狼走(VII)、突風(V )、障壁(III)、隠密(II)、音探査(II)、迷彩(II)、陽光(III)、羽刃(III)、装甲(IV)、刃物耐性(IV)、狐火(VII)、黒風(V)




