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第15話 襲撃

なんか主人公が悪役みたいになってしまいました~

俺は今人型に戻った葛葉と共に森を出た。こないだの3人組の話にあった「封魔院」なるところを探して、恵津の対妖怪勢力を潰すため。


「一番厄介じゃった封魔師の長、雷電が牙王と共に封印されている今こそが好機じゃ」

「確かに…とはいえ雷電以外にも強い封魔師はいるだろう?」

「案ずるでない」

「わらわとお主が共に攻め込めば簡単じゃ」

「随分と自信があるんだな」

「元々わらわと牙王で攻め込もうという話は出ていたのじゃ」

「その攻め込む際の一番の障害であった雷電がいない今攻めるのが一番良いってことか」

「そういうことじゃ」

「む、見えてきたのう」


森を抜けて少し歩いたところに木で作られた柵ややぐらが見えてきた。


「あれは?」

「恵津の国と森の境目にある封魔師共の拠点じゃよ」

「ここに封魔院なるものがあるとわらわは考えておる」

「まぁどちらにしよう潰しておいて損はないか」

「じゃろう」


木でできた門の前に俺達は立つ。


「貴様ら何者だ!」


見張りやぐらから弓を持った兵士が俺達に叫ぶ。


「おい、聞いているのか!今すぐ離れなければこの弓で射るぞ」


葛葉は弓兵の話などまるで聞いていないようすだ。


「連よ、やるぞ」

「わかった」

「狐火」

「妖火」


俺達は門と柵を火で焼き払う。


「敵襲~敵襲~」

「門が破られるぞ~全員急げー」

「次々と集まってくるのう」

「ああ、だが封魔師ではなさそうだな」

兵士共(ざこ)はわらわに任せて中に居る封魔師共の相手をしてくるのじゃ」

「わかった」


俺はこの場を葛葉に任せて燃えて倒壊した門の瓦礫の上を通り中に入る。


「あ、あれ噂の新しい森の主じゃない?」

「それっぽいっすね」

「ああ、早く討伐するぞ」


そこにいたのは大蜈蚣を倒した際に俺が尾行したあの3人組だった。あの名乗り…やるか


「愚かな人間共よ、我が名は連あの森を統べる新たな神である」

(よし、完璧に決まった!でもやっぱり少し恥ずかしいな)


シュッ


「な、」


あいつ、いきなり矢打ってきやがったぞ。もう俺は怒ったぞ。


「突風、斬撃!」


俺は葛葉に放った時と同様に両手から二つの技を放つ。


「障壁!」


あの巫女が障壁を張るが当然のように壊れ、そのまま巫女は攻撃をもろに受けた。大男の方が斧を振り回しながらこっちに向かってくる。


「鋭爪」


俺は爪で斧ごと大男を斬ってしまった。


「あれ?」

(そこまで力を込めたつもりはなかったのに…)


大男は全身から血を吹き出して倒れる。


「さて、残ったのはお主だけか?」

「千代ちゃんと鬼龍さんが…」


少し格好つけてみよう


「終わりだ」

「森ノ王・木々の怒り」


技を放とうとした瞬間後ろから凄まじい熱気を感じ、咄嗟に精神体になる。


ブオォォォ


「すまぬ、そっちまで火が行ってしもうた」

「……ハハ」


俺は思わず苦笑する。見た先にあったのは火の海。比喩ではなく本当に火の海だった。今の火であの3人組も死んだかな?


「秘術・空間移動」


後ろから巫女の声が聞こえる。


「な、まだ生きてやがったか」

「妖火!」


俺は妖火を放つがそれが当たる前に3人組は消えた。


「転移術じゃな」

「逃げられたか…」

「まぁ封魔師共の拠点を一つ堕とせたのじゃからよいじゃろう、」





       (れん)

種族⋮神

レベル⋮235

年齢⋮?

属性⋮聖

能力⋮ラーニング、森ノ王(木々の怒り、森の宴)

スキル⋮神眼(III)、飛行(II)、実態化⋅精神化(V)、水操作(VI)、液体化(VI)、水鉄砲(VI)、糸操術(V)、酸液(II)、暗視(VI)、鋭牙(V)、鋭爪(V)、斬撃(V)、狼走(VII)、突風(V )、障壁(III)、隠密(II)、音探査(II)、迷彩(II)、陽光(III)、羽刃(III)、装甲(IV)、刃物耐性(IV)、

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