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大きな消防車と小さな消防車

作者: まえとら
掲載日:2022/06/24

大型の消防車は得意気です。

「大きな建物の火災でも俺に任せな」


小型の消防車は得意気です。

「小さな建物の火災は僕に任せてください」



「大は小を兼ねる俺の方が優秀だぜ」

「すごいけど大きけりゃ良いってもんじゃないさ」

大型の消防車と小型の消防車は、自分の方が優秀だと思っていました。



大きな建物に囲まれた奥の細い道の中にある建物から火災が発生して出動です。貯水槽が整備されていない区画です。細い道を大型の消防車は入って行けません。小型の消防車は奥まで行けても水の量がぜんぜんたりません。


「くそっ…」

「僕なんか…」

自分の無力さを思い知った大型の消防車と小型の消防車はお互い目と目が合い、うなずきました。


「俺が積んでる貯水タンク1つを君の後方部に接続する!持ってって!」

「僕をあなたの放水力で後方から押してください!」



火災の炎も鎮火しました。

「ありがとな」

「ありがとう」

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