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音ゲー部!  作者: day
第2章 〜過去との因縁〜
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第5話 〜新入部員〜

第5話 〜新入部員〜


私たちは正式に音ゲー部を作り上げたのだが、だからといって何かが変わったわけではなくいつも通りみんなで音ゲーについて喋り明かす日々を過ごしていった。



部活を設立して数ヶ月後、私たちは2年生となり新入生がいろいろな部活を見学したり体験しているのを他人事のように見ていた。


まさかこの部活に入る1年なんていないだろう。そう思いながら私は自動販売機で買ったお茶を口にした。


「おーい、新入部員来たぞ。」


来るんかいと1人で噎せている私を尻目に他の部員は声の主である丸池の元へ駆け寄った。


私も遅れて行くとそこには2人の1年生がいた。


「湯山帯人です。一応jubeatやってるんでよろしくお願いします。」


帯人と名乗った少年はチャラチャラとまではいかないが割とオシャレな感じの、俗に言うリア充みたいな雰囲気を醸し出していた。


「僕は反町玉夫って言います。リフレクを主にやってます。」


もう一方は身長が私ほどあり1年生にしてはなかなか高く、喋り方だけでおっとりな性格とわかる草食系男子だった。


「まさか2人も入ってくるとはな。」


「ね。このまま5人でひっそりとやってくかと思ってたよ。」


私と彩香でこそこそ話してると丸池は最早恒例となっているアレをやるようだった。


「宜しくな2人とも。早速だがゲーセンで交流を深めに行こうではないか。」


「おお、いきなりですね。」


「わー、面白そう。」


新入生2人は乗り気な様でほいほい丸池についていった。



ゲームセンターに到着した私たちはまずリフレクから始めることにした。


「よし、じゃあリフレクからやろう。反町カモン!」


丸池に呼ばれ反町は筐体の前に立ちe-passをタッチした。


「じゃあローカルモードで一対一のバトルだ!って言いたいけどまずは勝敗関係なく気楽にやろうか。」


「わかりました。曲はどうします?」


「じゃあ先に選んでくれ。」


「了解です〜。」


反町は早速曲を選び始めた。


「反町ってどれくらいできるんだろうか。」


「さあ?見た感じは上級者には見えないけどなー。」


「外見で判断よくないネ。もしかしたら凄いの選ぶかもヨ。」


私たちが話してるとどうやら曲を決めたようで2人とも既にスタンバイしていた。


話に夢中で何を選んだか見ていないが、一瞬丸池が嫌な顔をしたのが見えた。



ゲームが始まり曲が流れ始める。


反町が選んだ曲、それはArcanosだった。


「え!?Arcanos!?」


「知ってるのか縦皿」


ギタドラ以外はあまり手をつけていない荻田が私に聞いてきた。


「Arcanosは今やってるPASTEL WONDER TRAVELERっていうAll Season最後のイベントで解禁できる曲だ。解禁するのにそれなりの実力が必要なんだが・・・これはなかなかやり込んでるぞ。」


Arcanosの恐ろしいところはまずBPMが96しかないということだ。


リフレクにはhigh-speedが無い為オブジェクトの速さを変えることができず、96というとんでもない遅さでプレーしないといけない。


更にトリルが多いため密度が高いばかりでなく遅すぎてタイミングが合わないというのはしょっちゅうだ。


丸池が嫌な顔をしたのも恐らく低速が苦手だからなのだろう。



低速トリルでgoodを連発する丸池と比べ反町はなかなかの精度でトリルを捌いていく。


結果は見るまでもなく反町の圧勝であった。


「お前・・・いきなりなんなんだよ。」


「この曲好きなんでつい選んじゃうんです。BPMも遅いし僕にあってると思うんです。」


確かにおっとりしてるがだからといって低速譜面が出来る理由にはなってないぞと心の中でツッコんだ。


その後も2人は気楽にやるといいながら高難易度ばかり投げ合っていた(反町は本当に気楽に選んでいると思う)。


その中で丸池は量子の海のリントヴルムを選び無事に勝ったが反町とスコアの差が全然開いていなかった。どうやら普通に高速譜面もいけるようだ。



「リフレクはこんなもんでいいな。次、jubeatやろう。」


丸池は逃げるようにjubeat筐体へ向かった。


「次は俺の番ですね。」


帯人は待ってましたと言わんばかりに体がウズウズしているように見えた。


「おう、待たせたな。jubeatなら自信があるしここで先輩の威厳復活だ。」


丸池がjubeatを得意としているのは初耳だったがこいつはなんでも出来るし驚きはしなかった。


その時は。




「じゃあ最初の曲を決めてくれ。」


「了解っす。んーと、じゃあまずは小手調べで。」


帯人が選んだのは800nm、nmシリーズの1つである。


この曲はギタ・ドラ・jubeat大夏祭りの解禁曲でありnmシリーズ唯一のレベル9である。


ギタドラとの同時収録ということもありギターの音色が心地よい爽やかな曲となっている。


レベル的にも9の中では割と簡単な方であり小手調べとしてはいい選曲だろう。



曲が終わりリザルト画面へと移る。


そこで私たちが見たものは・・・


「鳥コン・・・だと!?」


丸池のリザルトにはSSSで尚且つフルコンボと表示されていた。


greatの数も少なくスコアは990kを叩き出していた。


「ちょ、おま、えぇ?」


言葉が出ない私に丸池は言った。


「別に驚くことないだろ。これぐらい。」


「いやいやいや、腐ってもレベル9だよ?てか、え?なに?本当はjubeatがメインなの?てっきり弐寺がメインだと思ってたよ私は。」


丸池と関わるきっかけが弐寺であったため今まで私と同じ弐寺erかと思っていたが全然違うようだ。


「待てよ?てことは奴はサブ機種でありながら私と同じ段位なのか。」


1人ショボクレる私を置いて2人はjubeatで白熱していた。因みにさっきの帯人のスコアは976kと微妙なスコアであった。


その後も丸池はRED ZONEで960k、Go For The Topで980kと帯人を凌駕していた。


「いやー凄いっすね先輩。完敗ですわ。」


「まあこの機種は負けるわけにはいかないからな。」


丸池はリフレクでの鬱憤を全て払ったような清々しい顔をしていた。


「また今度やりましょうよ。次は絶対勝ちます!」


「ははっ、頑張れよ。」


部員も2人増え今までより一層賑やかになりそうだなと私は思った。



それと同時に弐寺では絶対丸池に負けないと誓ったのであった。









今回で2年生組が出てきました。


え?1人足りない?大丈夫です、次回出てくる予定です。


その関係で次回は視点が縦皿から変わりますので悪しからず。



さて、今回はリフレクとjubeatでしたがこれは過去の回想となっていますのでバージョンが現在と違います。


なのでリフレクでPASTEL WONDER TRAVELERがやってたりjubeatはsaucer fulfillだったりします。


時期的には2014年の4月くらいですね。



そういえば1/30にKACがありましたが皆さんは見ましたか?


私はテストがあったのでリアルタイムで見れませんでしたがタイムシフト予約をしてたのでなんとか見ることができました。


リフレクではレベル13がでたりボルテでは新曲の演出が凄かったりと大いに盛り上がりましたね。(その反面ゴタゴタもありましたが)


次は2/20にJAEPOで開催されますが、私は現地民として会場に行く予定です。


ついに生でKACを見るという夢を叶えることが出来そうで楽しみです。



今回はここで終了とさせて頂きます。


それではまた次回。

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