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音ゲー部!  作者: day
第2章 〜過去との因縁〜
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番外編 〜Thank you merry Christmas〜

番外編 〜Thank you merry Christmas〜


この話は番外編ということで本編とは時系列が異なります



今日はクリスマスイブ。聖夜の町でカップル達ががお互いの愛を確かめ合う中、音ゲー部のみんなは部室でパーティを開いていた。


部屋は赤や緑の折り紙や雪に見立てた白い綿などでクリスマス色に染められていた。


「なんで折り紙なんだよ。もっとマトモなものはなかったのか?」


「高校生クオリティなんだよこれが。」


一つの大きなテーブルを用意しその周りを囲む感じでわいわいがやがやとパーティを楽しむメンバー達。


「いやー、なんだかんだでもうクリスマスかぁ。早いような遅いような。」


「そうだね、この前までBEサマやってたと思ったらもう冬だよ。」


音也と太田が時の流れにしみじみとしてると、どこかからお前らはおっさんかよという声が聞こえたがそんなものも掻き消される程には場も盛り上がっていた。


「クリスマスといえばThank you merry Christmasが復活してたよね。」


「そうそう、jubeat、リフレク、DDRでまた出来るんだよね。期間限定だけど。」


「それポップンにも来たんだよ。Venus曲だけどジャンルが廃止されちゃったからウィザウチュナイシリーズにならなかったけど。」


聞きなれない曲名の話をしている帯人、反町、彩香の会話に太田は混ざってみた。


「なんですかそれ。過去曲ですか?」


「そうか、今年から始めた君たちはわからないか。よし、この私が先輩として教えてあげよう!」


「意気揚々なところ悪いんですけどポップンは今年から入ったんだし引っ込んd・・・ここは俺に任せてください。」


なんでさ!と喚く彩香を反町がなだめ、帯人が説明をする。


「まず、Thank you merry Christmasってのはさっきの会話で出た通りVenusの曲なんだけど、これはクリスマス用に作られた曲だからプレーできる期間が限定されているんだ。」


「jubeatとリフレクでは9、DDRでは12と難易度が割と低めで誰でも気楽にプレーできるんだ。まあ、これは他のVenus曲にも当てはまるんだけどね。」


因みにこの3機種の中ではjubeatの譜面が1番難しいとjubeat専門の帯人が語る。


「この曲はほんとにクリスマスって感じがして良いんだよ。俺的Venus良曲ランキングで3位内には入るね。」


1位じゃないんだ、と太田は心の中で思う。


「で、今年からはポップンにも入ったんですよね、彩香先輩。」


帯人が話を彩香に振るとさっきまでブー垂れてた彩香は水を得た魚のように元気になった。


「そうなんだよ!ポップンにも入ったんだよ!」


そんなに後輩の前で喋りたいのかと冷ややかな目で見る帯人を気に留めず彩香は語りだす。


「ポップンもレベルが41と高すぎず低すぎずって感じなんだけど、途中でXっぽい螺旋階段みたいのが降ってくるのよね。あそこだけ41超えてるわ絶対。」


「とまあこんな感じの曲だ。あともうちょいでプレー期間終わるから早めにやっとけよ。」


帯人が話を締めると太田は次になにやら元気のないダンクの元へ向かった。


「ダンク先輩どうしたんですか?なんか元気なさそうですけど。」


「太田、オレはヒジョーに悲しい出来事があったんダ。」


「な、なんですかその悲しい出来事って。」


いつもはハイテンションなダンクのこれほどの落ち込みよう、太田は意を決して聞いてみる。


「実はナ、RDiってあっただロ?」


「はい、ありますね。」


「あれの曲が今日全部無条件解禁されたんダ。」


「はい・・・え?」


それだけ?と思う太田。その顔を見てピンと来てないと感じとったダンクはその訳を言った。


「その情報がでるまで解禁作業を頑張ってたんだヨ!あともう少しでエゴ鬼解禁出来たの二・・・。」


あっ・・・と太田は察した。これは確かに精神的に来るなと。


「まあ、それは、その、気の毒でしたね。」


「でも悪いことばかりじゃないんだけどネ。」


話してスッキリしたのか平常通りに戻ったダンク。


「DDRに新曲や移植曲が入ってきたんダ。最近ひなビタくらいしか入ってなかったDDRにダ。」


「おお、それはよかったですね。」


同時に太田はこうも思った。え?DDRってそんなにひどい状況だったの?


まあダンク先輩が楽しそうなら良いやと思い太田は自分の席へ戻った。



そして楽しい時間は過ぎていき、パーティの終わりが近づいてくる。


「そろそろパーティもお開きだ。片付けの準備・・・の前に、1年生にはプレゼントがある。」


鍵介は自分のバッグから4つの包装された箱を取り出した。


「マジすか部長!なんですか?パセリカードですか?」


「生々しいプレゼントを要求するな。」


音也の言葉に飛鳥がツッコミのチョップを加え場に小さな笑いが生まれた。


「流石に4000円分用意するのは財力的に無理だからな、代わりにこれをやろう。」


渡された箱を開けるとそこには手袋が入っていた。


「手袋ですか。有難うございます。」


「もらって良いんですか?手袋もなかなかの値段張りますけど。」


「心配するな。それ手作りだから。」


1年生全員がえ!?と今日1番の驚きを見せた。


「これ作ったんですか!?部長が!?」


「まあな、これくらいなら簡単にできる。」


「みんな意外だと思うけど部長は家事スキルがかなり高いんだ。去年も俺ら手袋もらったし。」


帯人が言うと1年生達がざわざわし始める。


あの部長がこれを・・・ 弐寺やってるから手先は器用だと思ったけどこれは 料理とかもできるのかな エプロン姿の部長・・・おえっぷ


「ところでなんで手袋なんですか?」


一先ず落ち着いた太田は鍵介に聞いてみた。


「冬は手先が冷えるからな、音ゲーをするには指がちゃんと動かなければならないからその為だ。」


成る程、と頷く一同。


「よし、プレゼントも配り終えたし片付けをするぞ。それと時間ももう遅いし真っ直ぐ家に帰るんだぞ。」


はーいと答える部員たち。来年はこの光景を見ることは出来ないけどこれからもこんな感じでやっていって欲しいと思う部長であった。



Thank you merry Christmas!








本編ほっぽいて番外編です。


今回はクリスマスパーティを楽しむ音ゲー部員を書きました。


クリスマスといばこの前自分用のクリスマスプレゼントとしてvitaとミラクルガールズフェスティバルを購入しました。


やってみて思ったんですが判定が割とシビアですね。自分がDIVAのような四方八方から判定エリアに飛んでくる系が苦手なのもあると思いますが。



今回はこの辺りで締めさせてもらいます。


それではまた次回。

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