第2話 〜音ゲー部創設秘話〜
第2話 〜音ゲー部創設秘話〜
「この人、一体何者なんだ。」
見知った顔のなかに混ざる異質な存在、彼は一体何者だというのだろうか。
「今はもう卒業した先輩・・・ではなさそうね。」
飛鳥がほら、と写真に写った先輩たちの上靴を指差す。
「上靴のつま先の色が同じでしょ?この学校は学年によってそこの色が違うんだし。」
「え、そうなんだ。」
「なんで知らないのよ。」
「それは置いといてさ、飛鳥の言う通りみんな同じ学年っていうことはまだ在籍してるってことだよね?」
太田はここで1つ確認を取った。
「それなら今はまだ3年生、他の先輩はいるのに何故この人だけいないのか。」
「単純に考えて退部したっていうことだよね。」
「まあそれしかないよな、例え幽霊部員だとしても名前が消されるなんてことはないし。」
未来の発言に対し音也はうんうんと頷いた。
この状況からして退部したというのはほぼほぼ間違いないだろう。
では何故退部したのか、4人はその理由について考え始めた。
「退部したっていうことは音ゲーに飽きた、もしくは出来ない状態になったか。」
「自主退部だとは限らねーよ、もしかしたら何かやらかして辞めさせられたのか。」
「転校してったとか?でも高校で転校ってなかなか聞かないよね。」
「不登校・・・とか?」
それぞれの意見が部室内で飛び交う。しかし議論が続くばかりでなかなか意見がまとまらなくなっていた。
一応音ゲーに飽きてしまった説が濃厚になってきたところで、不意に部室のドアが開いた。
「部室掃除は終わったか?・・・なんだ、まだ少し散らかってるじゃないか。」
そこに来たのは音ゲー部部長、縦皿鍵介だった。
3年生、それも部長の彼なら太田達の謎は即座に解決されるだろう。そこで1年生組は縦皿に謎の人物について聞くことにした。
「部長、この写真を見つけたんですが・・・。」
「どれ、見せてみろ・・・っ!?」
縦皿は目を一瞬見開き動揺するが悟られないよう即座に冷静を装った。
「・・・どこでそれを見つけた?」
「掃除してたら見つけました。」
掃除をほっぽって写真探しをしてただろと飛鳥は言いそうになったが自分も関わってしまったためその言葉を飲み込んだ。
「そうか、無くしたと思ったがまさかこんなところにあったなんてな。」
「あの、この人って誰なんでしょう。」
太田の質問に対し縦皿は言ってしまっていいのか考えたが、ここまできたらもう言うしかないだろうと決意し、重い口を開けた。
「そいつはな、俺の親友でもあり・・・」
" この部の創設者だ"
「この部の・・・。」
「創設者ァ!?」
「そうだ。この部を作り、俺を始めとする3年生部員を勧誘した男だ。」
縦皿が口にした内容は予想を超えるものであった。
あの集合写真から古参というのは感づいていたがまさか創設者だとは誰もが思いもしなかった。
「え、じゃあ元々その人が部長だったんですか?」
「ああ、あいつが部を辞めたから代わりに俺が部長になったんだ。」
「何故その人は辞めたんですか?まさか音ゲーに飽きてしまったんですか?」
未来のちょっとした質問に対し縦皿は肩をピクリと動かした。今度はさっきよりもハッキリわかるように動揺している。
「・・・そうだな、それに近いかもしれない。いや、考えようによっては確信を捉えている、かな。」
「ごめんなさい、言ってはいけなかった内容でしたか。」
縦皿の今までにない反応を見て未来は地雷を踏んだと思い即座に謝罪した。
「いや、大丈夫。少し昔のことを思い出しただけだ。」
縦皿は気持ちを切り替えるため中指で眼鏡のズレを直した。
そして自分の中で覚悟を決め、口を開く。
「少し昔話をしてもいいか?」
約1ヶ月振りの更新です。
正直こんなに間が空くとは思いもしませんでした。
さて、今回で謎の人物について素性が少しわかってきましたね。
音ゲー部の創設者、一体何者なんでしょう。
実力や専門機種など気になることがたくさんありますが、それは今後明らかになっていきます。
それに伴い次回からは過去編に突入する予定です。
その際演出の都合上今までの三人称視点から一人称視点に変わります。ご了承ください。
※ここからは私事になるので興味のない方は飛ばしてもらって構いません。
最近jubeatでアリーナモードなるものが開催されてますが、M5からなかなか上に上がれなくて毎回嘆いております。
特に今回は1,2曲目が苦手な曲なのでクラスキープで精一杯です。助けてください。
次に弐寺ですが、蠍火灰をハード粘着したのですが無理でした。
幸い誰もいなかったのでPフリーで頑張りましたが1〜2時間やって今日はダメだと悟りました。助けてください。
とまあ、いろいろ大変なことがあったのですが悪いことだけではありません。
弐寺では今開催されてるイベントで卑弥呼を無事退治出来ましたし、jubeatでは最後に某有名ランカーとマッチングしました。
まさかあの方とマッチングできるとは思いもしなく、慌ててスマホを取り出し写真を撮りました。こんな経験恐らくもうないでしょう。
因みに某有名ランカーとは指も足もゴリラを超えてるあの人です。(特に足がやべぇ)
長々と話してしまいましたが今回はこの辺りで終わりとさせていただきます。
それではまた次回。




