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音ゲー部!  作者: day
第2章 〜過去との因縁〜
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第1話 〜もう1つの音ゲー部〜

第1話 〜もう1つの音ゲー部〜


とある学校に存在している部活、その名も音ゲー部。


音楽ゲームが好きな生徒たちがそこに集い、今宵も己の技術を磨き上げる為試行錯誤を繰り返している。


そんな音ゲー部には昔、ある部員が1人いた。


彼は音ゲー部の一部員としてひたすら己を磨き続けていた。


しかし現在は部室にも部活名簿にも彼の姿は見えない。


彼はある日を境に音ゲー部から去っていったのだ。


これは太田たち1年生の入学する前には存在していた1人の哀しい男の話である。




「はぁ、俺たちなんでこんなことしてるんだろ。」


「まあ確かにあまり使わない部室を掃除するのはなんだかなーって思うけど。」


「ちょっと男子、真面目に掃除してよ。」


「テンプレ乙。」


音也と飛鳥がギャーギャー騒ぎ立てる中、1年生たちは部長から部室掃除を命じられていた。


部室は基本使わずゲームセンターへ直行というこの部員たちにとって部室とはあまり縁がない。


部室を使うといったら月に何回あるかないかのミーティング、ゲームセンターへ行くお金が無い時の避難、1人で弁当を食べるときぐらいしかないのだ。


「これも1年生の仕事だって部長言ってたし、文句垂れないでやろうよ。」


「でもよー、本当に先輩たちも1年生の頃掃除なんてしてたんか?今回たまに思いついただけなんじゃないの?」


ぶつぶつ文句を言う音也に対してあははと苦笑いする太田。


そこで1人黙々と掃除をしていた未来がふと喋り出した。


「そういえばこの部活っていつからあるんだろ。」


「あー、そういえばそうだな。俺たちこの部活についてなんも知らなかったな。」


「そんな無駄話しないで掃除しなさいよ。これじゃあいつになっても終わらないじゃない。」


飛鳥が苛つき始めたところで音也にある迷案が閃いた。


「そうだ、この部室に昔の記録が残ってるかも知れない。なら掃除してる最中になんか見つかるかも!」


「くだらないこと言ってないで普通に掃除してよ。あんたはまずその頭に乗せてバランスとってる箒を手で持ちなさい。」


「まあ待てよ飛鳥、お前も昔のこと知りたいだろ?掃除も出来て昔のこともわかる、win-winだとは思わないか?」


うっっと呻き声を上げた飛鳥はいろいろ考えたのち溜息を1つついた。


「わかったよ、私もなんか気になるしその案に乗ってあげる。」


こうして4人は掃除を再開し、何かめぼしいものを見つけては掃除を中断、ふと我に帰った飛鳥に怒鳴られ掃除を再開というのを繰り返した。


「しっかしとくになにも見つからないな。名簿を見つけたときにはおっ?て思ったけど先輩たちの名前しかないし。」


「でもそれでこの部活は今の3年生の代から始まったってことはわかった。」


「確かにな、でもそれだけだとなんか物足りないよなぁ。なんかこうガッってくるやつないのかな。」


「うーん、どうだろうねぇ。」


さっき見つけた名簿(と言う名の大学ノート)を眺めながら太田は特に意味のない相槌を打った。


ぼーっと名簿を見ていた太田だがここであることに気づく。


「あれ?なんかこれ妙じゃない?」


「ん?何が?」


「ここ、名前と名前の間がなんか広くない?」


「ていうか名前1つ分入るね。」


「んなもん偶然じゃないの?」


「いや、よく考えると明らかおかしいよこれ。まるで元々誰かの名前が入っていたような・・・。」


太田は目を凝らしてその謎のスペースを注意深く見た。


「あっ、これよく見ると消し後が・・・なんか書いたあとが残ってる!」


「そこに書いたってことは、名前よね?」


「え?じゃあ誰かもう1人この部活にいたっていうこと!?」


突如浮かび上がった謎の人物に混乱する一同。もしかしたら自分たちの知らない誰かがこの部活にいる、若しくはいたかもしれないのだから無理はない。


「他に、他になにかあるか探さないと!」


4人は掃除そっちのけで部室を物色し始めた。


机の引き出し、ロッカーの中、物置の上など至る所を探し尽くすがなかなか見あたらない。


もう手がかりはないのかと諦めかけたとき、太田はロッカーへと視線を向けた。


「音也、ちょっと力を貸して。このロッカーを動かす。」


「ロッカーの裏か、そういえば探してなかったな。」


2人は息を合わせロッカーを横へずらした。


「お、なにか発見。」


音也は手を精一杯伸ばしロッカーの裏で見つけたものを取りだす。


「これは、写真?」


「日付は書いてないけど、3年生の先輩しか写ってないわ。」


「いや、3年生の先輩だけじゃない。」


そこには恐らく1年生の頃だろう3年生たちが写っていた。


しかしそこに写っていたのはそれだけではなかった。


いつも見る4人の先輩の中に1人見慣れない人物が写っていたのだ。


「この人が、空欄の人物、そして・・・」



"もう1人の部員"









お久しぶりです、私です。


さあついに始まりました第2章、如何でしたか?


なんかのっけからミステリー感が半端ないですね。


とはいってもいつもの音ゲー部よりはですけど。


相変わらずの地の文の下手さで雰囲気が作れてないですけどこれが音ゲー部クオリティということで勘弁してください。



今回はこういったように今までとは少し違う雰囲気でやっていきます。


ガチっぽくなるのでこのあとがきも無くした方がいいんじゃないかと1度考えましたが、やはりこのあとがき無くしてこの小説であらずというわけであいも変わらずなんか駄弁ってます。


物語の補足でもいいし日常で起きたことを話したりするスペースとなる予定です。


今更ですけどこういうのは普通ちゃんとした後書きの欄に書くべきなんだと思いますが、私はこのあとがきも小説の一部として読んでもらいたいと思っています。(ゆくゆくはオマケが本編と言われるように・・・)


なので誰に言われようともこの形式は崩さないので悪しからず。


そんなわけで第2章もこれからよろしくお願いします。


それではまた次回。


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