1st stage 〜ギュイ〜ン、ズンタッタ!〜
1st stage 〜ギュイ〜ン、ズンタッタ!〜
「どうも、犬飼音也です。最近存在感がない気がします。」
太田と同じくして音ゲー部に入った音也はなにやら1人でぶつぶつ呟きながらゲームセンター内をうろうろしていた。
「いやね、体験入部のときに軽く弄ってもらえてたからさ、そんな感じで馴染めるかなとか思ったけどさ、全然誘ってもらえないんだよね!」
高校では華やかでナウなヤングにバカウケのような生活を送ろうと考えていた音也は今この状況に対して不満を抱いているようだ。
「いじられキャラもある意味いいかなとか思ったけどそれさえも許されないのか俺の高校生活は。」
そんな大きい独り言をしている音也はとりあえず来たんだから何かやろうと辺りを見回していると、何やら一際目立つ人物を見つけた。
「あれって、確か、ええと。」
彼は一応先輩に値するのだがなかなか思い出せない音也。
「あれだ!萩田先輩だ!」
「荻田だ!お・ぎ・た!」
萩田もとい荻田は大声でツッコんだ。
「同じ影薄い同盟なんですしそれくらい許してくださいよ〜。」
「誰が影薄い同盟だ!そのノリをここへもってくんな!」
2人は出禁レベルの騒がしさをだしているが今日はあまり人がいないので店員も一応目を瞑っている。
「まあ、そんなことは置いといて、俺は今からギタドラをやろうと思ってたんだ。」
荻田が話題を変えるためギタドラの話をしだした。
「そういえば最近新しくなったんですよね?」
そう、ギタドラはover driveからGITADORA Tri-Boostに新しくバージョンアップしたのだ。
「新しくなったといっても従来のギタドラとあまり変わらないけどな。」
変わったところと言えば、と荻田はギターを担ぎe-passを取り出した。
「ちょっと見せてやるからな、しかと見とけよ。」
そして荻田は選曲画面で適当に曲選びをする。
荻田の実力はレベル8強は出来るが9に入ると厳しくなるくらいである。
そしてドラムもほぼ同じくらいの実力であるという偏りのない珍しいプレイヤーだ。
なのでとりあえずレベル8の曲を選んでいく。
「へぇ、流石先輩ですね。ランクSとか俺見たことないっす。」
荻田のリザルトを見てみるとAも混ざっているが4曲中2曲はSランクをとっている。
派手な見た目とキャラの所為で軽く見られがちだがこれでも実力は確かなのだ。
「で、最後の画面まできたわけだが・・・見てくれ、こいつをどう思う。」
その画面には植木鉢にオトベアのようなものが埋まっていた。
「すっごく、オトベアです。」
「オトベアといっても正式名称はベアモドキらしいがな。」
このベアモドキの入っている鉢、通称ベア鉢に楽曲クリアで獲得したトラブを投入し、育てた後に収穫するという仕組みだ。
因みに収穫までの時間はリアルタイムなので周りに迷惑をかけないため直ぐに終了し時間がくるまで待とう。
「これで収穫するとステッカーが入手できるんだ。」
「曲は解禁されないんですか?」
音也が何気なく聞くと荻田は少しだけ困った表情を見せた。
「いやぁな、実を言うとまだわからないんだ。」
「?」
「まだステッカーしか確認されなくて、曲は別のイベントで解禁するんだ。」
新曲はHot枠の楽曲をを遊ぶことによって貯まるHotポイント数によって解禁できるイベント、『あったかくなってきたね、春のHotキャンペーン』で見られるようだ。
「ま、そんなわけで変わったところはこんな感じかな。」
荻田は説明が終わったので担いでいたギターを元の場所へ戻した。
すると音也が何やら言いたげな目で荻田を見ていた。
「先輩、俺ギタドラやってみたいっす。なんか見てて凄いなって思いました。」
「おお、じゃあいろいろ教えてやるよ。」
荻田も教え子が出来たようで満更でもない様子で答えた。
「お願いします、萩田先輩!」
「荻田だ!」
ギタドラ編始まりました。
始まったと言っても実は近くのゲーセンにギタドラがないのでこれからの内容は過去の体験か憶測になると思います。
なので新鮮な話題をだすのは難しいかと思われます。
でもそれなりには頑張って書くつもりでいるのでこれからもよろしくお願いします。
そして今回は出番の少ない荻田がメインとなるので相方の方も出番が全然ない音也にしました。
これで出番がないのは後1人になりましたね。
恐らくですが3週間後くらいには彼女の出番が回ってくると思います。
そんなことは今は置いといて、今回の主役2名の話をしましょう。
ギタドラとビーストという私があまりやらない機種の専門として駆り出された彼らは影薄いキャラとしてこれから親睦を深めていく予定です。
縦皿と太田ポジくらいにはなるんじゃないでしょうか。
それと今回はメタ発言がやたらとありますが、彼らはギャグ枠として生きていってもらうのでこんな感じでやっていこうかと思います。
あまりやり過ぎるとオマケパートと変わらなくなるので節度は弁えますが
そんな彼らを影ながら応援してもらえると光栄です。
まあ使うかは私のさじ加減なのですが(笑)
今回はこの辺にしておきます。
それではまた次回。




