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音ゲー部!  作者: day
第1章 〜Welcome to MUSIC GAMEs〜
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2nd ROUND 〜いとをかし〜

2nd ROUND 〜いとをかし〜


前回のあらすじ


いつものようにリフレクをしようとした太田と反町は謎の声に呼ばれ奇妙な世界へと飛ばされてしまった。


2人が出口を探すため歩いているとあかちゃんのようなものが突如現れる。


あかちゃんのようなものとリフレクで対決した反町は見事に勝利した。


そして反町はこの世界がリフレクのイベントで行われているあさきの世界という場所だと気付く。


元の世界に帰るにはボスを倒さなければならないので2人は地平線に広がる1本の道をひたすら進んでいくのであった。




「今のあかちゃんみたいにまた敵が出てくるんですよね?」


太田は隣で歩いている反町に話題を振るように問いかけた。


「そうだね、事前情報だとあと4人くらいと戦うみたい。」


事前にイベントについて調べていた反町はこんな状況にも拘らず穏やかでいた。


いや、穏やかというよりは危機感がないだけであろう。


そんな話をしているとまたなにかが2人の目の前に現れた。


「にゃー。」


「こ、これは、猫?」


そこにいたのは猫のようなものだった。


「なんや、猫に文句でもあるんか?お?」


その猫のようなものは先程のあかちゃんのようなものと顔が酷似しているが、どうやら別人のようだ。


「ねこちゃん舐めんなやわれ。その昔なめネコっていうごっつう強い猫がいたんだからな。」


「君ともリフレクで勝負したらいいのかな?」


反町は猫のようなものの話をいつものマイペースな感じで遮った。


「話きけや・・・。ニイちゃんの言う通りリフレクで勝負をしてもらう。」


すると何もなかった場所にリフレク筐体がいつの間にか置いてあった。


「では反町先輩頑張ってください!」


太田はどうやらこの先リフレク勝負は全て反町に任せるようだ。


「うん、頑張るよ。」


反町も反町で勝負をするのは苦ではない様子である。


「よし、ほんなら行くで!ワオーン!」


「それ猫じゃなくて犬!!」


太田のツッコミとともに勝負が始まる。



当然結果は反町の勝ちであった。


「そんな、猫に本気だされてもー!」


猫のようなものは変なテンションのまま何処かへ去っていった。


「やりましたね先輩!」


「今回もなんとか勝てたよー。この調子で進んでいこう。」



太田たちは次々とくる敵を倒していった。


女性の様な出で立ちのおねぇちゃんや昆虫の様な謎の生物おてんとうむしを軽くあしらって行く反町。


それを只々応援する太田。


そして遂に敵は最後の1人となった。


「次が最後ですね。」


「うん、そのはずだよ。」


2人が気を引き締めると最後のボスが現れた。


「!?こ、この人がボス・・・なんですね。」


そのボスも今までの敵と顔が酷似しているのだが、なにか他とは違うオーラの様なものを太田は感じた。


そもそも何故同じ顔の敵が多いのか、それは恐らくクローンか何かだろう。


クローンとなれば当然オリジナルも存在する。


そしてそのボスから感じるオーラはオリジナル故のものだろう。


「これがこの世界の創造者、あさきだよ。」


そのボス、あさきからはゴゴゴゴ・・・という効果音が聞こえそうな雰囲気が漂っている。


「な、なんか雰囲気が違うですね。」


太田は今までと違う雰囲気に戦々恐々としている。


するとあさきの口が動いた。


「いとをかし・・・。」


「え?」


突然あさきから発せられた言葉、いとをかし・・・これはなにを意味するのだろうか。


いとをかしとはとても趣味があるという古語である。


しかしなにが趣味があるのか、そして何故古語を使うのか、謎は深まるばかりである。


「いとをかし、いとをかし・・・ん?お前らなんや。」


あさきは遂にこちらに気づいた。


「やあ、君があさきだね。」


反町はあさきから発せられるオーラを物ともせず話しかける。


「そうだけど、お前らはなんだ?調子のってるといとをかしすっぞおら。」


反町は今までの事、そしてどうしたら帰れるかをあさきに話した。


「成る程なぁ、でも自分もよーわからんわ。とりあえずリフレクすればええんちゃう?」


そういうともはや恒例の如くいつの間にかリフレク筐体が現れた。


「ほんなら早速やろーや。」


あさきと反町は筐体の前に立った。


いつもやってる事なのに今回は威圧感を感じる、流石の反町も不安がよぎった。


恐らく相手は今までとは比べものにならない実力であろう。


太田も固唾を飲んで反町を見守る。


そして最後の試合が始まる。




「い、いとをかし・・・。」


今回も反町の圧勝であった。


「あれ・・・先輩普通に勝っちゃってる。」


「う、うん、そうだね。」


この結果に反町も童謡を隠せない。


「くそー、お前らとてもいとをかしだぜ・・・。」


「君もなかなかだった・・・よ?」


「いとをかし、いとをかし、いとをかし・・・そんなわけでお前らを元の世界に戻したる。」


「どんな訳!?ていうか戻れるの!?」


太田のツッコミもキレッキレである。


「いやなんかな、今思い出したわ。そういえば自分で呼んだんだった。」


「どうやって呼んだの?」


興奮状態の太田をほっといて反町はあさきに尋ねた。


「なんかいとをかしなこと起きないかなーそうだ別の次元の人間を呼んでみようかなーって思ったらできた。」


トンデモ理論である。


あさき曰く何もしなくともあと数分で帰れるらしい。


「お前らが帰れる条件は俺と会うってことだったんだけどいとをかしについて考えてたら忘れてもうたわーHAHAHA。」


「笑い事かよ・・・。」


太田は呆れた様に呟いた。


「まあ、帰れるならいいじゃん。」


「そろそろやな、だんだんお前らの体が薄っすらなっとるで。」


あさきがそう言うと太田と反町の体が見る見るうちに薄くなっていく。


元の世界に戻る予兆である。


「やっと帰れるんすね。」


太田はやっと帰れることにホッとした様子で言った。


「因みにここで過ごした時間=現実世界じゃないから心配すんなやー。」


「それともう1つ!」


あさきは消えゆく太田達に最後の言葉を発した。


「いとをかしやからなー!」


・・・




「・・・ん、ここは?」


太田が気がつくとそこはいつものゲームセンターであった。


辺りは太田達がゲームセンターへ来た時と変わっていない、あさきの言った通りである。


「どうやら無事に帰ってきたみたいだね。」


反町も無事帰ってきたようだ。


「しかし、いったいなんだったんですかね。」


「KONAMIのサプライズとか?」


「そんなサプライズいりませんよ。っと、そういえばリフレクをやってる最中でしたね。」


太田はそう言って筐体の画面を覗き込むと、あさきの世界が全てクリアされていた。


「なんか、本当にあさきの世界に行ってたんですね。」



世界にはいろいろな不思議がある。


モアイ像やストーンヘンジ、バミューダトライアングルなど未だ解明されていない謎は多い。


あさきの世界もそれと同じであろう。


もしかしたら、あなたもあさきの世界へと招待されるかもしれない・・・






あさきの世界無事完結しましたー。


しかしお財布に優しくないイベントでしたね・・・。


でもリフレクにはまだ弐寺との連動イベントを残しているからまだ終わらないイベント祭り。


リフレク勢のお財布はまた軽くなっていくのであった。


まあそんなことは置いといてあさきの世界、なんとかクリアしました。


前回の話を書いてから2日目くらいで終了しました。


パステルくんさんの壊れようが凄まじかったです。


まだやってない方は是非やってみてください。



次回からはどうしようか。


あさきの世界編が終わったのでリフレクの通常回なんですが、何をネタにするか・・・。


恐らく弾丸ツアーの話になると思います。


それではまた次回。










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