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音ゲー部!  作者: day
第1章 〜Welcome to MUSIC GAMEs〜
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1st STAGE 〜ダンスと少女とevolution〜

1st STAGE 〜ダンスと少女とevolution〜


「未来ちゃん、ゲーセンいこっ。」


太田と時を同じくして音ゲー部に入部した踊咲飛鳥は大人しめの少女に話しかけた。


「そうだね、もう放課後だし最近行けてなかったから。」


千葉未来、彼女もまた音ゲー部のメンバーである。


飛鳥と未来は中学校は違うものの同じクラスであり同じ部活に所属しているのですぐに仲が良くなっていた。


「そうだ、彩香先輩も誘おうよ。」


飛鳥と未来は3年生の教室がある3Fまで行き、彩香を見つけては手際よく2人でゲームセンターへと連れ去った。


彩香曰く「放課後になって教室を出たらいつの間にかゲーセンに連れ去られていた。何を言ってるのk」とのこと。


「若いってパワフルね・・・。」


2つしか違わないのに年増発言をしている彩香はゲームセンターの一角に見覚えのある姿を見つけた。


「帯人じゃん、1人なの?」


帯人と言われた青年は呼びかけられたので声の聞こえる方へ振り向いた。


どうやら今までjubeatをやっていたらしくもう終わりなのかパネルの右下を連打していた。


「彩香先輩こんちゃーす。」


「振り向くと捕食されるよ。」


「それより女子3人で珍しいですね。」


帯人は彩香の後ろにいる飛鳥と未来を見た。


「ふふん、この子たちを連れてやってきたのよ!」


「嘘です、私たちが拉致・・・誘ったんです。」


彩香の強がりを飛鳥が直ぐに訂正した。


「先輩、そんな嘘ついてどうしようと思ったんですか。」


帯人は呆れたように言った。


「うう、先輩としての威厳が・・・。」


あんた何年先輩やってるんですか、中高合わせて4年かな、という声が聞こえるが飛鳥と未来はそんなの気にせずダンエボを始めた。


彩香と帯人の漫才よりもダンエボの方が魅力的だったようだ。


「飛鳥ちゃんはダンスやってたんだよね?ならいろんな曲がもうできるんじゃない?」


未来は曲を選択中の飛鳥に尋ねた。


「まあ確かに初めての曲も反射的に体が動くことがあるけど、やっぱりダンスは振り付けを覚えないと出来ないからね。」


弐寺やjubeatなどの音ゲーはノーツが見える瞬間と押すタイミングにタイムラグがあるのでいつ来るかがわかるから初見でもある程度はできる。


しかしダンエボにはそのタイムラグがほとんどないのだ。


少しは見た瞬間に体を動かすことで対処できるが、手の複雑な振り付けやステップなどはそう上手くいかないだろう。


「ダンエボってそういうところがとっつきにくいんだろうね。」


そして飛鳥が選んだ曲は最近追加された罪と罰だった。


弐寺からの移植曲でmoimoi歌唱である。


飛鳥たちがプレー中、彩香は折角来たのでポップンをやっていた。


帯人は特にやることがなかったのでポップンのほうを見ていた。


一緒に来たのにそれぞれ別の機種をやる、音ゲーではよくあることである。


さて、ダンエボのほうだがそろそろ終盤を迎えるころである。


飛鳥はダンス経験者であることから動きにキレがある。


未来もダンス未経験者なりに精一杯手足を動かす。


彩香はポップンで手を動かす。


帯人は特に動いていない。


そして最後の決める瞬間、


「あっ!」


未来は最後の最後に足が縺れ、倒れそうになった。


「危ない!」


すると飛鳥が咄嗟に未来の手を引いた。


しかし間に合わず、2人もろとも倒れてしまった。


「あたた、引っ張れなくてごめんね、大丈夫?」


飛鳥は未来の心配をしながら体を少し起き上がらせた。


「だ、大丈夫。それより・・・。」


「ん?」


飛鳥は改めて未来の方を見た。


未来が背中から倒れるところを飛鳥が手を引こうとして倒れたため現在飛鳥が未来を押し倒してる状態なのだ。


これを見て1人のポッパーに変なスイッチが入ってしまった。


「そ、それよりも本当に大丈夫?」ココニキマシタワーヲタテマショウ


「う、うん。ちょっと痛いけどね。」センパイ!ソレバベル!スケールアウト!タワーチガイ!


「ごめんね、咄嗟に動けなくて。」ソンナノキマシパワーノマエニハアカゴモドウゼン!


「そんなことないよ。これはしょうがないこと。」スゲー!ゼンゼンゲージヘッテネー!


「でも、怪我がないようでなによりだよ。」フオオオオオオ!


「私も転ぶなんて初歩的なミスしちゃってごめんね。」ア、サイゴノゴチャゴチャチタイデゲージガ


「誰にでも失敗はあるよ。気にしないでっ。」イヤァァァァァセメテヘイホウシヘンケイチタイマデ・・・アッ


「ありがとう、そう言ってくれると嬉しいよ!」センパイ、ドンマイッス


少女2人の絆が今回の事件でより一層深まった頃、ヘンタイさんはタワーを建てることに失敗したのであった。






彩香先輩マジ不憫。


というわけでダンエボ編&私がやりたかったことです。


正確に言うとキマシをやりたかったんじゃなく後ろで起きてることを並行して書くことをしたかったんです。


本当は半角カナでやりたかったんですがいろいろありまして全角で妥協することになりました。



それにしても彩香先輩は初期設定じゃこんなんじゃなかったんですがね、どうしてこうなった。


気がついたら不憫系女子となっていました。


後輩に拉致られ、威厳を保つための嘘を直ぐにバラされ、スケールアウト特攻して落ちるという三大悲劇。


因みに彩香先輩はノマゲでレベル48が出来るくらいの実力があります。


スケールアウトは49の中でも難しい方なので仕方ないですね。


そして帯人が彩香先輩の相手役だけのために出てくるという。


脇役の中の脇役ですね。


彼がある意味最も不憫なのかもしれません。



そんなわけで今回は内容が薄い&ギャグ(?)メインでした。


次回からは真面目に書くと思いますのでまた1週間ほどお待ちください。


それではまた次回。








※私事ですが新生活のため上京して新しい環境で生活することになりました。


学校も始まりいろいろと忙しくなると思いますがなるべく更新ペースを変えず頑張ろうと思います。


もし遅れたとしても恐らく1、2日くらいだと思われます。


それでも宜しければ今後とも音ゲー部!をよろしくお願いします。


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