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音ゲー部!  作者: day
第1章 〜Welcome to MUSIC GAMEs〜
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Final stage 〜終点とその先にあるもの〜

Final stage 〜終点とその先にあるもの〜


太田の驚きの実力を目の当たりにし意気消沈していたダンクだったが、ふとSNSに目を通した途端目を見開き、何かを理解した様子で話を切り出した。


「太田、DDRのちょっとした歴史みたいなもんを知りたいカ?」


太田は自分の知る以前の音ゲーについてはあまり知らなかったのでダンクの話を聞くことにした。


「DDRはまず1998年に稼働したんダ。その当時は凄かったらしくて社会現象にまでなったようダ。」


「その後も次回作を次々と出しみんながDDRで競い合い楽しんでいたらしイ。」


「へぇ、DDRって凄かったんですね。」


太田が相槌を打つとダンクは少し深刻な表情をし、続きを話した。


「確かにDDRは名前の通り革命的だっタ。but、1つ問題があったんダ。」


「問題ですか?」


「DDR初期の最強曲のPARANOiAという曲があル。BPM180と当時の最速曲でもあっタ。」


「しかし次回作につれて更に難しい曲は出てくル、まぁこれは全てに言えることなんだガ、DDRはちょっと違っタ。」


話の雲行きが怪しくなり、太田は不安になりながらも静かに話を聞いていた。


「2MBというアーティストがいタ。その人はDDRを初期から引っ張ってきたNAOKIという人の曲を主にremixしていたんダ。」


「2MBの曲は必ず本人のメッセージが反映されていテ、どれも意味深な内容ばかりダ。」


ネグレクトや環境問題についての曲とかそんな感じの曲だネ、とダンクは付け足した。


「そんなある日、MAX300というBPM300の当時じゃ考えられない速さの曲をNAOKIが作っタ。」


「それに応じ2MBも曲を作っタ。MAX300のremix曲・・・」




ー MAX.(period)ダ ー



「MAX.・・・ですか。」


その不穏な曲名に太田は何か嫌なものを感じた。


「ACではなくCS(家庭用ゲーム)で出た曲なんだガ、その曲に対するメッセージはどんなものだと思ウ?」


太田は首を横に振った。


「Why do you need KONAMI ORIGINAL songs?・・・意味はわかるナ?」


「ええと、何故コナミオリジナル曲を求めるか・・・ですか?」


「まあそんな感じダ。2MBは進化と共に難化していくDDRに疑問を持っていタ。」


「昔は楽しくやっていたDDR、しかし何時からかプレイヤーは難しい曲を求めるようになっタ。その結果BPM300という恐ろしい曲を生み出してしまっタ。」


「話を戻してMAX.についてだガ、この曲は常にWhy do you need KONAMI ORIGINAL songs?と問いかけてくル。BPMは元々300だか途中で当時最強曲のPARANOiAの譜面が引用されていテ、そこだけBPM180になっていル。」


「するとPARANOiA地帯は休憩地帯となっているではないカ。当時最強と言われたPARANOiAも今じゃ簡単な部類になっているわけダ。」


「その当時と現在の差を見セ、BPMは300に戻ル・・・だがそれだけでは終わらなイ。」


「終盤はなんとBPM600まで跳ね上がるんダ!」


「ろ、600!?」


「難しい曲を要求するプレイヤーへの彼なりの皮肉だろウ。」


そしてダンクは衝撃の真実を語る。


「MAX.がCSで出た頃、ACはDDR EXTREMEだったんだガ、そこでDDRの稼働は停止しタ。」


「・・・え?」


太田はその言葉、いや、その単語を理解できず、聞き直した。


「今なんと?」


「DDRは一時期稼働を停止しタ、つまり開発がその時点で途絶えたんダ。」


「そ、そんな過去があったんですか。」


太田は驚きとショックでもう何が何だかわからなくなっていた。


「そして3年半の月日が過ギ、DDRは再稼働しタ。」


ダンクは話を終えたのか軽く息を吐きいつものようなフランクな様子に戻った。


「そんなわけで現在に至るってわけサ!」


太田も動揺していたが少しずつ平常心を取り戻していった。


「なんか、壮絶な話でしたね。」


「ACにMAX.が移植されたらDDRの終わりって言われてたからかなり影響力のある曲なんダ。」


太田はDDRの昔話を聞いて色々考えていた。


DDR以外にもそんな話はあるのか、ACに移植されたら終わりとまで言われたその曲はどのようなものなのか。


「ん?"言われてた"?」


太田は今の話に疑問を持ったので恐る恐るダンクに聞いてみた。


「言われていたっていうことは過去形ってことですよね?」


確かに現在進行形で移植されていないのなら言われていたではなく言われているといった方が正しいであろう。


そしてダンクはその質問に答えた。


「よく気がついたネ。そうなんだヨ。」





既にMAX.は移植されているのサ




「・・・マジすか?」


太田はまたもや驚きとショックでもう何が何だかわからなくなっていた。


「今やってるイベントで最後に解禁できるエゴイズムっていう曲の激をAAで出現するんダ。」


encore extraだから1回でもミスしたら即終了なのサ、とダンクは説明した。


「ど、どうなるんですかDDRは!?」


太田はDDR消滅の可能性を考えて少しパニックになった。


折角始めたのにいきなり終了宣言をされたのなら仕方ないだろう。


「Don't worry、DDRは終わりはしないヨ。」


ダンクは確信した様子で太田に言った。


「KACチャンピオンがクリアして次回があることが確定したシ、」


ダンクは今まで黙っていたがやっと話せるということに喜び生き生きとした様子で太田に告げた。


「MAX.の次の曲が現れたんダ!」


打ち止めという意味のMAX.の次の曲が現れた、つまり・・・


「始まりの・・・曲?」


「詳しくは終わりのその先って意味の曲だネ。」


Over The "Period"、現在DDRのサウンドディレクターであるTAGの新曲である。


巷では終わりの後にTAGの始まりの曲があるのではと噂されていたがほぼ的中しているのだ。


「予想どおりすぎてやっぱりねって思ったけド、本当に出てくると感動とか嬉しさとか色々感情が湧き出てくるんダ!」


ダンクは話を始める前このことを知ったが太田にそのまま教えるのはつまらないだろうと思い、ここまでの成り行きを1から教えたのだ。


「っていうことは、DDRは無くならないってことですね?」


太田は安堵の表情でダンクに確認をとった。


「Of course、DDRはこのまま続いていくはずサ。」



どんなものにも始まりと終わりがある。


DDRは疎か他機種にも終わりが来る日はあるだろう。


本当の終わりが実際に来たら私たちプレイヤーはただその終焉を見守ることしかできない。


しかしなにも覆すことの出来ない現実に嘆くことはない。


私たちはその日が来るまでプレイヤーであり続ければいいではないか。


終焉を迎えるまで楽しもうじゃないか。


Let's DDR・・・thank you








なんか凄く長くなった気がします。


内容が内容だけに仕方ないですかね。


そんなわけでDDRラストはMAX.とOver The "Period"についての話でした。


週一のはずが突然のOver The "Period"の出現情報がでたので急遽書きました。


まあ私としてはとてもタイムリーな話をかけて満足ですが。


MAX.の話はいつか書こうと思ってましたがまさかこんな形で書けるとは思ってもみませんでした。


MAX.が移植されたのを知ったときはそれはもう凄く衝撃を受けました。


Twitterは大混乱、友達ともかなりのやり取りをしました。


それほど凄い曲なのです。


そんな理由もありMAX.は個人的にも音ゲー界隈でかなりの意味深曲だと思っています。


これを見てくださった方は是非ともMAX.のニコニコ大百科をご覧ください。


そっちに詳しく書いてあるので更にMAX.や2MBについて知ることが出来ます。



そういえばダンク先輩がいかにもDDRが難化しすぎて稼働停止したという風に言ってますが、そんな訳ありません。


そこまでドラマチックな理由で停止した訳ではありません。


実際にそんなことしたら暴動が起こります。


大人の事象で稼働停止になったのです。(詳しくはwikiで)


難化していくDDRに警告の意味で出したMAX.、しかしプレイヤーはなにも変わらず寧ろさらなる曲を要求する。


警告を無視した罰としてDDRは終焉を迎える・・・


この方がカッコいいじゃないですか。


少なくとも自分はそう思います。



そんなこんなでDDR編は以上となります。


次回は以前からやりたいなと思っていたネタを出来ればいいなと思います。


それではまた次回。

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