表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
音ゲー部!  作者: day
第1章 〜Welcome to MUSIC GAMEs〜
11/56

2nd Tune 〜実力なんて人それぞれ〜

2nd Tune 〜実力なんて人それぞれ〜


「そろそろ僕はリフレクやるね。」


反町は帯人のプレーを見終わったらそのままリフレクの筐体へと向かった。


「おう、俺はもうちょいやってるよ。」


帯人は返事をした後もう1度e-パスをかざしゲームを始めた。


帯人の実力はレベル10の平均が970kほどで大体の曲はSSSをとっている。


jubilityは9.4くらいで上級者といっても過言ではないレベルである。


しかし帯人は自分の力量に納得をしていない。


確かに身の回りに自分を勝る者はいない、だが帯人は思い知ってしまったのだ。


KAC(コナミアーケドチャンピオンシップ)2015の予選。


内容は、決められたレベル10の5曲をハードモード(通常よりも判定が厳しくなる)で連続で920k以上だしてクリア。


相当腕に自信がないと途中でリタイアとなってしまうのはほぼ確実。


しかも最後の曲はjubeat最多ノーツのドーパミンという徹底ぶりだ。


彼も上級者の端くれ、クリアはしたもののスコアは芳しくなく無念に散ってしまった。


この域に達して初めての挫折、自分がまだまだだと感じた瞬間、全国には更に上がたくさんいるという衝撃。


それら全てが一気に彼に襲いかかり、帯人は絶望した。


それからというもの帯人はよりスコアに執着するようになった。


全てをSSSで埋めないと気が済まない。平均970kなんて馬鹿げてる。もっと力が欲しい。


彼は表には出さないものの心の奥隅には人一倍の闇を抱えているのだ。


「・・・っあぁくそ、また寸止め。」


こうしてる今も帯人は全く伸びないスコアに苦しめられている。


「まだ鳥Sを取れてないのが山ほどある、こいつらをどうにかしないとっ!」


スコアに取り憑かれ躍起になってる帯人。


「わー、やっぱ帯人は凄いや。」


そんな帯人へ1人のおっとりとした青年が賞賛の声をあげた。


「おわっ、反町!?いつの間にってかもう終わったの?」


帯人は余りにも集中していた所為で後ろの反町に気づくことができなかった。


「いやー、たまには名誉師範に挑戦しようかなって思ってやったら最初のSTULTIで即落ちしちゃった。」


反町は1曲目で落ちたためすぐ帯人の元へ戻ってきたようだ。


そんな反町へ帯人は1つの質問をした。


「なあ、反町は今の実力に満足してる?」


帯人は自分のコンプレックス、スコアの伸び悩みについて反町はどう思っているか知りたいのだ。


「んー、そうだね。僕はとくにそんなこと考えてないな。」


満足してるかしてないかではなく考えてないという意見に帯人は動揺した。


「え、じゃあ今のままでいいってこと?」


「そうだね。特に今より上手くなろうとは思ってないかな。向上心がないって言われそうだけどね。」


反町は少し笑いながらそう答えた。


「音ゲーは上手い下手なんて関係ない、楽しくやるのが1番。その時にたまたま上達してたらそれでいい。って部長も言ってたじゃん。」


帯人は昔部長がそんなことを言ってたなぁと思い返していた。


「スコアなんて二の次だよ。確かに上手くなりたい気持ちは分からなくはないけどさ。」


反町はそのまま言葉を続けた。


「それで音ゲーを楽しむ気持ちを忘れたら元も子もないじゃん?」


その時、帯人の昔の記憶が頭を駆け巡る。


スコアなんて気にしないで楽しんでたあの日々を。


初めてレベル10をクリアできたあの時を。


「・・・ふふっ、そうだったね。」


帯人はついに我に帰った。


スコアは確かに大切だ。しかしそれよりも大切なものがあることをたった今思い出した。


「ありがとね。お陰でなんかスッキリしたわ。」


「なんのことかよくわかんないけど帯人が今の答えで満足したならいいや。」


知ってて言ったのか天然なのか帯人にはわからない。


しかし今の言葉で帯人が救われたというのは確かだ。


「それよりも、次の曲選ばないと。」


「うわっ、そうだった。」


帯人は少し焦りながらもしっかりと選曲した。


自己べを更新するためではなく、楽しくプレーできるための曲を。


彼はもうスコアに取り憑かれることはないだろう。






これでjubeat編は終わっていいんじゃねと思いましたがまだ1話残ってるのでこれがFinal Tuneというわけにはいきません。


まだ2nd Tuneです。セカチューです。


書く順番間違えたかなと思いつつもあとがきを書いていきます。


さて、今回はスコアについてですが、音ゲーマーの皆さんはどうでしょうか。


上のレベルへ行けなくてムシャクシャしてる人やスランプ気味の人もいるのではないでしょうか。


私は弐寺では☆11を、ポップンではレベル49に特攻して撃沈する日々です(笑)


☆11はちょくちょくクリアマークつくんですが、ポップンは1つもレベル49できてないんで爆発しそうです(イージーつけてるのに)。


そんな特攻隊の私ですが、たまには自分の適正以下の譜面をやって楽しむこともありだと思います。


スコアや上のレベルのクリアを気にせずプレーするのは気が楽だし楽しいです。


なので帯人みたいになっている方は1回スコアなんて忘れて音ゲーを楽しむことだけを考えましょう。


そしたら何か見えてくるものがあったりなかったりすると思います。


それではまた次回。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ