表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR

毎日ショートショート

そそっかしい男

作者: 華タクロー
掲載日:2026/06/01

僕はそそっかしい。常に何か失敗してしまう。しかもプライドが高いので、誰かの意見とか参考書に頼ろうとしないので、特に失敗が多い。


僕は珍しく参考書を買った。好きになった人にラブレターを書こうと思ったのだが、今回こそ失敗は許されないのでラブレターの参考書を買って、そのまま書き写したのだ。


「これ参考書をそのまま書き写したでしょ」


渡して直ぐにバレた。


ー なぜだ?何がいけなかったんだ?


「帰ったらもう一度参考書をよく読んでみなさい」


僕は帰って直ぐに参考書を何度も読み返したが、理由が分からない。諦めて本を閉じて表紙を見て僕は理由に気がついた。本の作者の名前が彼女の名前だった。


僕はやっぱりそそっかしい…


ジリリリ


電話が鳴る。出てみると彼女からだ。


「理由分かった?」

「…うん」

「じゃあ付き合うのはOKだから」

そう言うと彼女は電話を切った。


僕は何がなんだか分からなかったが、目の前にある参考書のタイトルを見て納得した。


『絶対に振られないラブレターの書き方』


なるほど。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ