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用語解説

聖女関連

* 聖女

物語の世界において、特別な力を持つとされる存在。古来より世界を救済し、瘴気を鎮めると伝えられています。しかし、物語が進むにつれて、聖務院によってその力が歪められ、真実が隠蔽されてきたことが明らかになります。

* 真の聖女

聖務院が説く「魔力を持つ聖女」とは異なり、魔力に依らず、生命そのものとの共鳴によって瘴気を浄化し、人々を癒す力を持つ聖女。レリアの祖母がその真実を知り、レリアがその能力を覚醒させます。

* 偽りの聖女(真の聖女の模倣体)

聖務院の総帥であるカサンドラ教授が、「聖なる結晶」と魔力を用いて作り出した、レリアに酷似した存在。真の聖女の力を模倣し、その生命力を吸収することで、聖務院が支配しやすい「完璧な聖女」として完成させようとされました。

* 聖女の血脈

聖女の力が代々受け継がれてきた家系や系統。聖務院はこの血脈を秘匿し、自分たちの都合の良いように利用、あるいは排除してきました。

力と能力

* 魔力感知能力

リュシアンが持つ特別な能力。周囲の魔力の流れや性質、隠された符文などを敏感に察知することができます。物語を通して、聖務院の陰謀を解き明かす重要な鍵となります。

* 浄化魔術

瘴気や淀んだ魔力を打ち消し、清める力を持つ魔術。リオネル・ヴァンスが得意とする魔術であり、「命の源流」という独自の術式に繋がります。

* 命の源流

リオネルが研究している独自の魔術。生命そのものに働きかけ、瘴気を根源から浄化する力を持つとされます。聖務院にとっては、彼らの目論見の邪魔となる存在でした。

* 生命との共鳴

真の聖女が持つ、魔力に依らない根源的な力。周囲の生命と繋がり、その力を借りて癒しや浄化を行うことができます。レリアが覚醒させる能力です。

聖務院関連の概念・術式

* 聖務院(深淵の聖務院)

古くから聖女を管理し、その教義を広めてきたとされる組織。しかし、その実態は、聖女の真の力を隠蔽し、自らが作り出した「偽りの聖女」を擁立することで世界を支配しようとする、裏の組織でした。

* 符文ふもん

特定の魔術効果を発動させるために、地面や壁、物体などに刻まれる紋様。物語では、瘴気を集約・増幅させる「遠隔増幅符文」や、人々の精神を蝕む「緩慢なる侵食符文」、対象を追跡する「追跡符術」など、聖務院が用いる様々な術式が登場します。

* 瘴気

世界に広がる、人々の心を絶望させ、生き物の生命力を奪う淀んだ気。聖務院はこれを「神罰」と称し、自分たちの支配を正当化するために利用していました。

* 制裁の魔術

聖務院の幹部や、組織に逆らう者に対して発動される、絶対的な処刑の魔術。エリックの命を奪いました。

* 聖なる結晶

港町の地下深くの聖務院支部で、カサンドラ教授が使用していた巨大な結晶。古の聖女の力を凝縮したものとされ、「偽りの聖女」を生み出し、その力を増幅させるために使われていました。

* 生命の道標

レリアの祖母が泉に遺したメッセージに記されていたもの。聖務院の真の総帥の居場所を指し示す、聖なる力を持つ痕跡。

* 聖女の残滓

「偽りの聖女」がレリアによって浄化された際に、光の粒子となって散りばめられた聖女たちの力の断片。カサンドラ教授がこれを吸い上げ、後の復活に繋げます。

重要なアイテム

* 不朽草ふきゅうそう

レリアの祖母が育て方を教えた特別な薬草。どんな困難な時も決して枯れない強い生命力を持つとされ、レリアの「真の聖女」の力を最大限に引き出す鍵となります。

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