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脚下照顧(足元を見よ)
理想に心を奮い立たせて
すこし上向きの目線で
力強く歩けるならば
人生は豊かな結末を迎えられる
上々の出来で
生活も潤い
仲間からも信頼されるようになれば
心はすこしばかり浮ついてくるかもしれない
学ぶこともなく
漠然と戦ってきた人生ならば
結果に溺れることもあるだろう
神と共に生きて
また信仰の師や先輩との交流があれば
そもそもの生命が神からの恩寵であり
苦難も試練も成功も幸福も
魂が神なる世界に戻る時には
ほぼ土に帰るものと理解できる
その時に永遠の宝として魂に残されるのは
生きた証しと磨いた才能なのだろう
人生の足跡に
なにを残してきたのか
どんな才能を磨き
何を、誰を愛してきたのか
足元を見るとは
その辺の要諦なのかもしれないね