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君の瞳の光の青
文学は9割の真実と1割の虚偽
夢の中の君が僕を見つめる
遠く離れる君を失うのが怖くて
目を合わせられない
故郷に帰る君を
暖かい気持ちで送り出せるだろうか?
昨日の君は前に進める希望の光を
プレアデスの星々の輝きのような
すこし愛らしさを含むその瞳に輝かせて
屈託のない笑みを僕に向けてくれた
一緒に自撮りで写真を撮って
すこし焦点が合わずに映った僕の顔を見て
何かをつぶやいたけれど
僕の心はそれを聞き取ることを
拒んでいたような気がする
海が見えるショッピングモールの中のカフェに
仕事で訪ねる長崎で
再会の約束をしたけれど
果たしてそれは実現するのだろうか?
君が着けていた綺麗な青の時計が
君の瞳の中の輝きとリンクして
僕は「キューバリバー」を飲みほして
夢の中のBARを外に出る