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詩[思索]

せんを描く

作者: 日浦海里

なにもない場所に引いた1本の線


横に引いた?

縦に引いた?


直線だった?

曲線だった?


波を打っていた?

丸くなっていた?


ただ1本の線なのに

それでも見える形はたくさん


太い線に細い線

赤い線に青い線


鉛筆で書いた?

筆で描いた?


グラデーションが綺麗だね


何かを作り上げるとき


何もないところから産み出して

思い通りにするのも楽しい


何かあるものたちを組み合わせて

思う姿にするのも楽しい


創るってきっとそんな風に

楽しみたいからつくりあげるもの


それが全てなんじゃなくても

それが始まりなんじゃなくても


1本の線を引いた時


なにもないを

なにかあるに

かえることができるのは


あなたが線を引いたから


今度は盤面を回してみようか


さぁ、文字通り世界が変わるよ

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― 新着の感想 ―
[一言] あき伽耶さんのレビューから伺いました!(´ω`*) 確かにお子さんの自由研究にぴったりかも……! なにもないをなにかあるに変えるのは、ただ一本の線から始まるのですね。 世界が変わる体験を子ど…
[一言] これは 人の背中を押す作品ですね。 始めるエネルギー 挑戦する起爆剤 ( ・∀・)イイ!!
[良い点]  なにを使って、どのように描くのかも自由。  その見方も自由。  今度は盤面を変えたら、また違った世界が見える。  決められたことはなにもない。すべてが自由。  そんなふうに思えました。 …
感想一覧
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