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天才とかどうでもいいから怒られたい

作者: 塩濆け幾等

僕はまだ、怒られるということを知らない


僕は褒められるということしか知らない



褒められる


それはとてもうれしいことだ


だけど


ずっと、なんでも褒められていると、


なにが正しくて

なにがまちがいなのか


分からなくなってしまう



怒られる


それはあまりよくないことだ


だけど


それは優しさで溢れていて


なにが正しくて

なにがいけないのか


ちゃんと、教えてくれる



「褒められたい」から何かをやろうとする


それはとてもよいことで、みんながそう思っているんじゃないかな


だけど


「怒られたい」から何かをやろうとする


なんて、おかしいよね。


だけど、


僕はまだ、怒られるというのを知らない


天才だからとか、周りとちがうとか、そんなことどうでもいいから、


とりあえず、


僕は怒られてみたい。


そして、


怒られた後の、優しさを、


感じてみたい。


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