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俺たちの青春は非日常である  作者: ゴリラ・ゴリラ・ゴリラ
プロローグ
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プロローグ

 この世には未だに人間の手によって解明されていない。不思議な事が多く存在している。


 例えば、何処かの訳の分からない文明やオカルト、宇宙人、自然現象など。人間にはそれは浅く、そして、深々しいものである。


 ある預言者はこう言ったそうだ。二〇XXには、地球は消滅すると言った。


 だが、それはどうだろうか? 本当に地球は消滅したか? いや、消滅していない。今でもピンピンと元気に平和な日々を送っている。


 しかしだ、消滅と言ってはいるが、徐々に地球は破滅へと進んでいるのは確かである。二酸化炭素増加、北極の氷の減少、汚染物質、世界中で起きているであろう揉め事。それが地球の消滅へ一歩ずつ進んでいる事だろう。見えない所よりも見える所で何が起きているのかは、誰でも怖い事である。


 そもそもこの世の不思議とは、そう簡単に体験できるとは限らない。時間、場所、気候、天気など、その条件をクリアしている時に偶然の確率、およそ0.01%の確率で起こりえるだろう。


 だったら、そんな確率は自分の運に使いたいものだ。


 運に使うとするならば、宝くじで五億円が当たるとか、競馬で最高額の万馬券が当たるとか、企業が成功するとか、何かの大会で優勝するとか、そんなことに使いたいものだ。


 だが、それは俺にとっては不運なことである。


 全てを否定するつもりはないが、それは物理的に科学的に不可能と判断するのが正しい。そんなのは、SFやファンタジーの世界でやってほしいものだ。


 結論、この世界において、全ての不思議現象は不可能。オカルト、SFは無い。絶対にない。もし、あるとするならば、俺はその全てを否定し続けるであろう。


 世界は二十四時間、一日中動き回っている。


 そして、春夏秋冬があり、国ごとにそれぞれの大事な日がある。


 これを誰かが見ている時は、恐らく、俺はここにいないだろう。


 それでも知っておいてほしい。


 ここに俺が存在していることに−−


 自分の記憶が確かである内に−−

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