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41話 死んだ。。。



何もない。


ただ白いだけの世界。


ああ、ここは。




あーそうか。




久しぶりというには些か早すぎる気はするが。


「死んだのか」


「ええ、貴方は死にました。まこと殿。何ともお早いお戻りでございましたな」

寝ている俺の顔を覗き込み、そういうのは老人だ。


「早すぎじゃね?つーか俺の人生ハードモード選択してたんじゃないかってくらいエゲツないんだけど」

「人運がのぉ。真殿は人運さえ良ければ、それなりに良い人生が楽しめたのですがねぇ」


俺に話しかけるこの老人は、何を隠そう俺とシラメをあの異世界へ送りつけた張本人である。

ちなみに神様だ。

この場所は、前回死んだ時も来たために覚えている。


「ええと、何で私も死んでんの?」

俺の隣で声がする。

首を横に傾け、その人物を視界に入れた。

そこにはシラメが俺と同じように、横になっていた。


「魂の誓いに反したからの。そりゃ、死ぬわい」

やっぱ魂の誓いってそういう効果もあったのか。

道連れの危険性もあったのか。結局俺がシラメを道連れにした形だが、その作戦考案はシラメだからな。文句は言わせん。


「あーそういうのもあったわね」

シラメはそういうと、自分の腕を枕のようにして俺に背を向けた。


「まあまあそう気にしなさんな。お主らにはまだシラメ殿が持っていた半分の魂が残っておるじゃろ?それを使ってまた飛ばしてやるわい」

神様がそういうと、シラメは飛び起きるように立ち上がり、早くしなさいと言わんばかりに神様に近づいた。


「まあまあ慌てなさんな。しかしのお。同じ街に送り込むのはできんのじゃ、神の力が関与したと思われる痕跡は残したくなくてな」

「え?じゃどーすんの?また別の世界?」

「んや?それはないの。魂を別の世界へ送るにはちと魂が小さすぎるのでな。同じ世界は同じ世界じゃよ?しかし今回はちと送り方が違う」


神様は空間をいじりながら何かキーボードのようなものに何かを打ち込み始めた。


なんか前に来た時も俺は二人の会話を、聞き流すように聞いていた気がするが、この神様さっき半分の魂でもう一度送るって言ったか?


前回は一つの魂を使って二人を送ったって言ってたよな。

つまりその半分でやるって事だよな。できるのだろうか。

魂の誓いなどというクソスキルを押し付けられた点から、俺はこの神様を信頼していない。


優しそうな見た目だがやっていることは屑だからな。魂の誓いなんてクソスキル付与しやがって。

嘔吐塗れのあの無能スキル本当にどうにかならないのか。


「というわけで王都へGO!じゃ!」


「は?ちょい待て!何言ってんッ」


神様は俺の質問を聞く前に、俺とシラメを光が包み込んだ。


王都ってフィーアとかルーファスがいた場所だよな。

あの街よりは......まし..なのか?


いやでもあのルーファスとかフィーアがいたところだからなあ。

ムンタウンの元祖みたいな場所じゃないといいが。



俺は不安の中意識を飛ばされた。





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