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終期超越 シドシワルワ  作者: 弥島真
プロローグ
1/27

終わる男

 広い宇宙空間の中で、一際異彩を放つ化け物。数百メートルはある本体の左側は、まるで1つの巨大な花と化している。そして右側は、「元々」の姿のまま、相変わらず多数の蕾が生えている。


 凶刃に腹を貫かれ、力なく倒れ行く中クエンティンが最期に見たのは、その化け物に向かって行く3機のシドシワルワ、ACE、VIOLENCE、CUBEの姿だった。


 消えゆく意識の中、クエンティンは誰にも聞こえることはない思いを、これからも人類の希望となっていくであろう「みんな」へと託していく。


「廻……レナード……ミヤカ……後は頼んだぞ……。しかし、他の2人はまだなのか……? まさか、『コイツ』の暴走に巻き込まれて……。駄目だ、もう意識が……。ルーカス、君の言う通りにしておいて本当に良かった……。後は頼んだぞ……み……ん……」


 クエンティンは、現在宇宙で起こってしまった出来事の結末を見届けることなく、命を落としてしまった。


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