表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

PR
61/410

61 なんとかキャストっていうやつ

「おいおい、チョットマ、それって楽しい話?」

 ンドペキが思わず口を挟んでいる。

「楽しい話って、ユウが言ってただろ」


 チョットマは今度ははっきりと笑った。


「ンドペキ……、大丈夫……。あれもこれも……楽しい思い出だから……」



 カーテンから顔を覗かせた者。

 それはそれは、小さな男性だった。


 えっと、男だと思う。


 羽根つき帽を被った、カ、エ、ル。

 小さな剣を腰につけ、兵隊さんの制服を着て。

 カエルって、実際は見たことないけど、きっと。



「カエル……」

 ンドペキが唸った。

「そうよ……、巨大ガエル……。茶色の……。でも……」



 どう見ても、人じゃない。

 仮装でこんな小さな体になるわけない。

 きっとこれはマスカレードのいたずらなんだ、と思った。

 なんとかキャストっていうやつ。


 でね、カエルが言うのよ。


「旅人よ、この先に行こうってのかい」


 その声が何ともかわいらしかった。

 ついつい私、先には何があるのかって聞いてしまった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ