表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

307/317

307 真相10 「神」との闘い

「あてずっぽうで言うと、その三人に加えて、ホトキン」


 ライラの夫、オーエンの右腕。技術者。


 彼は最後の最後まで必要だったろう。

 オーエンはキョー・マチボリーを無力化した。

 キャプテンとしての意識が及ばないスペースを、いたるところに確保した。

 キョー・マチボリーはそれを認めている。

 背中の出来物や内臓にできた腫瘍を例にしてね。


 そしてやがて、オーエンはこの宇宙船のあまたのシステムを手に入れた。

 しかしアギであるオーエンができないこと、物理的に何かをしなければいけないこと、それは技術者ホトキンの担当だったはず。

 そして東部方面攻撃隊の数人を含めた百人ばかりの役割だったはず。



 アギという言い方、なんだか懐かしいね。

 と息を抜いたつもりだったが、誰も微笑みさえしなかった。




「グラン・パラディーゾが起動される数日前から白い霧は姿を消した。ロームスは察知していたんだ。オーエンがあのような方法で攻撃を仕掛けてくることを」


 だから霧はどこかに避難した。

 グラン・パラディーゾを破壊するために、ステージフォーの連中を操るだけの量を残して。


 オーエンも黙っちゃいない。

 ロームスの目論見を阻止する。

 兵のエネルギーパットを一気に放電させるという手を使って。


 僕らの知らないところで、オーエンとロームスの戦いは始まっていたんだ。



 ロームスはどこに退避したのか。

 パリサイドのあの星なら、一網打尽。

 オーエンの思惑通り。


 結局、ロームスが死滅したかどうか。

 知らんし、知りようもないけどね。


 今のストーリーだって、僕の完全な憶測。

 真実を問いただす相手、もういないから。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ