表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/309

11 生暖かい怒り

 これは……。

 いつしか、樹脂製の舗装は硬い石に変わっていた。



 ここは?

 顔を上げた。


 えっ。


 ニューキーツ!


 な!



 身体に冷たいものが走った。


 ここは!

 俺の部屋の前ではないか!



 慎重に辺りを見回した。

 まぎれもないニューキーツの街並み……。

 夜のとばりに沈んでいる陰気な街並み……。

 霧が出ているのか、街灯の光はぼやけているが、懐かしい通り……。



 くっ。


 身体に走った冷たさは、たちまち生暖かい怒りに変わった。

 新手のバーチャルに違いない。


 ふざけやがって!

 こんな遊びにはめやがって!


 なんでも出てきやがれ!

 イルカの少年でもなんでもいいぞ!


 地面に吸い付くように足を動かさず、全身に力を漲らせた。

 さあ、来い!



 敵意のある仕掛けなのかどうか、そんなことはどうでもいい。

 俺を弄べると思ったら、大間違いだ!



 くっ。


 来やがったな。


 暗い街路を歩いて来る者の姿があった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ