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ALIVE  作者: 瀬底そら
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風の章2 守るために

風の章2 守るために


 (――パイロノイド――)

(オメガにまで、あたしはそう呼ばれて、)

(忌み嫌われるの?)


 稲妻を受けながらもぎりぎりの状態で立ち上がったラピスを火焔障壁で庇い、そして炎の剣をジンに突きつけながらユキは一瞬唇を噛んだ。その瞬間、炎の輝く剣は激しく渦巻いた。

「まぁ、君が暴れてくれれば、私も楽なんだ。全てを破壊して、最後に君たちを始末すれば、私の正体など愚かな人間どもに知られることもないからね。」

 ジンは笑みを絶やさない。ラピスの脳裏であの闇のオメガの少年と今目の前にいる風のオメガの男の姿が少し重なって見えた。ジンの左手からは鮮血が床へ零れ落ちている。この傷と軽い火傷だけが、ラピスとユキがジンに与えた攻撃の結果だった。反対にラピスは全身が焼けるような痛みと痺れを感じ、ユキは直接の傷さえないものの、二人分の障壁を作り続けることで見えない疲労がたまっていくようだった。

 ラピスは自分を守る炎の壁とユキの燃える剣に改めて目を向けた。燃える剣は一度見たが、その時はそれよりも自分の剣を避けたことに驚いていたのだった。彼女の力は不思議でしかない。しかし、今は何も聞けない。


 「くっくっくっ。無理して立たなくていいんだよ?ただの剣で私に攻撃すればどうなるか、わからないのかな?」

 ジンはラピスを挑発した。自ら動くことなくラピスを効果的に死の淵に追いやるには、彼をけしかけて剣で攻撃してきたところに稲妻を放てばいい。

「ラピス、聖を呼んで……あたしがあいつを引きつけるから、その間に。」

 ユキは無線機をラピスに放り投げると火焔剣を携えてジンへと向き直った。ラピスはその時初めて、彼女が自分を名前で呼んでいたのに気がついた。炎の壁が、痛手を負った自分を守ってくれていた。


 ユキは一気に駆け出すと、ジンの手に集まる新しいエネルギーをものともせず、剣を大きく振った。ぎりぎりで届かないと思われた刃は突然炎の膨らませてジンに襲い掛かり、ジンは慌てて後退した。剣は剣でも、まったく性質が違う。ユキの剣はおそらく当たれば切り裂くのではなく、焼き切るのだろう。的を外した剣は床を叩きつけ、そこから軽く煙が上がった。

「おかしな剣ですね……君が人間から忌み嫌われる理由もよくわかる。愚かな人間どもは、自分の持たぬ力を持つ者を認めないのだから。」

ジンはおもむろに構えを見せると、右手の拳を突き出した。ごう、という風の音がして、ユキは床に叩きつけられる。

「っ……。」

上着が擦れて破れ、彼女の皮膚も擦り傷を負った。それでもユキは何事もなかったかのように立ち上がった。これまでも死線を張ってきた。これくらいでは、倒れない。

「パイロノイドとはいえ、私には適うまい。何しろ、その力は所詮偶発的なものだからだ。それに、私たちは同じ忌み嫌われる者同士。そこの男を庇う必要もないだろう。」

「……うるさい。」

ユキは再びジンにその言葉を言い放つ。ジンの挑発は、ユキに大きなストレスを与えていた。それは自分がかつて迫害された種類の生物であり、生物学上は人間として認められていないということだ。それはもしかすると今も同じなのかもしれない。

「うるさい、とは失礼ですね。私には、君の気持ちがわからないこともない。図星をつかれて、苛立っているのだろう?」

 ユキの剣が一気に膨らむ。それは彼女が動揺していることを十分に示していた。ジンはそれを見て、にやり、と笑う。オメガとの戦いで冷静さを欠くことは致命傷につながる。普段のユキならば理解していることが、徐々に蝕まれていく。


 一方、聖はラピスからの報告を受け、電気塔に向かって疾走していた。持ったままの上層部との通信に使っていた無線機からは聖に向かって副総監のけたたましい声が聞こえる。

「待ちなさい、電気塔は他に任せて、霧峰は直ちに上層階の警備につきなさい。」

(いっつも、いっつも、あんたらは自分のことしか考えとらん。他、って誰やねん。剣士が雷に勝てるんか?ふざけんなや。)

 聖は温厚な彼らしくなく、腹を立てていた。風のオメガの来襲を上層部に報告した瞬間、上層部は自分たちの安全の為に聖に上層部専用の4階警備につくように指示したのだった。それは今電気塔で戦っている仲間を見捨てて、という意味だ。

(2人で心配ないんやったら、ユキは俺を呼ばん。助けが必要やから呼んでるんや。それがわからんのか!)

 「霧峰、これ以上命令を無視するのであれば、罰則を与えるが?」

 副総監の声が止むと、すぐに総監の厳しい声が流れた。総監と副総監は同じような種類の人間だ。偉そうに指図をし何かにつけて罰則を口に出すが、いざとなると自分の安全を最優先させる。前回、水のオメガと地のオメガが一度に来襲した時も副総監のたかが砂漠の視察に5人しかいなかったFASTAのうちの、たった1人の剣士を護衛につけさせたのだった。

「ごちゃごちゃうるさいわ!自分のことばっか考えんなや!罰則やったら、なんぼでも受けるわ、もう黙ってくれや!」

聖は自分を怒鳴りつける無線機に向かってそう叫ぶと、砂嵐の中にそれを投げ捨てた。


 火焔障壁が音もなく消える。

 ラピスは聖に連絡した後、施設の奥へとジンを引きつけて行ったユキを追っていた。その途中で、先ほどまで激しく燃えていた炎の壁は消えた。物音は聞こえない。広大な施設のどこにいるのか、わからない。

「ユキ!どこだ!?」

今まで名を呼ぶのを躊躇っていたのを忘れたかのように、大声をあげてユキを呼ぶ。それがまた、自分の身にも危険が及ぶことを承知しながら。

 空を斬る音が聞こえ、暗闇で見えない先から、形のない刃が再びラピスを襲う。それは左腕に与えて、そこから血が溢れた。ラピスは一瞬顔をしかめたが、踏みとどまる。無言でキャリバーンを構えると、闇の中に斬り込んでいく。


 ユキは物陰に潜んでいた。時間稼ぎは十分できたが、疲労は覚えていた。パイロノイドの能力を使い続けた上にたった1人でジンの相手をしていたのだ。また、この塔に誤って火焔剣をぶつけたものなら、キュアベースに甚大な被害が及ぶ可能性もある。戦闘の環境としては、彼女にとっては最悪以外の何でもない。

 遠くでラピスの声がした。火焔障壁を張るには距離的に遠すぎる。あれだけ気に入らない男でも、オメガに殺されるのはもっと気に入らなかった。

(あのバカ……大声出したら気づかれるの、わかんないのかな。)

聞こえないように溜息をつくと、ユキは辺りを見回しながら立ち上がる。放って置けないのが彼女の心情だった。27歳の実年齢よりは幼く見える可愛らしい顔が埃に塗れて黒ずんでいた。

「許さない……この小癪な人間め!」

 突然、ジンの怒鳴り声が聞こえ辺りは大風で雑多な物が舞い上がった。同時に巨大なエネルギーをジンが放出したのか、電気系統の機械に稲妻が走り、大きな音を立てて焦げた匂いがする。

消えていた灯りの制御が狂ったのか、施設全体の照明が明るく灯った。


 ユキの目に映ったのは、横腹を左手で押さえながら膝をついたジンの姿。その指の隙間からは真っ赤に染まった服が見える。それはみるみるうちに辺りを汚していく。

 そしてジンの背後で肩を大きく上下させながら、キャリバーンによって自分の身体を支えるラピスがいた。彼の衣服から、煙が上がっている。それはひどく焦げついていた。ラピスは、風の刃の攻撃に辞さず、その攻撃の隙をついてジンに大剣の一撃を食らわせていたのだ。そしてジンもその代償のカウンター攻撃をラピスに放ったのだろう。

「も、もう、許さない……遊びは、終わり……だ。」

ジンは一気に両手空中に向けて掲げると大気中のエネルギーを集め始める。昨夕のどんよりとした空の色をさらに濃くしたような暗黒の色だ。ユキは直感で危険を感じた。これまでにない大きな、そして凶暴な力が風のオメガの手に集中する。


 ラピスは全身に耐えがたい痛みを感じながらも、ジンに向かって再び突進する。ジンはそれを認めたが、動かない。ラピスの剣に、その巨大なエネルギーから雷の刃が走る。

「!!」

悲鳴も何も出ない。キャリバーンは持ち主の手から離れ、床に音を立てて転がった。その直後、ラピスも同じように床に倒れた。

「ラピス!」

ユキの叫び声にジンが気づき、視線を向けた。ユキはジンの視線に込められた思惑に気づき、火焔障壁を張った。

「くっくっ、これでも食らいなさい……。」

両手をユキに向け、その暗黒色のエネルギーは一気に放たれた。障壁は一瞬勢いを増し、ジンから放たれた全てを飲み込むであろう大気の力を食い止めようとしたが、無駄な抵抗だった。


 「ユキ!ラピス!どこや!?」

 大砲でも打ち込まれたかのような爆発音がして、聖の緊張は高まった。電気塔内部は異様な匂いが立ち込め、さらに2人の姿は見当たらない。煙が入り口より右の施設の方から上がっている。それは少しずつ、建物全体に充満していた。聖は煙を吸わないように長身を少し屈めながら爆発音のした側へ駆け出した。


 煙が濃くなり、異臭がする。身体に悪影響がある煙だというのは目にツンとしみることでよくわかる。だが聖はその煙の元があると思われる階段の先を目指して、一気に走りこんだ。

 その瞬間、暗い足元に柔らかい感触を感じて上ってきたほうを振り返る。

「ユキ!」

足元に感じた感触はジンの攻撃によって吹き飛ばされ、うつ伏せに倒れこんでいたユキだった。急いで駆け寄ると、ユキを仰向けに抱きかかえる。頭をぶつけたのか、血が彼女の顔を汚していた。聖はその逞しい腕にユキを抱えると首筋に指をあてる。脈はあった。

「おい、ユキ、大丈夫か?」

「んん……。」

ユキは薄く目を開いた。しかし、身体には力が入らない。辛うじて、意識をとどめている状態だ。

「ユキ、ここにおれ。動いたらあかんで。」

そっと階段の柵にユキを持たれかけさせる。

「聖、待って……。」

風のオメガ、ジンを目指して怒りのまま立ち向かおうとする聖にユキが声をかける。

「あいつが、危ない……。」

幾度もジンの稲妻を受けたラピスが危険な状態にあるのは、ユキにもわかっていた。

「あいつ、ジンの稲妻を何回も受けてる……。」

擦れた声が、聖に言葉にならない望みを託していた。

「わかってる。もう無理して話さんでええ、俺が何とかしたる。」

聖はぎりぎりの状態で言葉を搾り出すユキを牽制すると、階段を駆け上った。


 「……まだいたのか、小癪な人間ども。」

 聖を見てジンは荒い息をつきながらも、ふてぶてしく言った。ジンの下半身の服を血が染めている。そしてその奥に、ラピスが倒れているのが聖の目に映った。

「絶対、あんたを許さん。よう俺の仲間をあんだけ傷つけてくれたな。」

温厚な彼らしくなく、聖は怒りのままに言葉を吐いた。ジンはその怪我からか、その場に座り込んでいたが、立ち上がる。

「人間あと一匹くらい、私が始末してやる。」

激しい怒りがジンを突き動かしている。ジンもまた、いつになく冷静さを欠いているのだ。聖は大きく振りかぶると、ニシグル独特の格闘術の構えを見せた。ジンはラピスによって斬りつけられた横腹を庇いながら、腕を突き出した。ごおっ、という轟音と共に、風の刃が聖を襲う。しかし、聖は顔色ひとつ変えずに構えていた。そして、その風の刃は聖を避けるように辺りを駆け抜けていく。

「……どういうことだ?」

ジンは聖に自分の攻撃が当たらなかったことに衝撃を受ける。


 一瞬の隙をついて、聖はジンに飛びかかると強烈な一撃を食らわせた。その蹴りはジンの顎に的確に命中し、ジンは何が起こったのかもわからずに吹き飛んだ。手応えはあったが、それと同時に自身の身体に強い痺れが走る。

(やっぱ、簡単には、いかんな。)

ジンが攻撃を意識していなくても、その身体は雷の力を帯びている。それは例外なく聖の身体に食い込んだのだ。しかし仲間が倒れている今は、躊躇している暇などない。痺れを振り払うかのように気合いをためて、聖は次の攻撃に備えた。


「アレックスさん、しっかりしてください!」

SEMI-Fの少年が必死で声を張り上げた。しかしアレックスはうつむいたまま、呆然とモニターを見ているだけで何もできない。

(僕の、責任ですよ?)

激しい悔恨の気持ちが彼を支配していた。


 そもそも、砂嵐の判断の誤りからこの状態は始まった。ジンの気配を感じることなくFASTAの1人を輸送車の援護に出してしまった。さらにオメガの来襲でFASTAのリーダーまでもが飛び出してしまった。その結果、総監や副総監からは怒りの指令を受け、今すぐに聖を呼び戻せと罵倒される。

(これで、ユキさんや、聖さんや、あのラピスさんが無事じゃなかったら、)

(僕は、なんて、無力なんですか?)

眼鏡の下から涙が溢れ出す。それは自らの失敗に対する後悔と、無力さを呪う涙。

「アレックスさん……。」

先ほどまで必死でアレックスを励ましていた少年の声が沈む。言葉のかけようがない。二人とも黙り込み、通信棟でほとんどパニック状態で動いていた人々も静かになった。


 それは決してアレックスを責めるわけではなく、仮リーダーである彼を支えきれなかったことへの悔い。これまでマリフが1人で判断し、おこなってきたことは彼には経験に不足することだったのだ。

 しかし、このままエンジニア達が動かないのはキュアベース全体の存続に危険が迫ることであった。静まり返ったその空間に聞き慣れた暗号キーを押すボタンが響き、すでに全員がいるはずのその部屋のドアが開く音がして、アレックスは視線をそちらに向けた。


 (……聖?――)

長い時間をかけてゆっくりと目を開き、ラピスはジンと現在対峙しているのがいつの間にか駆けつけた聖であることを理解した。少し身体を動かそうとしたが、焼けるような痛みを感じ、簡単には動かせそうにない。

(俺は、こんなところで、倒れているわけには、いかない。)

(剣は……?)

ジンに見つからないように、そっと視線を動かして、形見の剣の行方を探す。それは照明の光を浴びて、少し離れたところで高貴な光を放っていた。

(あそこ、か――)

その在処を知り、少し表情が緩む。キャリバーンさえあれば、もう1度キャリバーンでジンに攻撃することができれば、ジンを倒す自信があった。そして、そのチャンスを逃さない自信も。


 同じ頃、未だに滴り落ちてくる血を自らの手に拭きとってユキは起き上がった。頭が痛い。それは傷によるものと、パイロノイドの特殊能力を使い続けた結果の精神の消耗からだろう。しかし、それを理由に休んでいるわけにはいかなかった。

 パイロノイドといえども、その炎を自在に扱う能力を思いのままにするには訓練が必要だった。いつでも冷静に力を操ることができるようになるのに、長い時間がかかった。 反対に言えば感情的になればなるほど、その力は暴走してしまう。だからこそ、どんな時であれ、どんな場面であれ、彼女は冷静さを保っていなければならなかった。。

 もし感情的になればどうなるのか。その力は思いもかけないほどの恐ろしいものとなる。炎の力は増し、その攻撃や防御の範囲も広がる一方、彼女の消耗はひどくなる。制御が利かず、力の暴発が起こってしまう。

(絶対に、奴を倒してやるわ。)

遠目で聖の苦戦が見える。ラピスがどうなったかはユキにはわからない。

 

 ここまでオメガが抵抗したのは初めてだった。いつもならばある程度の交戦でオメガは身を引いていく。だから今まではFASTAの負傷も少なかったのかもしれない。しかし今は違う。ここで3人が倒れれば、キュアベース全体の危機となる。ユキの心に火がともる。


「……マリフさんっ!?」

 医療棟でまだ治療中のはずのエンジニアリーダーであるマリフ=スパロウがそこにいた。静まり返っていた通信棟で驚きの声があがる。青ざめた顔色がまだ治療が必要なことを示していた。

「アレックス、何かあったの?」

未だうつむいたまま動かないアレックスにマリフは視線を移した。

「治療棟の私に、任務につけと副総監が来たわ。あなたじゃ駄目だと……。」

しかし、アレックスは震えたまま動かず、声も発しない。

「オメガです。電気塔を襲っているんです。」

思わずSEMI-Fの少年が言う。マリフの目に緊張が走るのがうかがえた。

「FASTAはどうしたの?他の部隊の防衛配置はしたの?」

アレックスは首を横に何度も振り、机に突っ伏して泣き出した。彼はやらねばいけないことをすべてできなかったことに打ちのめされてしまったのだ。


 マリフは、それでも怒らなかった。アレックスの肩に手をかけるとそっと彼を撫でた。

「1人で、板ばさみになって、大変だったのね……大丈夫、私がいるわ。」

それは普段の彼女に対するプレッシャーを代わりに受けてきた彼に対する慰めの言葉だった。

「みんな、よく聞いて。これから防衛配置を行います。直ちに全部隊に連絡を!」

エンジニアたちは一度に活気を取り戻し、動き始めた。

「エリク、これまでの経過を教えてくれますか?」

SEMI-Fの少年はマリフから指示をうけ、緊張の面持ちで電気塔の資料を差し出し、説明を始める。それを受け、1、2点不明な点を尋ねて納得した後、エリクという少年に丁寧に礼を言う。次にマリフはアレックスの隣に座ると、彼に向かって言った。

「アレックス、よく聞いて。私たちは直接オメガと戦うことは不得手だわ。でも、みんなを援護するために、みんなを守るために戦うのよ。だから、手伝って。」

モニターには、黒煙を吐き出す電気塔の姿が映し出されていた。


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