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フェアリーストーリー  作者: みさりん☆
火を司るドラゴン
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部屋

私たちは素直におじいさんについていった。


部屋の1つに入るとそこには2つのベッドがあった。


そして部屋の中に入るとおじいさんは言った。


「すまんな。この村のものはよそ者が嫌いなんじゃ。」


「いえ。あまり気にしてませんから・・・」

私はおじいさんに言った。


「あの・・・。失礼ながらお伺いしたいことが・・・。」

ずっと黙っていたレンが口を開いた。


「なんじゃ?」


「なぜ壊れた町をそのままにするんですか?」

もっともな質問だ。

確かに修復作業をしてるふうには見えない。


それを聞いたおじいさんの顔がみるみる青くなっていく。

「そ…れは・・・」

少し視線をさまよわせたあとため息をついて話し始めた。


この村に起こったこと


そして村人たちがよそ者を嫌う原因を。

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