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お隣さんとベランダごはん  作者: シルヴィア・紫の夜明け


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3/9

ねぎまと鶏むね肉のコルドンブルー

 日が沈みかけたころ、スーパーの精肉コーナーを眺めていると半額のシールが貼られた焼き鳥セットが3セット置かれていた。

 中はねぎまのみだったのでそれが不人気の理由だろうか。

 精肉コーナーを離れビールゾーンに向かおうとすると、金髪ロングの美女とすれ違った。

 何となく役得であると感じる。

 ただ美女とすれ違っただけなのに。


 ベランダのテーブルに電気式のコンロを設置してねぎまを焼き始める。

 一応焼き鳥用として売られていたのを買ったが、たこ焼き用のプレートも付いてきた。

 ベランダたこ焼き、うん、悪くない。

 ねぎがいい感じに焦げ始めると、隔板から手が生えていた。

「こんばんは」と手に声をかけると、びくっと震えてから奥へと引っ込んだ。

「こんばんは。少し焦げっぽい匂いがするので大丈夫かなと」

「大丈夫ですよ。丁度いい感じに焼けたところですし」そう言ってからコンロの電源を切る。

 まだまだ串はあるけれど順次余韻を味わってもいい。

「焼けた? ベランダで何か焼いていたんです?」

「焼き鳥ですよ」

「なるほど、ベランダで焼き鳥。思いつきませんでした」

 こうお隣さんと関わる前からベランダで焼き鳥はちょいちょいやっている。

 缶ビール片手に風に当たりながら食べる焼き鳥は美味しいのだ。テーブルを柵にしてもいいし、焼き鳥を自ら焼かないならそうなっていただろう。

「食べます? 沢山あるので」

「いいんですか! ちょっと待っていてください」

 数分後、お隣さんが戻ってきたので昨日と同じように交換をする。

 ねぎまを4本乗っけた紙皿を渡すと、祭りで売られているような唐揚げ棒みたいな紙コップを渡された。

 大きさは唐揚げと同じくらいだが、ハムカツのような見た目をしていた。

「いただきます」と隔板の向こうのお隣さんに向けていってから、その揚げ物をかぶりつく。

 すると中からとろっとろのチーズが出てきた。

 美味しい。美味しいけれど、何料理何だろうこれ。

ポシェにするか悩みました

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