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坂の上の街  作者: 玲於奈
プロローグ
7/20

したきりすずめ

なし

自然あふれる

細い路地があり

竹やぶがあり、

地価狂乱のご時世に

都下にこのような

場所があるとは驚きであった。


まさに、奇跡である。


話が前後するが、

淳には、保育園時代から

放浪癖があった。

自分がこうと決めたら

決して

それを曲げなかった。


研究がすすみ

今でこそ

ADHDなどと

英語で言われているが

園の先生は

その感情の激しさ。

起伏の激しさに

何度、

手を焼いたことであろう。


しかしながら、

その起伏の激しさが

思わぬ

産物をもたらしたものも

あった。

「芝居」である。

保育園では、

秋にそれぞれの組が

劇を発表する催しがあった。


淳がいる年長は

「したきりすずめ」

であった。

時代は、21世紀と

言われはじめているのに

なんとも

古風な演目であった。



なし

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