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坂の上の街  作者: 玲於奈
プロローグ
18/20

おごれるものはひさしからず

なし

どうしようもない自分

それはどうしようもないこと

しかしながら


まことに

小さな国が、

開化期を

むかえようとしている。


 司馬遼太郎 

 坂の上の雲(一)

 文春文庫より


この名作はこれで始まっている

そこ笑うな


さて淳は、今本当に

せっぱつまった状況で

幼少ながら

どうしようもない


これ以上のない貧乏

昨今話題のホームレスなんとか


しかしながらそれがいいとかわからないとか

言う状況

そこから立ち上がるよ

おしんの様に

まだまだ不幸は続くが

さて

そんな暮らしが小学校2年まで続いた



そしてそれは突然のことであった


5トントラックが横付けされた

横付けと言っても

それは

大家のメインアプローチの

コンクリの道路


引っ越しを予期してか否かは

わからぬが

何日か前に業者が

きれいに舗装した道路

私道路なので・・・


母屋からも人が出る

母の仲人が仁義を通したのだろう


あまり物はないが

どんどん物が積まれていく


父は無言で何も言わない


仲人との話がついていたのだろう

NPKに出て

人生が変わってしまったらしい

おごれるものは久しからず


世のうきよえは

ことのはしかな。

なし

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